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2019年11月~2021年8月の試合結果


2021年08月29日  愛知尾州ボーイズ 〇 0 - 1 新城ボーイズ
40期生、最後の大会は準優勝で幕!
レギュラーとして中日本ブロック唯一の1敗。



【投-捕】山本、大野、伊東、篠原 -稲垣、板野
【二塁打】
【三塁打】山本
【本塁打】





40期生の最終戦は、これから始まる高校野球に向けて、準優勝で終える。
次の一勝は、愛知尾州ボーイズでの経験を活かして、それぞれの新しい道で勝利してくれることだろう。

40期生の主な成績
レギュラー公式戦 30勝4敗 勝率882
読売杯第36回中日本大会 優勝
第21回SSK旗争奪大会第52回選手権大会支部予選 優勝
第28回毎日新聞旗争奪大会 優勝
第51回春季全国大会支部予選兼第16回ミズノ旗争奪大会 優勝
中日スポーツ杯第15回日本少年野球中日本秋季大会 優勝
中日本秋季大会予選 優勝

2021年08月28日  愛知尾州ボーイズ 〇 14 - 2 愛知木曽川ボーイズ
稲垣先制タイムリーから初回7点!
この日もピッチャー陣全員継投、脅威の防御率。



【投-捕】山本、長屋、大野、相馬 -稲垣、板野
【二塁打】山本、福田、板野
【三塁打】 林
【本塁打】



手元のスマホからは、甲子園の準決勝2試合目を伝える。画面には、京都国際高校の中川選手が活躍する。
未来の甲子園球児を目指す選手達が、残り2試合を全力で戦う。

1回表、一死から、林がセンター前ヒットで出塁し、加納も四球を選び、続く稲垣が、レフト線に先制タイムリー。本間の打席で、バッテリーミスで更に1点。本間、山本、楠本にもタイムリーが生まれ、先頭に戻り福田にも、レフト線への2塁打が生まれ2人を向かい入れ、初回7点を奪い試合を優位に進める。
1回裏、先発の山本、二死からヒット1本を許すが危なげなく抑える。
2回表、加納がヒットで出塁し、先程はタイムリーの稲垣が送り、本間がヒットで繋ぎ、山本のタイムリーで追加点。更に、楠本が、しぶとくセンター前タイムリー。バッテリーミスで10点目を貰う。
3回表、林がライトの頭上を遥かに超える3塁打で出塁。明日はより広い岡崎球場だが、柵越えを期待したい。
加納がタイムリー、稲垣にもヒットが生まれ、河村のライトへの犠飛で畳み掛ける。
3回裏からは、長屋に継投。
一死から、ヒット3本を重ねられ2点を返され粘れず、大野に継投。大野が長屋の想いを繋ぎ、きっちり抑え3回裏までを10点差で止める。
4回表、一死から林がセンター前ヒット、透かさず盗塁。加納がレフト前ヒットで繋ぎ、代打板野の貫禄のセンターオーバーで、取られた2点を直ぐ様取り返す。
12点差で4回裏のマウンドには、相馬。
相馬は、相手に付け入る隙を与えず3人で抑え、コールドゲームを成立させた。

これで、ラストゲームは、岡崎球場での決勝。高校野球も、岡崎球場は、甲子園に向けた愛知県予選の決勝の場所。
最高の舞台、最高のメンバーとラストゲームを楽しんで貰いたい。
また、中日本無敗で締め括って欲しい。

きっと、高校生になった彼等も、様々なチームの中心メンバーとして、岡崎球場に戻って来てくれるだろう。
そして、仲間を思い出すだろう。(fj)

2021年08月28日  愛知尾州ボーイズ 〇 5 - 0 愛知瀬戸ボーイズ
楠本先制タイムリー、長屋のピッチングが4点を呼ぶ!
5回浅野聖の2塁打から打線が繋がり勝利を決める



【投-捕】山本、渡向、大野、長屋、相馬、伊東、篠原 -稲垣、板野
【二塁打】浅野聖
【三塁打】
【本塁打】



8月も残り少なくなり、雲ひとつない快晴の日差しも、三河湾からの風とやわらかさを感じる。
今年は、新型コロナウィルスや夏の長雨で、思うように活動ができない。時間の大切さを感じて、感謝してプレーして欲しい。

 1回表、先発左腕から福田が、三遊間を破り出塁。2球目をマークされながら