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 2015年9月~2016年8月の試合結果

第12回アミノバリュー旗・ゼット旗争奪愛知県東大会

 2016年8月28日 決勝戦 愛知尾州ボーイズ ● 2 - 4 ○ 岐阜東ボーイズ
ありがとう3年生!ラストゲームは完全燃焼で銀メダル!
 激闘延長10回、総力戦の戦いは惜しくも準優勝!

【負】生駒(拓)
【二塁打】新谷
【盗塁】山本(峻)
【犠打】山本(将)

 昨年からの参加となった本大会も、本日最終日の決勝戦を迎える。早朝からの集合出発ではあったが、時折涼しげな風と蟋蟀の泣き声で、やや早い秋の足音を感じる朝であった。昨日の準々決勝、サヨナラ勝ちで勢いに乗る愛知尾州、3年生は泣いても笑ってもこれが最後の大会、最後の試合であり、優勝旗を勝ち取り有終の美を飾りたい、そんな選手とご父兄全員の思いの中、9時57分プレイボール!
1回表、岐阜東ボーイズさんの攻撃、ラストゲームの先発に指名された平田は、落ち着いたピッチングで三者凡退で抑え、上々の立ち上がりを見せる。
1回裏、切り込み隊長1番橋倉が四球で出塁。続く昨日のサヨナラ男山本将がきっちり送り1死2塁、続く3番坂井田がきれいにライト前に弾き返し1点先制!ライトが後逸する間に坂井田は2塁到達。続く4番中津がセンター前、2死後6番川上もレフト線に落ちるタイムリーで更に1点追加。この後2死2、3塁とするも、後続倒れ初回の攻撃は2点で終わる。
2回表、岐阜東さん先頭4番打者が内野安打で出塁、続く5番打者はセンター後方の大飛球を放つ、この大会キャプテンとしてチームをけん引してきた橋倉がダッシュ良く背走一番で好捕、本部席内も称賛の拍手が飛び交う!続く6番打者センター前ヒットで1、2塁と走者を背負うが、味方の好守備で気合が入った平田は後続をセカンドフライと三振に斬って獲り、この回も無失点で抑える。
3回表、愛知尾州ベンチはエ-ス江崎を投入。ロングリリーフ覚悟で挑んだ登板であったが、先頭打者を内野安打で出塁許すも、併殺とセカンドゴロで無失点に切り抜ける。
4回表、先頭打者を四球で出塁を許す。外野フライで1死後、レフトオーバーのタイムリーツーベースを浴び1点献上。その後1死2、3塁のピンチを背負うも後続打ち取り最少失点で切り抜ける。
5回表、1死後、岐阜東さん1番打者にレフト線ツーベースヒットを打たれる。けん制悪送球の間に3進、2番打者のスクイズで1点献上、同点とされる。その後は江崎が踏ん張り最少失点でこの回を終える。
6、7回終盤の攻防は両チームとも投手が踏ん張り、無得点で延長戦に入る。
延長8回、先頭2番打者レフト前ヒットで出塁、続く3番が手堅く送る。ここで4番打者との勝負は江崎がアウトローへの快速球で三振を奪い2死とする。続く5番打者の放つ打球は三遊間のゴロ、抜ければ1点のピンチをサード川上が横っ飛びの好捕&一塁へのストライク送球でアウト!緊張した場面でビッグプレイが飛び出し、この回無得点で切り抜けた!いい流れのまま裏の攻撃は一気にサヨナラに持ち込みたい!
8回裏、愛知尾州の攻撃はサヨナラのチャンスを形成するも、あと1本が出ず無得点。
9回裏も2死1、2塁と絶好のチャンスで、岐阜東さんリリーフピッチャーが2塁へ絶妙のけん制、非情にも塁審はアウトのコール。一打サヨナラが一転暗雲立ち込めてしまう。 
10回表、規定で江﨑雄は降板、サウスポー生駒拓にスイッチするが、傾いた流れを変えられず四球、バントヒットの後、2死とするがライト前へ運ばれ2点を献上してしまう。
10回裏、先頭2番山本将が執念のライト前ヒットで出塁。3番坂井田の2球目、山本将が勝負を賭け盗塁試みるもタッチアウト!その後、後続打ち取られ延長10回に渡る死闘は岐阜東さんに軍配が上がる。勝つのは僅かな差、負けるのも僅かな差かもしれない。しかし野球はたった1球で流れが変わり勝敗を左右する。正に1球の大切さを痛感する試合であった。来週からレギュラーチームとして戦う2年生は、今日のゲームを忘れないで欲しい。3年生はこれで公式戦全てを終える。負けて悔いなしのナイスゲームであった。これまで愛知尾州で学んだ全ての教えを財産に、次のステージへ進んでもらいたい。
そして何よりも入団以来、いつも熱い声援で支えてくれたご父兄に感謝の気持ちを忘れてはならない。
 試合後に表彰式が行われ、愛知尾州ナインに銀メダルが贈られる。霊長類最強と言われた女子レスリング吉田沙保里選手もリオ五輪では「銀」、レギュラーチームとなり3つ目の「銀」は吉田選手同様、紛れもない強さの証である。
泥だらけのユニフォームの中、胸に光るメダル。感動の涙と夏の終わりの太陽で、一瞬キラリと金色に見えたのは、筆者だけではないと感じている。(U)

2016年8月27日 準決勝戦 愛知尾州ボーイズ ○ 8 - 7 ● 福井ボーイズ
  ビッグイニングを与えなかった投手陣が作った執念の勝利!
3年生最後の公式戦、いよいよクライマックスへ!
山本(将)2本の犠打に3本のヒット!最後は夢繋ぐサヨナラヒット!
中津守備でも見せた!ピンチを救うライトゴロ2つ!

【勝】小森
【二塁打】坂井田
【盗塁】中津、兼松
【犠打】山本将2


 4回戦終了後、慌ただしく昼食を取り、うだるような湿気の多さを感じる暑さの中、ダレることもなく準決勝に臨む戦闘態勢を整えた愛知尾州ボーイズレギュラーチーム。迎え撃つは全国大会への出場を終えたばかりの福井ボーイズさん。
厳しい試合が予想される中、選手一人ひとりの顔には程良い緊張と闘志がみなぎっているように見えた。
この試合、後攻を取った尾州の先発は江崎。
1回表、簡単に2アウトを取るも2本の長短打で1点献上。先取点は福井ボーイズさんに入る。
その後、さすがの強打を誇る福井ボーイズさんに3回まで毎回得点を許すこととなり、4回からピッチャー生駒(拓)に交替。そして、4回表福井ボーイズさんのスコアボードに初めて0が入り、さぁ反撃開始!
5回裏尾州の攻撃は、生駒(拓)に代わり代打田中がデッドボールで出塁。すかさず代走吉川を送る。続く新谷の打球はショートライナー。これをショートが落球したが、1塁ランナースタート切れずセカンドフォースアウトでランナー入れ替わる形となり、1塁ランナー新谷に代わり代走兼松。ベンチも慌ただしい動きを見せると、続く橋倉、山本(将)の連続ヒットでまずは1点返し1対4。1アウト2・3塁から坂井田がライト線を破るツーベースヒットを放ち2対4。さらに中津がセンター前へ運び4対4の同点に追いついた!
6回、7回は両チームともそれぞれ1点ずつを加え、6対6の同点のまま7回を終了。ここで試合時間は2時間を越えていたため、規定により1アウト満塁から行うタイブレーク方式での勝負となった。
8回表福井ボーイズさんの攻撃は5番から。4番、3番、2番打者がそれぞれ1塁、2塁、3塁に付くことになる。
この回から尾州のピッチャーは小森。先頭バッターにライト前に運ばれ1点を献上するが、ライト中津が矢のような送球でファーストに送球。見事ライトゴロに仕留め2アウト2・3塁とする。続くバッターに4ボールを与え再度満塁となるが、後続をセカンドゴロに打ち取り最小失点で切り抜ける。
尾州の攻撃は9番兼松から。同じように6番山本(峻)がサード、7番降幡がセカンド、8番水谷がファーストのベースに付く。
ここで藤川監督が兼松に送ったサインはスクイズ。期待どおり見事にスクイズを決め、さらに自らも駿足を飛ばしファーストセーフ!まずは1点を返し同点として、なお1アウト満塁。続く橋倉は惜しくもアウトとなり2アウト満塁。
そして絶好調2番山本(将)に打順が回った。山本(将)が鋭く振り抜いた3年間の思いを乗せた打球は、ライト線を見事に破り、3塁ランナー降幡がホームを駆け抜けサヨナラゲーム!
山本(将) この試合猛打賞となる3本目のヒットは、激闘に終止符をうつ値千金のサヨナラヒットとなった!

 激闘を制した尾州ナインの顔は土でドロドロであったが、満面の笑みでの父兄さんへの勝利報告となり、疲れ切っているはずの選手たちの足取りは、3度の逆転にも諦めずに挑み、そして掴み取った勝利への自信が溢れているような軽やかな足取りであった。
中学生としての最後の公式戦。尾州で学んだ野球を全てぶつける最後の試合は、決勝という最高の形を自分たちの不屈の精神で勝ち取った!
舞台は整った。万感の思いを胸に、さぁ!いよいよクライマックスへ!(N)


2016年8月27日 四回戦 愛知尾州ボーイズ ○ 11 - 0 ● 陶都ボーイズ
打線好調!11安打11得点で準決勝進出!
降幡、流れを作る技ありセーフティースクイズ!
代打水谷、コールドゲームを呼び込むクリーンヒット!

 
【勝】中西
【三塁打】川上、兼松
【二塁打】中津、山本(峻)
【盗塁】橋倉
【犠打】山本(将)、中西、降幡、兼松


  大型で強い台風10号の接近による影響で雲の多い空模様ではあるが、夏の暑さは一向に衰える気配を見せない。
4回戦、準決勝の会場となる田原市滝頭公園野球場の気温もグングン上昇し、試合開始の10時56分には30度を超えるこの夏おなじみの気候となった。

この試合の先攻は尾州ボーイズ。1回表、1番橋倉がセカンドへの内安打で出塁すると、2番山本(将)が送りバントを決め、1アウト2塁とする。2アウトとなり3盗を決めた直後、4番中津のセカンドゴロを2塁手がファンブルする間に橋倉がホームに返り幸先よく1点を先取する。
尾州先発は中西。1回裏を小気味よく三者凡退に退ける。
 2回表、先頭川上の放った打球はライト線を鋭く破る3ベース!2アウト後9番兼松が左中間を破るタイムリー3ベース!この回、2本の3ベースヒットで1点を追加する。

2回裏も中西がテンポ良く無得点に抑えて迎えた3回表。1アウト後、セカンドエラーで吉川が出塁すると、中津右中間への2ベース、山本(峻)レフトの頭上をワンバウンドで越える2ベース、川上ピッチャー強襲ヒット、降幡セーフティースクイズ、中西送りバント、兼松レフト前ヒットと流れるような見事な攻撃で5得点のビッグイニングを作り、7対0とする。
 続く4回表の攻撃は、先頭バッター代打水谷がセンター前にクリーンヒット!4回コールドゲーム(規定により4回10点差でコールドゲーム)への舞台を作る。
 3番吉川レフト前ヒット、中津レフト前ヒット、1アウトを挟み川上ライト前ヒットで2点を追加。続く降幡のセカンドゴロエラーの間に中津が返り10点目、最後は兼松の犠牲フライで川上がホームを踏み、11点目が入り試合を決めた。


 この試合、猛打爆発で一気に試合を決めることができたが、この後すぐに準決勝が控えている。大量得点を取った次の試合は大振りになり打線が沈黙してしまう事が往々にしてある。『勝って兜の緒を締めよ!』打撃は水物であることを念頭に置き、謙虚な姿勢で準決勝の大一番を戦ってもらいたい。(N)



2016年8月21日 三回戦 愛知尾州ボーイズ ○ 4 - 3 ● 愛知豊橋ボーイズ
総力戦で終盤追いつき、サヨナラ勝ちでベスト8!
 誰もが諦めなかった!生駒拓我慢の投球、小森好リリーフ、中津サヨナラ安打!

【勝】小森
【二塁打】中津
【盗塁】生駒(拓)・兼松
【犠打】山本(峻)・新谷2

3回戦の対戦相手は、毎年春の練習試合でお世話になっている豊橋ボーイズさん。今夏のジャイアンツカップ出場を果たし、前述したソフトバンクホークス谷川原選手の出身チームでもある。チームはまさに飛ぶ鳥を落とす勢いである。手元の温度計は35℃を超え、汗も止まらぬうだる様な酷暑の中、愛知西支部那須球審のプレイボールで試合開始!
1回表、先発の生駒拓は、制球良く打たせて獲る投球で内野ゴロ3つに打ち取り、上々の立ち上がりを見せる。
2回表、簡単に2死を獲るも内野エラーとヒットで2、3塁とされ、アンラッキーなライト前テキサスヒットで1点先制を許す。
3回表、先頭打者ライト前ヒットで出塁。犠打で1死2塁、内野フライで2死とするが、続く打者にライト前に運ばれ1点追加される。更にレフト前ヒットを浴びるもピッチャー生駒拓が踏ん張り、この回最少失点で切り抜ける。これでスイッチが入った生駒拓は変化球が冴え、4回表を3者凡退に抑える。
4回裏、先頭の坂井田がセンター前ヒットで出塁。1死後、山本峻ライト前で走者1、3塁とし、続く田中のセカンドゴロの間に坂井田生還、ようやく1点を返す。降幡レフト前で続き、2死1、2塁とするが後続倒れこの回1点のみで終わる。
5回表、1死後、ライト線ツーベースヒットの後、犠打で2死3塁とされる。続く打者のライト前テキサスヒットでこの試合3点目を献上してしまう。これが今夏ジャイアンツカップ出場チームの勢いなのか、豊橋ボーイズさんが一気に突き放しにかかる。
5回裏、追加点を浴びた愛知尾州、しかし選手たちは誰一人諦めていなかった!先頭橋倉がレフト前ヒット、相手守備がもたつく間に快足飛ばし2塁を陥れる。その後パスボールですかさず3塁へ。打順トップに還り山本将が四球を選び1、3塁。ここで新谷は技アリのスクイズを決め1点を返す。なおも1死2塁からセンターフライの間に2塁走者タッチアップで3塁へ。中津四球の後、山本峻の内野安打で更に1点追加でついに同点とする。愛知尾州ナインはやられても直ぐさま立ち上がる!
7回表、ここまで辛抱強く投げてきた生駒拓に代わりリリーフ小森が登板。緊張とプレッシャーの中、2死3塁のピンチを背負うも、後続打ち取り無失点に抑える。このままいい流れで最終回の攻撃に繋げたい。
7回裏、簡単に2死としてしまう。酷暑で体力の消耗する中、誰も延長もしくはサドンデスを意識するところ、坂井田が内野エラーで出塁。ここで主砲、4番中津が放った打球は起死回生の右中間破るサヨナラタイムリー!土壇場で逆転勝利を呼び込む!これまで幾度となく接戦をモノにできなかった愛知尾州ナイン、誰もが諦めず、見違えるようにタフな精神力を身に付け、強くなった!
これで来週の準々決勝~決勝まで3試合への出場権を得た。夏休み最後の週末は、酷暑の中毎試合声援を贈って頂いているご父兄に良い報告が出来るよう、チーム一丸で邁進しよう!(U)

2016年8月21日 二回戦 愛知尾州ボーイズ ○ 7 - 4 ● 愛知瀬戸ボーイズ
愛知尾州レギュラー、逆転で春のリベンジ果たす!

3回表、6連打で一気に逆転、山本峻&田中3安打猛打賞!江﨑粘投で逃げ切る!


【勝】中西
【三塁打】坂井田【二塁打】橋倉・降幡
【犠打】山本(峻)

本日の会場は渥美半島入り口に位置する「豊橋中央高校」大山グランド、昨年秋にソフトバンクホークスよりドラフト指名、入団を果たした谷川原選手もこのグランドで汗を流し、打撃を磨いたのであろう。お盆を過ぎても酷暑変わらぬ朝は、蝉の泣き声が鳴り止むことがない。8時台で既に30度を超える灼熱の中、8時51分プレイボール!
1回表、先頭橋倉が初球を叩きライトオーバーツーベースヒットで出塁。2番山本将がきっちり送り1死3塁、続くこの試合3番に入った田中はショート後方に落ちるテキサスヒットで先制!一気に追加点の期待がかかるも後続倒れ、この回1点のみで終える。
1回裏、愛知瀬戸ボーイズさんの攻撃、先発はジュニア大会で自信を付けてきた左腕中西、1死後、連打で1、2塁のピンチを背負うも、4番打者の放った打球はセカンドへ、これを山本将-山本峻のツインズからファースト降幡に渡りダブルプレー完成。これまで幾度も見てきた阿吽の呼吸は相変わらずお見事。バックがしっかりと守り初回を無得点に抑える。
2回表、先頭の6番山本峻がセンター前ヒットで出塁。7番降幡がセオリーどおり送り1死2塁。続く8番中西レフト前で1、3塁。ここで愛知尾州ベンチはスクイズを選択するも併殺となりこの回無得点。ひとつのプレーで流れを持って行かれたくないところである。
2回裏、悪い予感はやはり当たってしまう。先頭打者が右中間を破る2塁打、犠打で1死3塁とし、ライト前タイムリーでまず1点、その後2死とするも2、3塁から再びライト前に運ばれ、この回3点目を献上してしまう。これが春の東邦ガス旗で苦汁を飲まされた愛知瀬戸さんの底力なのか。
3回表、愛知尾州も黙っていない。1死後、山本将がラッキーな内野安打で出塁。田中センター前へきれいに弾き返し1、2塁。続く中津センター前タイムリーでまず1点。ここでジュニアでも結果を出して来た坂井田が右中間深々と破るタイムリースリーベースで2点追加。更に山本峻レフト前で続き3点目、降幡レフト前で都合4点。流れを一気に変える6連打が飛び出し逆転に成功する。
3回裏、満を持してエース江﨑を投入、その江﨑は先頭打者にヒットを許してしまう。1死後、続く打者のあわや右中間破るライナーをライト中津が好捕、すかさず矢のような送球で2塁へ送り、走者還れずダブルプレー成功、堅い守りでこの回無得点に抑える。ゲームの流れを相手に渡さない。
4回表、1死後、山本将ライト前で出塁。続く田中もライト前で続き、中津ラッキーなテキサスヒットで1点、後続倒れ2死2、3塁から山本峻の三遊間タイムリーで更に2点目。好機を確実にモノにした愛知尾州は、難敵愛知瀬戸さんを一気に突き放す!
4回裏、愛知瀬戸さん先頭打者レフト前で出塁。ファーストゴロで走者入れ替わり1死1塁、続く打者は右中間を破るタイムリーツーベースを浴び1点を献上、ここで崩れてはならないのがエースの真骨頂である。その江崎は何とか踏ん張り後続を抑える。
5、6回を3人づつで斬って獲り、テンポの良い投球が続く江﨑は、最終回先頭打者をライト前ヒットで出塁許すも、後続をきっちり抑えゲームセット。悪い流れが来ても飲み込まれることなく、耐えて勝利を掴み取ったのはチームとしても、選手個人としても大きな成長の証なのだろう。
また、この大会「鶴岡大会」出場のキャプテン河村を欠き、色々な思いで挑んできたが、一つの約束であった「春のリベンジ」を果たすことが出来た。午後からの3回戦、ムードの良いまま連勝で来週に繋げたい!(U)

2016年8月20日 一回戦 愛知尾州ボーイズ ○ 5 - 1 ● 射水ボーイズ
愛知尾州 逆転で二回戦進出!
生駒(拓) - 小森 - 生駒(将) - 平田 - 江崎 三年生リレーで失点1!
中津 同点、山本(峻)逆転のタイムリー!
お見事 川上 相手ランナーの触塁見逃さずアピールでアウト!

【勝】平田【セーブ】江崎
【三塁打】山本(峻)【二塁打】新谷
【盗塁】降幡・中津
【犠打】山本(将)・兼松

今週のキーワードは? リオデジャネイロ五輪たけなわの一週間、多くの感動を与えてくれたがそのキーワードは、”逆転”、レスリング女子の初日の三階級は、すべて終了間際の逆転のポイント、さらにバドミントン女子ダブルスもファイナルセット16-19の瀬戸際からの5ポイント連続奪取で逆転の金メダル、また記憶に新しい、全国高校野球選手権大会の東邦高校の逆転サヨナラ劇と決してあきらめてはいけないことを教えてもらった。
早朝の集合から到着した豊橋中央高校大山グランド、残暑が大変厳しい8月の下旬、秋を思わせる赤とんぼがちらほら飛ぶ季節となった。迎えた第12回アミノバリュー旗・ゼット杯争奪愛知県東大会、昨年より参戦し三年生最後の大会として位置づけられている。このメンバーで一日でも長く試合をと今年も多くの支部から57チームの参加で夏休み最後の暑い、いや熱い戦いが愛知県東支部内の各球場で繰り広げられる。
愛知尾州の一回戦の相手は、北陸支部の富山県の射水ボーイズさん、二年生と一年生のチーム構成、これは負けるわけにはいかない。その気分が逆に空回りとなる。先攻は射水ボーイズ、先発は生駒(拓)、丁寧にコーナーをついて二回まで打者7人をエラーのランナー一人をゆるすのみで15球で料理、味方打線の援護を待つ、打線は、初回・二回とツーアウトからランナーを出すが後続が打ち取られ無得点、序盤二回まで早いテンポで試合は進む、三回表からは二番手小森の登板、かわりっぱなの先頭打者にライト線を破られるスリーベース、1点覚悟の投球もピッチャーゴロ、サードフライとツーアウトまでこぎつけるもそこからライト前クリーンヒットをあびて先制を許す。
かわって愛知尾州にも同様のチャンス到来、四回裏先頭山本(峻)のレフト・センター間のスリーベース、続く川上残念ながらスイングアウトの三振、降幡はサードゴロエラー出塁でランナー二人になったところでピンチヒッター吉川、粘った打球はピッチャー正面のゴロ、三塁ランナー山本(峻)が三本間の挟殺プレーでアウト、ツーアウトから水谷に期待がかかったがファーストフライ、絶好のチャンスに無得点、球場東の空がこの攻撃に今にも泣きだしそうに暗い雲が漂う。
前半四回終了で0-1、時間は55分の経過、早いペースはかわらず後半戦に突入する。投手陣は四回生駒(将)、五回平田とランナー出るも堅い守りで追加点を阻み、とにかく攻撃陣の奮起に期待、その思いに応えて先頭橋倉、ライト前へジャストミートのクリーンヒット、今度こそと応援席の父兄さんから声援がとぶ、二番山本(将)はセオリーどおり送りバントで橋倉二塁へ進塁、田中セカンドゴロでさらに三塁進塁、四番中津の一打はライトの右へタイムリーヒット、ようやく試合を振り出しに戻す。押せ押せの雰囲気で中津がスチールで二塁へ、山本(峻)がレフト左へ逆転の一打、ついに試合をひっくり返す。
六回からは満を持して三年生5人目の投手、江崎が登板、射水ボーイズ一番からの好打順も三者凡退、流れを愛知尾州に持ってくる。その裏、途中出場新谷のタイムリーツーベース、相手エラーで3点の追加で5-1で最終回を迎える。点差がついたことで江崎に多少気の緩みがでたか、先頭にストレートのフォアボール、続く打者にセンターオーバーのスリーベース、一塁ランナーのホームインかと思われたところにベンチの川上から三塁手坂井田へ一塁ランナーの三塁ベースの空過のアピール、玉田プレートアンパイアよりアウトのコール、気づかなければ1点を返され、さらにノーアウト三塁のピンチとなりところ、途中交代ベンチで戦況を見守る川上の大ファインプレー、集中力を切らさずよくぞ見てくれていた。
最後はライト中津への打球、この試合二つめのライトゴロでゲームセット、酷暑の中、応援の父兄さんに勝利の報告となった。
これで明日も大好きな野球ができる!中学生活最後の勇姿を父兄さんに見てもらおう!(W)

 第22回日本少年野球ゼット旗争奪東海選抜大会
2016年8月14日 三回戦 愛知尾州ボーイズ ● 8 - 13 ○ 東海中央ボーイズ
まさに激闘!6回逆転するも最終回に力尽きる・・・

逆転呼び込む降幡のスリーベースヒット!河村の激走がドラマを作った!
ピッチャー、生駒(拓)⇒江崎⇒中西⇒生駒(将)⇒辰巳⇒小森⇒平田と7人をつぎ込む総力戦!



【負】生駒(将)
【三塁打】河村・降幡 【二塁打】坂井田
【盗塁】山本(峻)
【犠打】山本(将)・降幡・江崎

夏の太陽が容赦なく降り注ぐ春日井市民球場。早朝からうだる様な暑さの中ではあったが、さすがはレギュラーチーム。気持ちの良い挨拶とキビキビした行動で、アップ、サイドノック、シートノックとこなし、万全の準備でゼット旗3回戦、東海中央ボーイズさんを迎え撃つ。8時50分、臼井主審のプレイボールがかかる。
この試合後攻を取った尾州の先発は生駒(拓)。東海中央ボーイズさんの1番バッターが放ったライトへのファールフライを中津がスライディングキャッチ!波に乗った生駒(拓)は初回を三者凡退に抑える。
1回裏、1番山本(峻)がショートとセカンドの間に落ちるラッキーなヒットで出塁すると、ファーストへの牽制悪送球の間に2塁へ進塁。山本(将)がキッチリ送りバントを決め1アウト3塁のチャンスに3番河村が放った打球はレフトの頭上を遥かに越えるタイムリースリーベース!さらに中継が乱れるのを見て果敢にホームを狙うがこれは惜しくもタッチアウト。しかし、待望の先取点が愛知尾州ボーイズに入る。
2回表の攻撃も三者凡退で退けた生駒(拓)であったが、相手は強豪東海中央ボーイズさん。このまますんなり終わるはずもなく、3回、4回と得点を積み上げられ、6対1とされ迎えた4回裏。尾州の反撃が始まる。この回先頭の河村がレフト前にポトリと落ちるヒットで出塁。続く中津がデットボールでノーアウト2・3塁とし、5番坂井田が左中間を破る2点タイムリーツーベース!1アウト後、降幡がセンター前ヒットで繋ぎ、1アウト1・3塁から江崎のセンターへの犠牲フライで坂井田が返り1点追加。6対4とした。2点差に詰め寄った尾州だったが、すぐさま5回に2本の長短打で1点を奪われ、7対4と3点差に戻されて迎えた6回裏尾州の攻撃。1アウト後、降幡が右中間を破るスリーベースヒットで出塁。再び反撃ののろしを上げる!江崎4ボールの後、橋倉のショートへの内安打でまずは1点返す。続く山本(峻)のショートゴロで2アウト1・3塁。盗塁で2・3塁とした後、山本(将)が右中間を鋭く破るタイムリースリーベース!さらに2点を返しついに同点!続く河村が放った打球は強いファーストゴロ。ファーストがもたつく間に駿足河村激走!間一髪ファーストセーフとなり、3塁ランナーの山本(将)がホームを駆け抜け逆転に成功する!
しかし、喜びも束の間、強打を誇る東海中央さんの打線を尾州投手陣が抑えきれず再び逆転を許し、そのままゲームセット。ゼット旗3回戦敗退となった。
まさに総力戦で挑んだこの試合。全力でプレーした尾州ナインのユニフォームは汗と土でドロドロであったが、全員がキラキラと輝いて見えた。尾州としての戦いは、アミノバリュー旗を残すのみとなったが、君たちの野球人生はまだまだ通過点。さらに広く大きな世界に羽ばたいていく君たちにとって、尾州で学んだ野球に対する態度や姿勢は、心の深くにしっかり根付き、何かにつまずいて、苦しい時、悲しい時に、それは必ず力となり、君たちを救ってくれる人生の宝物となるはずである。今の君たちなら何の問題も無い。前だけをしっかり見て、アミノバリュー旗で燃え尽きよう!(N)

2016年8月13日 二回戦 愛知尾州ボーイズ ○ 7 - 1 ● 石川兼六ボーイズ
 

第22回 浜松大会
2016年7月24日 決勝戦 愛知尾州ボーイズ ● 3 - 7 ○ 浜松ボーイズ
 

2016年7月24日 準決勝戦 愛知尾州ボーイズ ○ 2 - 1 ● 東海ボーイズ
2016年7月23日 二回戦 愛知尾州ボーイズ ○ 6 - 2 ● 名古屋ボーイズ
愛知尾州三年生 猛打で最終日進出!
もう一人の生駒、将が好投!
生駒ツインズで二連勝!
田中 先制タイムリー!
水谷 長打 生駒(将)がタイムリー

【勝】生駒(将)
【三塁打】水谷 【二塁打】田中
【盗塁】河村

一回戦が終わって川上がケガの治療のためベンチから消えた。登録15名で平田がすでに外れ、川上もという緊急事態、よりベンチワークが要求される浜松大会準々決勝の第4試合、ベンチ入り13名の今まで以上の結集が必要なのは言うまでもない!相手は、同じ愛知県西支部の伝統チームである名古屋ボーイズさん(前身は名古屋フレンズ)、最終日進出をかけて負けられない戦いの火ぶたが切っておとされた。
先発は、生駒ツインズのもう一人、生駒(将)、やはりサウスポーから繰り出す速球と変化球のコンビネーションで勝負する。初回の立ち上がり、ワンアウトからヒット・フォアボールなどてワンアウトフルベースの大ピンチをショートゴロダブルプレーで無得点で切り抜ける。
その裏愛知尾州は逆にワンアウト二・三塁のチャンスは中津のバッターボックス、鋭い打球はショートへ、一瞬抜けたか二見えたが名古屋ボーイズショートが好捕、三塁ランナーは生還したが二塁ランナーは三塁で憤死、二塁に進んだ中津を第一試合、デッドボールとけん制球に当たるなど大当たりの田中がライト前にタイムリーで2点の先制となる。
二回表は生駒(将)が三者凡退に、その裏水谷のスリーベースを足場に生駒将将)自らタイムリーなどで2点の追加、二回終了で4-0とし試合の主導権を握る。
三回はワンアウト後に一転ピンチ、レフト・センター間を破るツーベースて出塁をゆるすとショートの山本(峻)と絶妙のコンビネーションでけん制死でピンチ脱出となる。第一試合の生駒(拓)同様に淡々と試合をつくる。
三回裏から登板の名古屋ボーイズ二番手投手に三者凡退で終わると流れが多少変わる、四回表、先頭バッターをフォアボールで歩かせてタイムリーを浴びて、その裏も三者凡退、前半を4-1で折り返す。
その後は一進一退、五回裏の愛知尾州に追加点、ツーアウトランナー無しから相手エラーにじょうじて降幡のタイムリーで2点の追加、六回・七回を前にして大きな追加点がスコアボードに記録される。
しかしここからの二回の守りは、一回~五回に匹敵する丁寧さが必要である。投げる自分は疲れてくる、相手打線は慣れてくる。この戦いを制してこそ勝ちが見えてくる。
六回表、先頭打者にヒットをあびるが後続を抑えて1失点、全力疾走で生駒(将)がベンチに戻り、ナインに迎えられる。
最終回は、小森が登板、1失点はきっするものの6-2で最終日に進出!
四連覇の夢を三年生だけでつないだ。明日の相手は東海ボーイズ、あたって砕けろ!の気持ちでぶつかるのみ! (W)

 2016年7月23日 一回戦 愛知尾州ボーイズ ○ 3 - 2 ● 関ボーイズ
愛知尾州三年生 タイブレイク制して二回戦進出!
生駒(拓)トリプルプレーにめげず 七回を1失点!
山本(将)先制タイムリー!
中津 決めた!レフトオーバーサヨナラタイムリー!

【勝】江崎

 梅雨明け十日 という昔からの言葉がある、梅雨が明けて十日くらいは、安定した晴天が続くというもの、東海地方も今週の火曜日に梅雨が明けて、高気圧の張り出した天気が続いたが今日は、曇り空、愛知尾州レギュラーチームの三年生で編成されたチームは、伝統ある大会、第22回浜松大会に参加、新東名を通って東上、浜北球場で試合を戦う。
相手は岐阜県支部の関ボーイズ、今回は同時に行われる下呂市長旗争奪ジュニア大会準決勝の相手も同じく関ボーイズ、こんな偶然も珍しいことではあるが、お互いに共に勝つという気持ちがあるのは言うまでもない!先発は生駒(拓)、大会二日間で最高で4試合戦うことになる、ケガで平田を欠く投手陣、1イニングでも多く、1アウトでも多く投げて投手起用を楽にとのベンチの願いに力投、一回・二回とランナーを出すが要所を締めて無失点ピッチング
打線は二回、川上、降幡の連打に生駒(拓)のフォアボールでノーアウトフルベースのチャンスに山本(将)のセンター前タイムリーで先制、打順一回りして一番山本(峻)、追加点の大チャンスに大きなレフトフライ、関ボーイズ左翼手のタッチアップに備えた捕球にタイミング合わずに三塁ランナー降幡は自重、しかし二塁ランナー生駒(拓)がセカンドからサードへタッチアップ、レフト→キャッチャー→セカンドへ送られてアウト、その間に三塁からホームへ突っ込んだ降幡もあえなくタッチアウト!でトリプルプレーをきっして1点どまり
二回を終わって1-0と愛知尾州がリードを奪うがトリプルプレーの余韻でベンチも応援席もリードを奪った気がしない。
三回から試合か落ち着く、三回表裏、四回表ど両軍投手が踏ん張って三者凡退、その裏、デッドボール・フォアボールでつくったツーアウト一・二塁のチャンスに山本(将)の打球は、ファーストへ一塁手手前でイレギュラー、ライト前に転がることで田中が二塁から突っ込んだが間一髪・半歩及ばず本塁憤死、欲しかった追加点ならずで前半四回終了1-0で折り返す。
五回・六回と生駒(拓)は、快調にアウトを重ねる、かわって愛知尾州も点か入らず最小スコアで最終回を迎える。
最終回表、淡々と投げる生駒(拓)に試練、ワンアウト後にショート内野安打を起点に関ボーイズか粘りを発揮、同点に追いつく、勝ち越しを許すことなく1失点の堂々としたピッチングでベンチに戻る。
その裏愛知尾州もランナーは、出すが無得点、大会規定によりタイブレイクに突入する。
八回表、投手は江崎に交代、代わりっぱなの先頭打者にライト前からタイムリー、この試合初めて関ボーイズにリードを許す。しかしこの後を抑えて1失点は、タイブレイクなら合格点、後は愛知尾州がひっくり返すだけ、その裏やはりワンアウトフルベースから先頭橋倉は、当たり損ねのピッチャーゴロで降旗が本塁でフォースアウト、追いつめられた愛知尾州、次は期待のかかる河村、初球ストレートを強振、ライトへのファウル、ワンボール・ツーストライクからの低めのストレートか抜けてワイルドピッチ、労せずして同点、警戒された河村は歩かされ、再びフルベースで中津と勝負、見逃しが続いたが5球めをフルスイング、応援席の父兄さんの気持ちを乗せてレフトオーバーサヨナラタイムリーヒット!二回戦進出の瞬間となった。
この試合の殊勲者は何と言っても生駒(拓)、一人で投げきった七回は、入団以来のベストピッチと言えよう。
遠く下呂でも同じ対戦相手の関ボーイズさんをジュニアチームも4-1で下した連絡が試合終了と同時にはいり、前人未到の浜松大会四連覇に向けて好発進!三年生の夏は、まだ終わらない! (W)

第16回SSK旗争奪東海大会
第47回日本少年野球選手権大会愛知県西支部予選
2016年6月18日 2回戦 愛知尾州ボーイズ ● 2 - 6 ○ 江南ボーイズ
泣くな、愛知尾州ナイン!
3年生、君たちの夏はまだ終わっていない!

河村執念のタイムリー!
辰巳&小森無失点リリーフ!


【負】江崎
【二塁打】川上
【盗塁】河村・江崎
【犠打】田中・川上・新谷

前日までの雨続きから、今朝はぽっかり梅雨の晴れ間で快晴の朝を迎えた。野山には紫陽花が咲き乱れ、紫、ピンクのパステルカラーが鮮やかに映える光景を目にする。本日の会場である守山区吉根の地、愛知守山ボーイズさん専用球場に、夏の全国への切符を賭けた大一番を見届けようと指導者、在団生、父兄さん総勢100名近くが応援に駆け付けてくれた。
この大応援団が見守る中、11時13分プレイボール!1回表、二死後、この日3番に入った田中がライト右へヒットで出塁、続く4番中津四球を選び1、2塁のチャンスも後続倒れ無得点。1回裏、先発のエース江﨑は初回を3人で打ち取り無得点。上々の立ち上がりを見せる。
3回表、先頭河村が四球で出塁後、快足を活かし盗塁。橋倉死球で無死1、2塁。続く田中がきっちりと送り1死2、3塁とし、4番中津ショートゴロの間に河村ホームインで先制!なおも2死3塁のチャンスに期待がかかるも後続倒れこの回1点のみで終わる。
3回裏、ここまで危なげなく投げて来た江﨑へ、愛知江南さんが一気にたたみ掛ける!先頭打者バントヒットで出塁、9番打者三遊間の難しいゴロをショート新谷好捕するも内野安打となり無死1、2塁、打順トップに戻り犠牲バントが野選を誘い無死満塁としてしまう。この後ヒットで1-1同点、さらにスクイズ、2塁打、犠牲フライでこの回4点を献上してしまう。 
4回表、追い上げたい愛知尾州。ピンチの後にチャンスはやはりやって来る。先頭山本峻振り逃げで出塁、川上きっちり送り1死2塁、8番江﨑雄内野エラーで出塁の後盗塁で2、3塁とするが後続三振で2アウトとするが、このチャンスに1番キャプテン河村に打順が回るも、愛知江南さんバッテリーは敬遠を選択、満塁とする。結果、後続三振に倒れこの回無得点で終わる。 
4回裏、1死2塁から愛知江南さん1番打者にライトオーバーツーランホームランを許し6点目を献上してしまう。ここでピッチャー江﨑から辰巳にスイッチ。その辰巳は四球と内野エラーで走者2人を背負うも何とか後続を抑える。
5回裏、無死1、2塁のピンチ背負うも、辰巳は快速球を武器に後続2人を抑え、この回も無得点で切り抜ける。
6回表、先頭川上に右中間2塁打が飛び出す。代打降幡四球を選び無死1、2塁とし、新谷投前犠打で1死2、3塁のチャンスに1番河村センター前ヒットで川上ホームインで1点返し2-6。2塁走者降幡は果敢に本塁狙うもタッチアウト、その後2死1塁とし、応援に駆け付けた総勢100名の大応援団は熱い声援を送り続けるが、後続続かずこの回1点返すのみで終わる。
6回裏、辰巳から小森にスイッチ。先頭打者に四球を許すも、後続打ち取り無失点で切り抜ける。キャプテン河村とは学童時代からバッテリーを組んできた。流れ呼び戻す好投で最終回を迎える。
7回表、何とかしたい愛知尾州はクリーンアップからの打順、内野フライ、内野ゴロで2アウト後、5番坂井田意地のセンター前ヒットで出塁、2死1塁とし、ここから再びチャンスメイクしたいところだが、最終打者の放った打球は力なくセカンドゴロ、ゲームセットを迎える。
色々な思いと期待を背負い臨んだSSK旗大会は、残念ながら初戦敗退で終えることとなった。試合後、ベンチで号泣する選手たちと3年生父兄さんを見ることができない。全国の舞台に立つことは出来なかったが、まだ中学生である選手たちの野球人生は始まったばかりである。
また3年生は残り数大会を残すこととなるが、大会を全力で取り組むことは勿論のこと、全員が尾州魂を忘れず、残された時間を悔いなく過ごして欲しい。涙は流した分だけ強くなれると信じている。決して下を向かず前を向いて歩こう。(U)

第23回春日井市長杯争奪東海大会
2016年5月28日 1回戦 愛知尾州ボーイズ ● 2 - 3 ○岡崎葵ボーイズ
愛知尾州、好ゲーム展開するも惜敗!

次戦で雪辱、絶対に勝ち上がれ!

山本(峻)3安打固め打ち! 江﨑&平田無失点リリーフ!


【負】辰巳i
【二塁打】山本(峻)【三塁打】坂井田・橋倉
【盗塁】河村
【犠打】降幡

第23回春日井市長杯、愛知尾州の初戦は土岐市の自然溢れる敷島公園野球場、外野にはタンポポの黄色い花が咲き乱れ、黄色と緑のコントラストには心安らぐところである。
やや蒸し暑い薄曇りの中、13時11分プレイボール!大会初戦の先発は辰巳、岡崎葵ボーイズさんの先頭打者を内野ゴロに打ち取るも送球が逸れ出塁を許す。そのランナーは盗塁を試みるが、キャッチャー河村から2塁へ矢のような送球でタッチアウト!2番打者四球で再び出塁、続く3番打者ショートゴロはこの日二遊間を組む山本(峻)、山本(将)からファースト江﨑(將)へ渡る6-4-3の華麗なダブルプレーでチェンジ、阿吽の呼吸はタイミングバッチリ。さすがに双子に言葉は要らないのか。先発辰巳は走者を許すも、バックの堅い守りで初回を無得点に抑える。
1回裏、2死後エラーで出塁した河村を、この日4番に入った坂井田が左中間真っ二つに破るタイムリー3塁打を放つ、河村快足を飛ばし長躯ホームインで1点先制!続くチャンスに期待がかかるも後続倒れ追加点ならず。
3回表、初回から無得点に抑えてきた辰巳に、先頭の4番打者センター前で出塁、続く5番打者への投球が捕逸となりランナー2塁へ進塁。その後犠牲バントがエラーを誘い無死2、3塁を背負う。ここで1番打者にレフト前タイムリーを浴び1-1の同点を許す。なおもランナー1、3塁、2番打者にセンター前へ連続タイムリーを浴び逆転を許すが、1塁ランナー進塁をセンター橋倉がレーザービームの好返球で3塁タッチアウト!これで流れを断ち切るかと思われたが、続く3番打者にライト線3塁打を打たれこの回3点目を献上。ここで愛知尾州はピッチャー江﨑(雄)にスイッチ。その江﨑(雄)は制球定まらず四球二つで満塁とするが、後続を三振とライトフライに打ち取り、満塁のピンチを凌ぐ。ここ一番の集中力はさすがにエースの風格を感じる。
3回裏、1死後、前の回好守備の橋倉がセンター前ヒットで出塁、2番山本(峻)センター前にポトリと落ちるラッキーなヒットで続き1、2塁のチャンスとするが、後続倒れこの回またも無得点。チャンスに一本が出ず、一塁側父兄さんの応援団からも溜息が漏れる。
4回表、フライアウト二つの後、1番打者の三遊間への強烈なゴロをサード川上が横っ飛びの好捕!素早くストライクの送球で一塁審判さんのコールは「ヒズアウト!」この回も堅い守りで3者凡退で斬り、相手に流れを渡さない!
4回裏、好守備で波に乗る5番川上がセンター前ヒットで出塁、6番は美方大会で覚醒を遂げた降幡、ここはキッチリ送り1死2塁とする。7番江﨑(將)は 二塁ベース後方にしぶとく落ちるヒット、際どい打球でランナー進めず1死1、2塁とし、8番山本将に替わり、この日ベンチスタートだった愛知尾州の主砲中津を代打に送る。同点を狙い1塁走者に代走吉川を送るが、タイミングを外した変化球に中津のバットは空を切り三振、なおも2アウト1、2塁、ここも代打の切り札田中を送る。父兄さんの大歓声の中、田中のフルスイングから放った痛烈な打球はセンター正面へのライナーで3アウトチェンジ。この回たたみ掛けるもチャンス活かせずまたしても無得点で終わる。
5回表、愛知尾州は好投の江崎から平田にスイッチ。先頭打者をライト前ヒットで出塁許し、すかさず盗塁と投前犠打で1死3塁のピンチを背負う。岡崎葵さんの4番打者は高く弾んだサードゴロ、ランナー本塁突入もサード川上からキャッチャー河村に送り本塁タッチアウト!コリジョンルール導入による捕手のポジショニング、タッチプレーも危なげなく運び2死1塁とする。続く5番打者へはインローに速球を決め見逃し三振で3アウト!リリーフの平田は先頭打者を出すも踏ん張り、無失点で切り抜ける。
5回裏、1死後山本(峻)のレフト戦2塁打でスコアリングポジションとするが、またも後続倒れ得点ならず。点差を中々縮めることができない。5回から登板の平田は、6~7回も3人づつで斬って獲り、3イニングをパーフェクトリリーフで最終回裏の攻撃を迎える。 
7回裏、先頭打者は代打に種倉を送るが、セカンドゴロで1アウト。トップに帰り1番橋倉ライトオーバー3塁打、続く山本(峻)センター前タイムリーでようやく1点を返す。クリーンアップ登場で、3番河村ライト前で繋ぎ1死1、3塁。ついに逆転のランナーが出る。続く4番坂井田に期待がかかるが三振で2アウト、河村盗塁で2、3塁、1打サヨナラの大チャンスに、5番川上の振り抜いた痛烈な打球はまたもセンター正面でキャッチ、ゲームセット。
ディフェンス面では投手がよく踏ん張り、各所の好守備で余分な失点を防ぐ、非常に締まった良いゲームであったと言える。
しかしオフェンス面ではチャンスは幾度となく作るが、好機に一本出ず残塁が目立ち、打線の繋がりとここ一番での勝負強さが足りない。
残念ながら本大会は初戦敗退となったが、チームが勝ち上がるための力は十分に付けてきたと感じる。
春の東邦ガス旗、先日の美方大会、これまでの悔しい思いを力に変え、2週後に控えているSSK旗、選手権大会出場権獲得に向け、全員の力で勝ち獲って欲しいと心より願う。(U)


  第8回美方レインボー大会
レギュラーの部

2016年5月15日 決勝戦 愛知尾州ボーイズ ● 3 - 4 ○岐阜東濃ボーイズ
愛知尾州ボーイズレギュラー、美方レインボー大会優勝ならず!

【負】江崎(雄)
【二塁打】河村・山本(峻)【三塁打】河村
【盗塁】山本(峻)
【犠打】中津・降幡

決勝まで昇り詰めた愛知尾州ボーイズレギュラー18名!この世代、初の優勝を目指しここおおい総合運動公園野球場で決勝戦に挑む!
先発は背番号47生駒(拓)。簡単にツーアウトとするが3番打者のファーストゴロにピッチャー生駒のカバーが遅れセーフとなる。続くバッターにタイムリーを打たれ先制点を与えてしまう。 ミスが許されない決勝の舞台で痛いプレーである。



愛知尾州ボーイズの攻撃は先頭河村が内安打で出塁するも盗塁に失敗。川上四球、中津ヒット、田中四球でツーアウト満塁からこの大会も当たっている山本(峻)が押し出しの四球を選び同点とする。続くはこの大会絶好調の降幡だったがサードゴロに打ち取られ同点止まり。
2回、岐阜東濃ボーイズさん先頭打者にヒットを許すも続く打者を6-4-3のダブルプレーで無得点に抑える。
2回、ツーアウトから河村のセンターオーバーのスリーベースを放つも後続が倒れ無得点。



3回から満を持して江崎(雄)が登板。無得点に抑える。



3回の愛知尾州ボーイズの攻撃は先頭、坂井田がクリーンヒットで出塁、中津が送り山本(峻)がライト前ヒット。しかし期待のかかった降幡がレフトフライに打ち取られなかなかチャンスをものに出来ない。
4回、ヒット2本を浴び1点、打ち取ったサードフライだったが太陽が目に入り落球しもう1点。この回2点奪われる。
その裏の愛知尾州ボーイズの攻撃は新谷がセンター前にヒットを放つと河村の鋭く振り抜いた打球は左中間へのエンタイトルツーベース!川上の内野ゴロの間に新谷が生還し1点を返す。
5回、1アウトから田中が死球で出塁、代走橋倉がコールされる。ここで山本(峻)が3塁線を破るツーベース!降幡はたのセンターへの犠牲フライでついに同点に追いつく。 お互いに譲らない戦いは終盤に突入する。

6回河村の放った右中間への大飛球を岐阜東濃ボーイズの右翼守がフェンス手前で好捕!敵ながらアッパレな守備てある。

7回、岐阜東濃ボーイズさんの主砲がレフトフェンスオーバーの勝ち越しホームランを放ち愛知尾州ボーイズは1点のビハインドのまま最後の攻撃へ!
最終回、1アウトから中津が四球で出塁、橋倉が内野ゴロでツーアウトランナー2塁から山本(峻)がレフトへ痛烈なヒットを放ち1、3塁とする。山本(峻)が盗塁しツーアウト2、3塁。1打出れば逆転サヨナラの場面、登場するのは背番号28、降幡!スタンドで祈る様に応援する父母の方々の夢を乗せて振り抜いた打球ではあったが、岐阜東濃ボーイズさんの右翼手、グラブにボールが吸い込まれ試合終了。

2年振りの中学の部優勝は叶わなかった。 けっして力負けしたのではない。あと一歩及ばなかったのは、野球の神様が夏の選手権への新たな試練を与えたものだ!
細かなカバーリング、絶対に捕ってやると言う強い気持ち、まだまだ練習で培っていかなくては全国は無い!

まだ優勝するには早い!最終目標である夏の選手権を獲る為の試練だと!野球の神様からのメッセージだと思ってほしい。
最後になりますが、今年も素晴らしい大会を開催して頂いた福井支部の関係者の皆さんに本当にありがとうございました。 (H)

2016年5月15日 準決勝戦 愛知尾州ボーイズ ○ 5 - 4 ●越前ボーイズ
愛知尾州ボーイズ 頂点へあと一つ!
河村、驚愕のホームラン!平田粘投再び!

【勝】平田
【本塁打】河村【二塁打】降幡・中津・河村
【犠打】降幡

昨日に引続き晴天に恵まれた美方レインボー大会2日目、準決勝の相手は福井県支部越前ボーイズさん。
先発を任されたのはこの大会初登板、背番号6生駒(将)。 立ち上がりエラーが絡み先取点を奪われる。



1回、愛知尾州ボーイズの攻撃はエラーで出塁した河村が1塁牽制でタッチアウトとなり悪いリズムになりかけたが、続く吉川は四球出塁、盗塁でランナーがスタートしショートがセカンドに走った所に山本(峻)の打球が飛び、見事にタイムリーヒットですかさず同点に追い付く。
2回、ツーアウトからスリーベースを浴びピンチを迎える生駒(将)ではあったが何とかサードゴロに打ち取り無得点に抑える。
2回ツーアウトからエラーで出塁した江崎(雄)を1塁においてキャプテン河村が鋭く振り抜いた打球はライトフェンス(97.5M)をはるかに越えるホームラン! 本部席からもあそこまでで飛ばす選手はなかなかいないとのお褒めの言葉を頂きました。



3回からピッチャー平田が登板。先の中日本大会では粘り強い投球で完封勝利をあげたあの投球に期待がかかる。
4回ノーアウト1、2塁とランナーを出すも送りバントをピッチャー平田の好フィールドディングで3塁でアウトにする。
その後のピンチも粘り強く抑え味方の攻撃に期待をかける。
4回、この大会絶好調の降幡のセンターへのフライが目測を誤りツーベースとなる。ここで藤川監督は勝負にでる。代打攻勢でまずは中津!ジャストミートした打球はレフト頭上を越えるタイムリーツーベース!河村もライトへタイムリーを放ち貴重な追加点。なおも代打橋倉がヒットで続き満塁と攻め立て満塁とするがここは抑えられこの回は2点。


5回、越前ボーイズさんの攻撃もツーアウト満塁と平田はピンチを迎えるも粘り強く無得点に抑える。
6回愛知尾州ボーイズの攻撃、河村のレフト頭上をライナーで抜けるツーベースがですも後続が断たれ無得点。
7回に越前ボーイズさんの打線がここまで粘り強く投げいた平田に牙をむく。3本の長短打で2点を返されなおもノーアウト3塁の大ピンチ!続くバッターの強烈な打球をサード川上が飛び付きすかさずホームのキャッチャー河村に渡りタッチアウト!しかしなおもヒットが続き1点差まで詰め寄られる。しかし何とか平田が最後のバッターを打ち取り愛知尾州ボーイズの2年振りの決勝進出が決まった。

さあ、いよいよ待ちに待った頂点まであと一つ! スタンドで応援して下さる母達へ一週間遅れの母の日のプレゼントを贈ろう! (H)

2016年5月14日 2回戦 愛知尾州ボーイズ ○ 9 - 2 ●中濃ボーイズ
愛知尾州ボーイズ、コールドで最終日進出!
小森粘投、完投勝利!
降幡覚醒!山本(峻)、小森、河村、タイムリー長短打で岐阜の強豪に打ち勝つ!

【勝】小森
【二塁打】小森【三塁打】山本(峻)・河村・降幡
【盗塁】山本(峻)・河村
【犠打】坂井田・新谷

美方レインボー大会二回戦の相手は前の試合で最終回に大逆転サヨナラで、勝ち上がってきた岐阜中濃ボーイズさん。
選手1人1人がとても大きな声を出し、まさに勢いに乗る強豪チーム!
この試合もジャンケンで勝ち後攻を選択した愛知尾州ボーイズ!
マウンドには背番号5番、小森が登板する。テンポ良く投げ込む小森のピッチング!ランナーを1人出すも内野フライ3つで無失点に抑える。



愛知尾州ボーイズはこの試合1番に起用された河村が四球を選び出塁。すかさず盗塁を決め続く橋倉が送り、1アウト3塁から坂井田が四球を選び、田中の内野ゴロの間に河村が生還し先取点、続く山本(峻)の痛烈なゴロがレフトへ転がる間に追加点。幸先良く2点を先取。
2回、岐阜中濃ボーイズさんの攻撃が小森を襲う。ツーベースとバントヒットでノーアウト1、3塁から左中間に2点タイムリーを打たれたちまち同点とされる。その後は何とか後続を絶ち同点のまま序盤を乗り切る。
3回の岐阜中濃ボーイズさんの攻撃もヒット2本で1アウト1、3塁のピンチ!打たせて捕る小森のピッチングは見事に6-4-3のダブルプレーでピンチをしのぐ。
ピンチの後にはチャンス有り!河村の痛烈なライト前ヒット、橋倉のバントヒット、坂井田のバントで1アウト2、3塁から4番田中の打球はファーストライナー!ツーアウト2、3塁のまま、絶好調山本(峻)が右中間頭上を破る2点タイムリーヒットを放つ。なおも川上のレフト前タイムリーで追加点。この回3点をあげる。

守備でも小森を盛り上げる愛知尾州ボーイズの選手達。4回、先頭打者の左中間への大飛球をセンター橋倉が好捕!続く2人の打球を橋倉がキャッチ。この回はすべて橋倉がアウトにする。
4回、降幡出塁後新谷が送り小森の左中間を破るタイムリーツーベースで追加点。ここで登場キャプテン河村の放った打球はセンター頭上を越えもう少しでホームランになろうかというスリーベースタイムリー!内野ゴロの間に河村も生還しこの回大きな追加点が加わる。



5回、先頭山本(峻)がレフト前ヒットで出塁、川上のバントが内野打になり、ノーアウト1、3塁から降幡の打球は本日2本目の左中間を破るタイムリースリーベースヒット!2点を追加し、規定により5回コールドゲーム。



一時はなかなか結果が出ず試合出場の機会が無かった降幡だったが、この福井で大きく開花した。



いよいよ、2年ぶりのアベック優勝が見えてきた。明日は福井の地でレギュラー、ジュニアとも優勝旗を是が非でも愛知へ持ち帰ろう!(H)



 2016年5月14日 1回戦 愛知尾州ボーイズ ○ 2 - 1 ●福井ボーイズ
愛知尾州ボーイズレギュラーチーム、2年ぶりの優勝へ向け好発進!
2週間前の中日本大会でのリベンジをここ福井の地で
江崎(雄)好リリーフで初戦突破!これがエースだ!
降幡、チームを救う逆転のタイムリー!

【勝】江崎(雄)
【二塁打】山本(峻)
【三塁打】降幡
【盗塁】山本(峻)2・山本(将)
【犠打】橋倉・江崎(雄)

第8回レインボー大会、初戦会場はくしくも中日本初戦と同じ小浜市営球場。
先発を任されたのは背番号47番生駒(拓)。



いきなり福井ボーイズ先頭打者にセンター前にヒットを打たれ送りバンドでワンアウト2塁とピンチを背負う。3番打者にはインコースへのストレートが決まり見送り三振に仕留めるも続く4番にセンター前へタイムリーを打たれ先取点を献上する。
1回、愛知尾州ボーイズの攻撃は先頭の山本(峻)がライト前ヒットで出塁、橋倉が三振に打ちとられるも、山本(峻)が盗塁、続くキャプテン河村が四球を選びこの試合、初の4番、田中のバットに期待がかかったがセンターフライに打ちとられる。川上も打ちとられ初回は無得点に終わる。
立直りたい2回の生駒(拓)だが、この回も先頭打者にレフト前へ運ばれ2つのバントでツーアウト3塁とピンチを迎えるも外角のカーブが決まり無失点に抑える。特に2つ目の3塁前バント処理は左投手としては非常に難しいが好フィルディングでアウトにした守備は光った。
2回の愛知尾州ボーイズの攻撃は1アウトから山本(将)がショート深いへの打球にヘッドスライディングにて内安打をもぎ取る。果敢に盗塁でセカンドを奪うも後続が断たれこの回も無失点に抑えられる。
3回の福井ボーイズさんの攻撃、ヒットとエラーで2アウト1、3塁のピンチを迎えるとここでピッチャーを江崎(雄)に代える。江崎は勢いのあるストレートでこのピンチを3振に仕留めチームを救う。
3回の攻撃は先頭山本(峻)がセンターオーバーの2塁打で出塁。橋倉が送りクリーンアップに期待がかかる!連続四球で2アウト満塁から降幡のバットから放たれた打球はセンター前へのタイムリー2点ヒットとなり、愛知尾州ボーイズが逆転に成功する。


4回の攻撃は先頭の吉川が四球出塁、江崎(雄)が送りピッチャーのワイルドピッチの間に吉川が一気に3塁を回りホームを狙うも間一髪タッチアウトとなる。
6回、先程逆転のタイムリーを放って波に乗る降幡がセンターオーバーのスリーベースヒットで出塁、キャッチャーがボールをそらす間に果敢にホームを狙うもタッチアウト!なかなか追加点を奪えない。


江崎(雄)は延びのあるストレートと外野の好守備にも助けられて福井ボーイズさんの攻撃を1安打に抑え見事に初戦突破をつかみとる。
追加点が奪えない僅差の試合ではあったが辛抱強く投げた江崎(雄)のピッチングがチームに勝利を呼び込んだ試合だった。
さあこの勢いで目指せ頂点へ!(H)

第31回日本少年野球 読売杯 中日本大会
2016年5月4日 準々決勝戦 愛知尾州ボーイズ ● 5 - 9 ○加賀ボーイズ
愛知尾州 粘りを見せるも延長で敗退 最終日進出ならず!
春からの成長の証は見せた!
川上4安打 孤軍奮闘!
6月の全国予選を見据えて収穫有り!

 
【負】生駒(拓)
【二塁打】川上2・中津
【盗塁】河村・川上
【犠打】坂井田

”目に青葉 山ホトトギス 初鰹”
初夏の江戸っ子の好むものをうたった句であるが 球場の周りの山々には新緑が生い茂り、そこからホトトギスではなくウグイスの鳴き声がちらほら聞こえ、昨晩の宿舎では日本海若狭湾の新鮮なお魚に舌鼓をうったことと思う、球場の名称は、ズバリ青葉球場、自然に恵まれた若狭高浜の地、ゆるやかな空気と時間が流れるがグランドの中は、最終日進出、おおい球場行きの1枚の切符をかけた熱い戦いが開始される。
春の全国出場北陸支部代表の一塁側の加賀ボーイズ、一回戦 愛知県西支部の三好東郷ボーイズに0-4の劣勢から5-4の逆転勝ち、二回戦 三重県支部の四日市ボーイズに同点に追いつかれると突き放して5-1の勝利、ともに終盤の集中打は見事の一言、かたや三塁側愛知尾州ボーイズ、一回戦 静岡県支部駿東ボーイズに堅い守りで3-0の逃げ切り勝ち、二回戦 岐阜県支部岐阜北ボーイズにこちらも同スコアの3-0の完勝、楽しみな対戦となった。



先攻は加賀ボーイズ、満を持しての愛知尾州ボーイズの先発は江崎(雄)、初戦が平田の完封劇、二戦目が辰巳ー中西-小森-降幡-飼沼の継投で無失点が続く、気負いが裏目にでなければと心配されたが問題なし、初回はフォアボール与えるものの加賀ボーイズ四番の好打者工藤を三振に抑え、二回は内野へのポップフライ三つの三者凡退、順調な立ち上がりとなる。
打線は、加賀ボーイズ先発下出投手に二回ツーアウトまで三振と凡打、六番川上がとらえた打球はレフト・センター間真っ二つに割るツーベースヒット、続く七番江崎(將)もレフトへ痛烈なライナーも正面でスリーアウト、二回まで互角の戦いに真夏の陽射しを思わせる陽気とは別の意味で両軍応援団は手に汗握る。

均衡が破れたのは三回表、下位打線を二人押さえてツーアウト、少しホッとしたのか江崎(雄)に二回り目となった加賀ボーイズ打線が牙をむく、一番・二番に連続ヒット、三番打者の際に意表を突くダブルスチールで二・三塁のピンチに三番打者に二人を還すタイムリーヒット、さらにもう1点を追加され今大会初失点となる。

追う愛知尾州ボーイズも四回川上タイムリーで1点を返して序盤を1-3で折り返す。

五回加賀ボーイズに追加点、四番工藤選手に再びレフトへのタイムリーツーベース、点を返した後にすぐに取られるのは、流れとしてはよくないパターン、春までの愛知尾州とはここからが違った、劣勢の六回裏、先頭河村がフォアボール出塁、ボークで二塁進塁、中津がレフト・センター間タイムリーツーベースでまず1点、ワンアウト後に川上ライトオーバータイムリーツーベースで中津が還って1点差、ここでお返しとばかりに二塁ランナー川上がサードへスチール、八番山本(峻)がレフト前タイムリーで塁上でガッツポーズ、ついに追いつく、粘りとともにあきらめない精神をみせてくれた。



最終回七回も江崎(雄)が続投、フォアボール二人のランナーのツーアウト一・二塁に五番打者の打球は、ライト・センター間への大飛球、球場内全ての目が打球に注がれる、何としても取るという気持ちを胸に懸命に背走を重ねるノーベル賞男田中のグラブにはいりファインプレー!大ピンチ脱出、ベンチ前は、田中を全員が出迎え、応援団とともに歓喜の輪ができる。



その裏愛知尾州、一番からの好打順にサヨナラの期待もかかったが残念ながら三者凡退、規定により延長戦にはいる。




この八回にともに勝ち越しがなければタイブレイク突入となる、江崎(雄)から生駒(拓)にスイッチ、先頭打者に続けた変化球が高めに入りヒットを浴びる、けん制球がセット静止不十分ととられボーク、さらに送りバントを決められて降板、急きょリリーフの河村も勢いを止められず5点のビッグイニングをつくられて5-9で攻撃に向かう、その際に応援席から”まだまだ!”という声援、ありがたい本当にありがたい声援、北陸福井の地、グランド担当は対戦相手の加賀ボーイズさん、完全アウエイの中、この状況でも選手を奮い立たせてくれる。
であればもう一度粘りを見せよう!先頭中津フォアボールで出塁、坂井田もファースト強襲ヒット、川上この日4本目のライト前ヒットでフルベース、江崎(將)の一打は、サードへの強いゴロ、5-4-3とわたってダブルプレー、1点を返したが後続を断たれ5-9で敗戦、読売杯第31回中日本大会をベスト8で終えた。

 三年生は、8月末まで残り4か月、大目標は6月に開催される夏の選手権大会愛知県西支部予選を勝ち抜き、全国へ出場すること、それまでに二つの地方大会を戦う、この試合でみせてくれた”Never Give Up”の精神を持ち続けること、開会式で立派な行進ができたことは紛れもない事実、歩みはゆるやかかもしれないが着実に成長をしてくれている。
収穫が多かった中日本大会、楽しみが増幅されてきたのは間違いない。(W)



2016年5月4日 2回戦 愛知尾州ボーイズ ○ 3 - 0 ●岐阜北ボーイズ
愛知尾州 ベスト8進出!
辰巳 - 中西 - 小森 - 降幡 - 飼沼 盤石の無失点リレー!

【勝】辰巳【セーブ】飼沼【ホールド】中西・小森・降幡
【二塁打】江崎(將)・川上・田中
【盗塁】河村・水谷
【犠打】新谷【犠飛】田中

福井県開催として二年目を迎えた第31回 読売杯中日本大会、初日は、予想外の天候ではあったが16試合が無事に挙行された。
明けて二日目、おだやかな陽光が戻ってきた。愛知県西支部から出場したチームの初日の戦績は、5勝3敗、愛知知多、東海中央、三好東郷が姿を消した。
ここで読売杯中日本大会の30回の歴史を振り返ってみる、優勝を複数回、達成しているチームは、
3回  春日井ボーイズ(愛知県西支部)
    四日市ボーイズ(三重県支部)
2回  名古屋ボーイズ(愛知県西支部)
    東海ボーイズ(愛知県西支部)
    愛知尾州ボーイズ(愛知県西支部)
    愛知瀬戸ボーイズ(愛知県西支部)
    西濃ボーイズ(岐阜県支部)
    岐阜中央ボーイズ(岐阜県支部)
    鯖江ボーイズ(福井県支部)
そうそうたるメンバーの中に我が愛知尾州ボーイズの名が連ねられているのはうれしいかぎりである。
またここ10年間では、愛知県西支部のチームが6回の優勝を数え、平成26年、27年と優勝旗は愛知県西支部にひるがえっている。
宿舎より開会式会場をとおりこして到着の青葉球場、昨日の小浜市営球場同様に若狭高浜の高台に位置する球場、京都府との境までほぼ10キロである。
第一試合は、北陸支部の加賀ボーイズが終盤の集中打で三重県支部の四日市ボーイズに5-1としベスト8に一番乗りを決めた。その加賀ボーイズと対戦するチームを決める岐阜北ボーイズと愛知尾州ボーイズプレーボールが11:00にかかった。
先攻の愛知尾州、先発の辰巳を援護するために先制点がほしいところ、先頭の橋倉の流し打ちクリーンヒット、新谷定石通りの送りバントで早くもスコアリングポジションにランナーをすすめる、河村ファーストゴロで橋倉は三塁へ、ここで絶好調中津がセンター前にタイムリー、昨日からの流れを維持する。
かわって辰巳の投球は圧巻の一言、ストレートで真っ向勝負、三者凡退に切って取り、初回を終わって1-0と試合の主導権を握る。
次の1点がどちらに入るかが注目されたが、四回表の愛知尾州に、江崎(將)のレフト・センター間タイムリー、さらに五回に代打の切り札田中のセンターへ高々と上がる犠牲フライで着々と追加点をあげる。


          

投げては、四回中西、五回小森、六回降幡、飼沼と小刻みにリレーで連日の無失点、見事にベスト8に勝ち上がった。



最後にスポーツに限らず世の中には、多くの規則・ルールが存在する、開会式でおおい町長さんが祝辞として述べられた言葉の中に、”野球というスポーツの中で一つのルールを全員で守り勝利に向かう”、規則を守ることは、多少窮屈なことでもあるが遵守してゆくことが一体感にもつながり結果が出た時の喜びもひとしおである。
ルールは、決してグランドの中だけではなくグランドの外にもあることをもう一度戒めていく。 (W)

2016年5月3日 1回戦 愛知尾州ボーイズ ○ 3 - 0 ●駿東ボーイズ
愛知尾州 初戦突破! まずベスト16へ!
平田あっぱれ! 81球完封!
中津先制打! 新谷中押し打!再び中津ダメ押し打!

【勝】平田
【二塁打】平田・新谷・中津
【盗塁】河村
【犠打】平田・新谷・江崎(蔣)
活発な雨前線が西から日本列島に迫ってくる。五月の大型連休の中盤にくるとは予想がつかなかった。読売杯第31回中日本大会の開会式の大飯球場は、強風が吹き荒れる、中日本ブロック中学部111チームの中から各支部の厳しい予選を勝ち抜いてきた選ばれし32チームが入場行進を行う、愛知尾州は25番目、凛とした佇まい、闘志を内に秘めた行進が立派に出来た!若狭高浜ボーイズ松吉 颯生(そうい)キャプテンの選手宣誓の言葉の中に、先月に起こった熊本地震による九州ブロックのボーイズリーガーを思いやるフレーズと今、野球ができる幸せな環境にある思いが述べられた、正にそのとおりでこの大きな舞台に立てる幸せをかみしめて試合に臨んでほしい。
開会式会場から15分、日本海若狭湾を見下ろす高台にある小浜市営球場、美方レインボー大会で経験済みの球場ではあるが今日の若狭山地から吹き下ろされる強風はQVCマリンフィールドよりも強く参考にならない。
第一試合は、緊迫した接戦の中、北陸支部の加賀ボーイズが愛知県西支部三好東郷ボーイズを5-4で下す、第二試合は、岐阜県支部岐阜北ボーイズが福井県支部福井ボーイズを7-0の5回コールドで下してそれぞれ翌日の二回戦に進出となった。
早朝の集合から待ちに待ってようやくの試合開始、心配された雨は降らず朝からの強風が舞うコンディションとなった、試合前メンバー交換の際に河村キャプテン後攻を選択、緊張の初先発平田は、一・二番を討ちとるが三番をサードゴロにしとめるが川上悪送球、四番に初球をライト前にクリーンヒットのピンチ、ここでの結果が試合を左右すると言っても過言ではないくらいの局面、五番打者の打球は快音を残してレフトに向かう、風が四方に行き交う中、あきらめずに追った坂井田のグラブに入り、スリーアウト、一生懸命な平田の投球にバックも好プレーで応えてくれる。

野球は決して一人でやるスポーツではない、その裏、一番橋倉、二番新谷と駿東ボーイズのサウスポー島田投手、絶妙のコントロールの変化球に二者連続の見逃し三振、三番河村フォアボール、四番中津の初球にすかさずスチール、このチャンスに中津がレフト線タイムリー、河村生還でツーアウトランナー無しから見事な先制点となる。

その後のフルベース、三回のツーアウトニ・三塁のチャンスにあと一本が出ず、三回終了時1-0で前半を終える。四回表、平田にリズムがでてきて三者凡退、その裏愛知尾州に待望の追加点、先頭平田がライト線にツーベース、橋倉丁寧に送りバント、二番新谷がライトオーバータイムリーツーベースで平田を還して2-0、五回まで淡々とゲームが流れる。



あとアウトが6つ、こからが長い、五回裏に最後のバッターとなり一塁に走った平田のピッチングが心配される、先頭を力のないセカンドゴロに討ち取ったと思ったら瞬間、セカンドの山本(峻)がファンブル、一転ピンチ、中学生の野球は7回、チャンスと言われる局面は互いに最低二度は巡ってくる、ここでベンチからすかさず藤川監督マウンドへ、短く指示を出して集まった内野陣は大きく返事、どんなことが指示されたかは、定かではないが全員の顔つきが引き締まったのは間違いない、気をとりなおして平田が投げ込む、送りバント、ワイルドピッチ、フォアボールで同点のランナーがでて一・三塁、ここでビッグプレーが飛び出す、四番バッターの一打はサードへ川上サードランナーをけん制してセカンド送球でツーアウト、受け取ったセカンド山本(峻)がホームへ突っ込むランナーに気づいてホームの河村へ、結果はコリジョンルールも関係ないドンピシャの送球でタッチアウト!大ピンチを全員でしのいだ、普段の練習のボール回しをおろそかにしていない成果がここで発揮されたと言ってもよい、練習は嘘をつかない。
その裏、ピンチの後にチャンス有り、ピンチヒッターはノーベル賞受賞者と同姓同名の田中がフォアボール出塁、ピンチランナー降幡で新谷の送りバントのチャンスメイクに四番中津がレフト・センター間逆風も関係ないタイムリーツーベースで追い上げムードの駿東ボーイズに引導を渡す。



最終回、平田は2本のヒットを浴びるが最後のバッターを三振で討ち取り、見事81球で完封勝利、翌日の二回戦進出の原動力となった。
目立たないが二回駿東ボーイズの攻撃、ノーアウトの一塁ランナーがスチールを試みたがキャッチー河村の盗塁阻止、これで相手の攻撃の選択肢は減ったと言えよう、加えて登録メンバー25名、ベンチ入り20名で残念ながら外れた生駒(将)、中西、辰巳、山本、立石の5名が四回終了後のグランド整備に真っ先に飛び出してくれた、この意気込みがうれしかった、全員で戦っていることに他ならない。



屋外スポーツは、総じて対戦相手だけではなく自然も相手となる、受け入れて味方につけるか、こんな日に野球かと思って敵にするかは、自分の心次第、野球がやりたいと思っても野球ができない被災地のボーイズリーガーがいることを忘れてはいけない。 (W)

 
 第21回スポーツニッポン旗争奪東海大会
 2016年4月9日 3回戦 愛知尾州ボーイズ ● 6 - 8 ○名古屋富士ボーイズ
愛知尾州 逆転負けで敗退!
平田-小森-辰巳-河村の必死の継投実らず!
この借りは、福井で倍にして返す!

【負】小森
【二塁打】江崎(將)・中津
【盗塁】河村
【犠打】江崎(將)・山本(将)【犠飛】坂井田

 この組み合わせが決まった時に愛知尾州がここまで来れば、対戦するのは名古屋富士ボーイズであると、予想通りの展開となった。
直近の春季全国大会出場、間を空けることなくスポニチ大会に出場し、モチベーションを切らさず、なおかつ愛知刈谷との対戦で5点のビハインドを物ともせずひっくり返してきた、強敵である。
さらに愛知尾州は、初の一日で公式戦を2試合戦うことになる、練習試合では、2試合また3試合戦うことはざらにあるが忍び寄る疲労度は、練習試合の比ではない。
これを克服してこそ次にすすむことができる!インタバルをとって13:58にプレーボール、打線好調の先攻愛知尾州は、いきなりノーアウトフルベースのチャンスをつくる、四番中津はファーストゴロで三塁ランナー吉川本塁封殺、五番坂井田はセンターへの犠牲フライで新谷生還で先制、川上センターフライで1点のみ
その裏、満を持しての先発は平田、3本のヒットとフォアボールを与えるがこちらも1点、初回の攻防は痛み分け、これでは終わらないという波乱含みの様相を示す立ち上がりとなった。。


三回愛知尾州に追加点、ツーアウトランナー無しから四番中津から坂井田、川上、江崎(將)の見事な四連打、相手ワイルドピッチもからめて3点の勝ち越し、続く四回は、やはりツーアウトランナー無しから三番河村ライト前へ火の出るような当たりのヒット出塁、スチールをきめた後に絶好調中津のレフト前ヒットで河村好走塁でホームイン、5-1とし試合の主導権を完全に握ったかに思えた。


その裏からは継投、小森がマウンドへ三回、四回と無難に抑えたが五回に暗転、名古屋富士 一番からの攻撃に8連打を浴びて降板、急きょリリーフの辰巳もおさえられずにこの回一挙に7点をとられて逆転、一転追いかけることとなる。

名古屋富士打線の見事な集中力、下位打線の徹底したライトヒッティングには、さすがに全国大会出場チームと思わせる片鱗を見せつけられた。
追う愛知尾州、最終回に山本(将)の犠牲フライで1点を返すが届かず、6-8で敗戦、準々決勝で姿をけすこととなった。
課題は明白、一日2試合を戦う心と身体のスタミナをこの一か月で養う、打線は、この調子を維持する。5月の大型連休の時期に福井でリベンジを期待する。
過去7回の出場で優勝2回、準優勝1回、ベスト8 1回、ベスト16 2回の相性の良い中日本大会を楽しもう!

(W)

2016年4月9日 2回戦 愛知尾州ボーイズ ○ 11 - 1 ●名古屋緑ボーイズ
愛知尾州 11点!圧勝!!
4年連続8度目の中日本大会出場!!
江崎(雄) 2試合連続完投!
3番河村2ラン! 4番中津3ラン!アベックホームラン!!

【勝】江崎(雄)
【本塁打】河村・中津【三塁打】山本(峻)【二塁打】川上・江崎(雄)
【犠打】山本(将)

一週前の初日を勝ち上がった愛知尾州、今日は阿久比町鶴弥グランドにて中日本大会出場をかけた名古屋緑ボーイズ戦、気合い充分に午前9:00前に球場入り、目の前では第一試合、愛知刈谷ボーイズと春の東邦ガス大会優勝の名古屋富士ボーイズの戦い、愛知刈谷が5点のビッグイニングで先制すると後半に地力を発揮した名古屋富士が一完歩ずつ追い詰めて、最終回に追いつきタイブレイクの死闘の末に7-6と名古屋富士に凱歌があがり、中日本大会出場権の獲得となる。
ふりかえってみて初日には、波乱もあった、秋の中日本チャンピオンの愛知小牧が愛知長久手に敗戦、また新規加入の東海中央が東邦ガス大会準優勝の愛知守山を下す、さらに一回戦屈指の対戦となった東海 VS 愛知瀬戸は、意外にも東海のコールド勝ちと予想がつかない混戦状況、どこが勝ってもおかしくない状況は、今日も続く。
連覇に向けて今日と明日で合計4試合を戦わねばならない愛知尾州、前の試合とは違い先攻となる。
先頭橋倉、基本どおりにセンター返しもセカンドゴロ、二番新谷は一球もふることもなくじっくり見極めてフォアボールで出塁、三番河村が4球めをたたくと打球はレフト・センター間へぐんぐん伸びてオーバーフェンス、あわや三州瓦の完成品の飛び込むかと思われる当たりが2ランとなり幸先よく愛知尾州に先制点
  

その裏、先日1安打完封の江崎(雄)が先発、いきなり先頭の好打者加藤選手にレフト・センター間を破られスリーベース、いきなり試練も次打者をファーストゴロに打ち取り1点を与えるも初回の先制が効いて後続をきっちり切って取り初回の攻防を2-1として終える。

その後は、愛知尾州 江崎(雄)、名古屋緑 加藤の両投手が踏ん張って三回まで両チーム得点なし、次の得点がどちらに入るかが焦点となり試合は進む。
迎えた四回、愛知尾州に待望の追加点、ワンアウト後に坂井田フォアボールのランナー一塁に川上がレフト・センター間へのツーベースで二・三塁、江崎(將)のタイムリー内野安打でまず2点、さらに江崎(雄)のレフト線の技ありのタイムリーツーベースで1点と勝利をグッと引き寄せる鮮やかな連打に三塁側応援席が盛り上がる。
そして五回に試合を決める中津のレフトスタンドへの3ランホームラン、山本(峻)のセンターオーバータイムリーツーベース、江崎(雄)のタイムリー内野安打、まだまだ続く打者一巡して新谷のセンター前タイムリーと都合6点の超ビッグイニングで11-1とし、その裏江崎(雄)が0点に抑え、一回戦に続いてコールドゲームとし見事、ベスト8に進出と同時に4年連続8度目の中日本大会出場を決めた。
  

  


この試合で打線の好調さが一週前からも持続されているのは明らかだが下位の左打者の川上・江崎(雄)の逆方向への打球が切れずにフェアゾーンに入りヒットになっているのは、下半身に粘りが出てヘッドアップすることなく、きっちりとボールをたたいているからに他ならない、上位打線も好調キープ、そのつながりが大量点となるのは必然、ようやく冬の鍛錬の効果がでてきたといえよう。
次のステップである最終日進出には、もう1試合戦い、さらに翌日2試合戦ってこそ頂点がみえてくる
歩みは、ゆっくりかもしれないが着実に進んでいるのは間違いない、まずは最低限の目標、中日本大会出場を決めた、次の対戦相手は、東邦ガス大会の名古屋富士ボーイズさん、自分たちの実力を試すには格好の相手、この勢いでぶつかれ! (W)

2016年4月2日 1回戦 愛知尾州ボーイズ ○ 7 - 0 ●豊田ボーイズ
愛知尾州 レギュラーチームの公式戦初勝利!!
この勢いで頂点へ駆け上がれ!!
江崎(雄) 圧巻の無四球 1安打完封!
河村 ダイヤモンドを駆け巡る2本のタイムリースリーベース!
橋倉 ファインプレー!守って貢献!
とどめは、泰平!レフト線へタイムリースリーベース!

【勝】江崎(雄)
【三塁打】河村2・川上【二塁打】江崎(雄)・坂井田

愛知県西支部のこの世代の戦いを秋から振り返ってみる。
平成27年9月 毎日新聞大会 優勝 愛知小牧ボーイズ  準優勝 愛知名港ボーイズ
平成27年10月 ミズノ大会  優勝 東海ボーイズ  準優勝 愛知守山ボーイズ
平成28年 3月 東邦ガス大会 優勝 名古屋富士ボーイズ  準優勝 愛知守山ボーイズ
猫の目のようにかわる優勝チーム、混戦であることに間違いない、ということは参加全てののチームに優勝のチャンスは、あるということ、愛知尾州は、春の全国大会出場は残念ながら逃したがこの大会でベスト8に勝ち残り4年連続の中日本大会出場を勝ち取ろうではないか、そして夏の全国出場へつなげようではないか!
ディフェンディングチャンピオンとして開会式の行進は先頭、恥ずかしくない行進ができた!



二年前のスポニチ大会、やはり春の全国出場を逃した竹田キャプテンのレギュラーチームがベスト4にはいり中日本大会に出場、そして中日本大会優勝というビッグタイトルをチームにもたらせてくれ、その勢いでSSK大会優勝し夏の全国大会出場(ベスト4)と全日本中学野球選手権大会(通称 ジャイアンツカップ)に出場したことを思い出す。
その時も立派な行進ができていた!その再現を期待する!外野席後方の桜がほぼ満開、一年を通じて屋外スポーツの観戦には一番過ごしやすい時期となった、後は寒いか暑いかの時期となる、それでも父兄さんは常にサポートしてくれていることを忘れずに全力でプレーしてくれることを願うばかりである。
開会式終了後の第一試合は、東邦ガス大会優勝し全国大会出場の名古屋富士ボーイズと同大会ベスト8の中京ボーイズさんの一回戦屈指の対戦、初回に点の取り合いとなったが終盤に名古屋富士が突き放し二回戦進出となった。
迎えて11:48にプレーボール、対戦相手は、公式戦二年ぶりの対戦となった豊田ボーイズさん、その時は稲沢市民球場での毎日新聞大会、苦杯をなめた相手である、また東邦ガス大会では、共に愛知瀬戸ボーイズに敗戦し行く手を阻まれたチーム同士の対戦となった。
珍しく後攻をとった愛知尾州ボーイズ、先発は、江崎(雄)、勝ちがほしいのは言うまでもない、その気負いが投球に、押さえが効かず高めに抜けるが威力充分の直球で2奪三振とサードへのポップフライで三者凡退、上々の立ち上がりで滑り出す。
その裏先頭の切り込み隊長橋倉の粘った7球目の一打は、ピッチャー返し、サウスポー野依投手ガッチリつかんでワンアウト、しかしキッチリととらえている、へこむ必要はない!続く新谷は、三番河村に常につなぐことだけを考える二番打者、粘って粘ってフォアボールを選んでチャンスメイク、この場面の期待に応えて愛知尾州の今年の看板、河村の一打は、速い球足でライト線へ、新谷一目散に河村に追い越されないようにホームへ生還、タイムリースリーベースで先制、さらに追い打ちで四番中津のレフト前タイムリーヒットで2点が初回に記録される。



点をもらった江崎(雄)の二回表、ワンアウト後の五番野依選手の打球は鋭くセンターへ、橋倉懸命に後退しキャッチ、何気ないプレーにみえるが点をとった後の大事な守り、抜けていれば長打覚悟の打球に反応した橋倉の守りは、今後の展開に大きく貢献したといっても過言ではない。
このプレーで江崎(雄)がのってゆく、三回・四回とテンポよく三者凡退、かわって愛知尾州は、二回橋倉のタイムリーとこの日二本目となる河村の2点タイムリースリーベースで3点、三回は、東邦ガス大会から好調キープの山本(峻)のセンター前タイムリーで1点、三回終了で6-0とリードを広げる。



まだまだ安心はできない、東邦ガス大会は、6-1からの逆転負け、四回終了後のグランド整備、その後での流れがかわることはままあること
五回表に江崎(雄)が先頭打者の初めてのヒットを許す、一転ピンチにショートゴロ、捕球の新谷が冷静に走者をみて三塁に送球、ゆうゆう間に合ってタッチアウト!その後も無難に二つのアウトをとって五回まで無失点
その裏、ヒットの坂井田を一塁において、この日2三振の川上泰平の打球はレフト線へのタイムリースリーベースとなり坂井田を迎え入れ、7-0となりコールドゲーム成立、昨年9月結成のレギュラーチームの公式戦初勝利の瞬間となった。



長かった本当に長かったが、これでプレッシャーは解けた!あとは前に進むのみ!応援席の父兄さんも満面の笑み、これだけ喜んでいただけることを選手も見てくれたと思う、勝負事である、勝つ時も負ける時もある、負けて気づくことより勝って吸収することのほうが筆者は、多いと考える。.
だからこそ勝って上の戦いを経験することを望む、一週間おいての4/9(土)の対 名古屋緑ボーイズ戦、中日本大会出場をかけた絶対に負けられない戦いとなる、こんなステージで戦える幸せを感じて臨む、戦いの先に父兄さんの笑顔があることを忘れずに!
(W)

 第46回春季全国大会支部予選兼第23回東邦ガス旗争奪東海大会

2016年3月5日 2回戦 愛知尾州ボーイズ ● 6 - 7 ○愛知瀬戸ボーイズ
愛知尾州 公式戦初勝利ならず!
壮絶な打撃戦も一歩及ばず!
河村 2ラン! 山本(峻)3安打猛打賞!

【負】平田
【本塁打】河村【二塁打】中津・山本(峻)2
【犠打】新谷・川上

平成27年9月に産声をあげた愛知尾州の2014年入団の新チーム秋の戦績は、
9/12 毎日大会 3-5名古屋富士
10/3 ミズノ大会 3-11愛知木曽川
11/7 神宮奉納大会 3-5愛知豊橋と勝ち星なしの三連敗、苦闘の秋を過ごした。
そして厳しい厳しい冬練習、2月の練習試合を通じてどこまで成長をしたかをみせる舞台がやってきた。
春季全国大会支部予選を兼ねる東邦ガス旗争奪大会、毎年多くのドラマが展開される。
初日の2/27(土)の開会式後の津島市営球場では、好カードが目白押し、第1試合は、名古屋緑ボーイズが愛知名港ボーイズを9-2でコールド勝ち、第2試合は、昨年秋の中日本ブロックチャンピオンの愛知小牧ボーイズと歴戦の強者である東海ボーイズの試合が行われ3-0で東海の完封勝ち、やはり経験値が物を言ったか!さらに第3試合は、愛知知多ボーイズが愛知長久手ボーイズを6-1で下してこの3チームに東名古屋ボーイズを加えた死のAブロックは、本日、最終日進出の1枚のチケットを競う!
ここ菊華高校スポーツヒルズでは、第1試合は、古豪名古屋ボーイズと初日猛打爆発で名古屋旭丘ボーイズをコールドで下した稲沢中央ボーイズ、結果は、大接戦の延長8回、5-4で名古屋ボーイズのサヨナラ勝ち、ベスト8に進出となった。
続く第2試合にようやく愛知尾州の登場、相手は初日、豊田ボーイズとの投手戦を制し勝ち上がってきた愛知瀬戸ボーイズ、失うものは、何もない!





初回、先攻愛知尾州は、先頭橋倉フォアボール、二番新谷の送りバントは、悪送球をさそい、ノーアウト一・二塁、三番河村は、しっかり叩いてレフト前のクリーンヒット、このチャンスに四番中津の一打は、レフトフェンスをバウンドして越えるエンタイトルツーベースヒット、二者が生還して、チーム・応援団の緊張感を解きほぐす先制点となった。
 
先発の大役を仰せつかった江崎(雄)、長身から投げ下ろすストレート中心の投球で初回を1失点で上々の立ち上がり、初回の攻防で2-1と愛知尾州のリード、ともによくバットが振れている、打ち合いは、共に望むところ、二回愛知尾州に追加点、八番山本(峻)がレフト・センター間へのツーベース、ラストバッター江崎(雄)の内野安打にトップの橋倉送りバントで二・三塁のチャンスに二番新谷のタイムリーで2点をもぎ取る。

  

さらに四回は、キャプテン河村のセンターオーバーのインサイドパークホームラン(メジャー風に表現しました)が2ランとなり6-1、投げる江崎(雄)もランナーを出すが三回・四回と内野がよく守ってダブルプレー地獄で愛知瀬戸の反撃の芽を摘み取る。
ここまでの前半戦は、完全に愛知尾州ペースで試合を支配する。
しかし五回に愛知瀬戸の猛反撃、バトンをつないだ生駒(拓)、中津そして平田がフォアボールから上位打線の三連続タイムリーを浴びて4点を献上、6-5となり試合の行方がわからなくなる。
突き放したい愛知尾州もランナーを出すがホームが遠い、六回裏の愛知瀬戸、やはりフォアボールからのピンチにワイルドピッチからまず同点、ファウルグランドの狭い菊華高校グランドではあるが思い切って突っ込んできた愛知瀬戸の三塁ランナー森本選手の走塁にあっぱれ!さらなるピンチにショートゴロの間に逆転のランナーホームインでついに愛知瀬戸が試合をひっくり返す。
最終回先頭中津がヒットで出塁するが後続が倒れ、ゲームセット。
秋から続く公式戦初勝利は、またもお預けとなった。
試合後うなだれる愛知尾州ナインに森コーチが ”行動を早く!”と声をかけるシーンが、確かに前半リード、今度こそ勝てると思ったことであったろうがプレートアンパイアのゲームの声がかかって初めて試合終了である、ショックの中、荷物をまとめることはつらいことではあるが、そこが真価を問われるところ、秋から冬を通して成長したところを今日は、存分にみせてくれた。
結果は負けがついたがほぼ紙一重の勝負、充分次に期待のできる内容であった。

駆けつけてくれた多くのOBや三年生、そして寒い中応援してくれた父兄さんに報いるためにも行動を早くしてほしい。
今回レギュラーのちょうど二世代前の先輩たちも東邦ガス大会準決勝で敗れ、全国を逃し涙にくれたが続くスポニチ大会でベスト4に入り、中日本大会に優勝、SSK大会も優勝、全国選手権大会で全国三位、そしてジャイアンツカップに初出場と素晴らしい足跡を残してくれた。
シーズンは、始まったばかり、リベンジの機会は、まだまだある!(W)

 神宮奉納第14回日本少年野球中学生三重大会

2015年11月7日 2回戦 愛知尾州ボーイズ ● 3-5 ○愛知豊橋ボーイズ

 今シーズンレギュラーチーム最後の公式戦ここまで初戦敗退が続いている、何とか一つ勝って来季への弾みにして欲しい。
1回表 先頭打者橋倉初球をセンター前ヒット2番山本将送りバント3番河村左中間タイムリー二塁打。欲しかった先制点を見事な攻撃で奪うが、後続続かずこの回1点。


1回裏 ピッチャー江崎ヒットでランナー出すも無得点に抑える。2回表 2アウトから江崎四球で塁に出るもこの回無得点。
2回裏 ショート山本峻レフト前に落ちそうな打球を背面キャッチでこの回無得点。
3回表 先頭山本将ショートに内野安打3番河村四球 4番田中センター前にヒット満塁から6番川上内野ゴロの間に1点。7番吉川ライト前タイムリー この回2点追加。

3回裏 内野のミスが重なり、2点献上。

4回表 相手のミスで貰った1アウト1,2塁を物に出来ず無得点。

4回裏 ピッチャー江崎→平田に交代、平田、危なげなく三者凡退で無得点に抑える。

5回表 1アウトから川上塁に出るも無得点。

5回裏 相手のヒットが繋がり3点献上( 逆転を許す )。この回途中からピッチャー平田→小森に交代。

6回表 1番からの好打順も三者凡退でこの回無得点。

6回裏 ピッチャー小森、ランナーを出すも無得点に抑える。

7回表 最終回三者凡退で無得点。

少しづつ成長はしているがまだまだ課題が多い。
相手がくれたチャンスを物にできない、誰かがミスをすると、連鎖のごとくミスを続けてしまう、またそれを自分が断ち切ってやろうと思えない心の弱さ等、野球をやる上で一番大切なその部分を成長させない限り、公式戦での勝利は掴み取れない。
これで今季の公式戦は終了し、来季に向けて厳しい冬のトレーニングが待っている。
春笑うためにはこの冬の期間をどう過ごすかが大切である。選手一人一人が課題を認識し目標を持って真剣にこの冬の練習に取り組み乗り越え、そして春には自信を持ってプレーができ良い結果が出せる事を期待する。
( NNF )

第11回 ミズノ旗争奪東海大会

 2015年10月3日 1回戦 愛知尾州ボーイズ ● 3-11 ○愛知木曽川ボーイズ
愛知尾州 新チーム 二大会連続の初戦敗退!
同一地域対決 愛知木曽川にコテンパン!

新キャプテン河村、意地の3安打もチーム空回り!

>>スコアボード

天高く馬肥ゆる秋、絶好の野球日和、東海市の元浜公園、いつもの球場ではなく公園広場とステージを使用しての開会式、一風変わったこの方式も新鮮に映ったのは、筆者だけではないと思う。
集合から既に試合は、始まっていると思ってくれる選手は、何人いただろうか、緊張感のない到着後の振る舞いに一抹の不安がよぎり、愛知木曽川さんとの試合が気になってしまった。

開会式後は、愛知県日進市の中部第一高校グランドに移動し13:13にプレーボール!
先ずは新チームで一つ勝ちたい、この気持ちはチームの選手、指導者、父兄さんも同じである。

この試合、先攻の愛知尾州ボーイズは初回、先頭山本(峻)が四球で出塁。橋倉のセカンドゴロでランナーが入れ替わり、橋倉が果敢にセカンドを盗塁で狙うもタッチアウト。新キャプテン河村の打球は左中間を破るスリーベースヒット。四番中津のレフト横へのクリーンタイムリーヒットで欲しかった先取点を奪う。


続く江崎(S)のヒット、小森のデッドボールでツーアウト満塁とするが得点は1点どまり。3本のヒット、2四死球で1得点しか出来ないチグハグな攻撃は今後の課題。
愛知尾州ボーイズの先発は小森。初回のデッドボールの影響が心配される立ち上がり、強打を誇る木曽川ボーイズさんの痛烈な当たりをエラーとヒットでたちまち同点とされる。
2回の攻撃は田中が粘って四球出塁、エンドランで田中がスタートするも、新谷の打球はセカンドへの力の無いフライで田中戻れずダブルプレー。右へゴロを転がすという状況判断が求められる。
2回、小森はヒットを許すも打たせて取る我慢のピッチング。ツーアウトセカンドでの痛烈なセンターへの打球も橋倉が果敢に突っ込みダイレクトキャッチ!相手に得点を許さない。
3回、この日2本目となるヒットで1塁に出塁の河村だったが盗塁を狙う気持ちが強すぎて牽制に飛び出しタッチアウト。攻める気持ちが空回りする。

3回裏、センターへの飛球を捕れずノーアウト三塁。その後も内、外野エラーが続きこの回4失点。リズムに乗れない!特にランナーがいる時に外野が打球を後逸するエラーは大量失点に繋がるので、今後の課題として練習で克服してほしい。
4回からピッチャー生駒(将)に交代。四球と長打で失点するとピッチャー降幡に交代。降幡は1点を失うも後続を抑えナイスリリーフを見せる。
五回、山本(峻)がレフトオーバーツーベースとワイルドピッチから代打江崎(Y)の内安打で1点を返す。
しかし木曽川ボーイズの打線の前に小刻みに得点される。
6回愛知尾州ボーイズは代打吉川がライト線を破るツーベース、代打中西もライト前へとタイムリーヒットを放つ。



しかしその裏、バント処理の送球ミス等が重なり、2失点。規定によりコールドゲーム、初戦敗退。

まだまだ覚える事が多い新生愛知尾州ボーイズの選手達!厳しい冬のトレーニングを乗り越え、春新たな夢を見せてほしい。
よく言われることであるが春の東邦ガス大会が本番、確かにそうかもしれないが三年前の全国初出場を果たした世代は、毎日大会、ミズノ大会と連覇、自信を胸に冬のトレーニングにはいり、見事に本懐を遂げた!
甘くない!一つも勝てないチームは、それ以上の鍛錬が必要となる。
挨拶一つ、チームの道具の片付け等、基本的な事が出来ないチームでは春の全国大会は甘くない!
(W&H)
 

 第22回 毎日新聞旗争奪東海大会

 2015年9月12日 2回戦 愛知尾州ボーイズ ● 4-5 ○名古屋富士ボーイズ
 愛知尾州 新チーム初戦惜敗!
 >>スコアボード

相手の富士ボーイズさんは1回戦をコールド勝ちで勝ち進んで来たチームで、勢いのあるチームとの戦いです。
1回表
山本 センター前ヒット橋倉サード前の送りバントが内野安打ノーアウト1-2塁、後続が続かず無得点。
1回裏
ピッチャー小森危なげなく三者凡退
2回表
小森レフトオーバー2ベース山本将死球で2アウト1-2塁から水谷右中間へタイムリーヒット。山本峻サード強襲ヒットで追加点。
3回表
3番からの好打順も三者凡退で無得点。
4回表
小森ヒットで出塁するも、後続続かず無得点。
5回表
中津レフト前ヒットで出塁するも、後続続かず無得点。
6回表
三者凡退で無得点。
7回表
三者凡退で無得点。
7回裏
ヒット、エラーも絡み2点献上 延長戦に入る。
8回表
江崎レフト前ヒットで出塁するも、後続続かず無得点。
8回裏
ピッチャー小森から生駒sに交代。三者凡退で無得点に抑え得点 2-2でタイブレークに入り、ファボールとデットボールで2点を奪うも、その裏3点を奪われサヨナラ負けとなった。

新チームになり、最近の練習試合の結果からは、想像以上の善戦だった。
しかし、大会を勝ち上がっていくには、まだまだ克服しなければならない課題は山積みであり、これからの選手達の奮起に期待する。

(N&F )



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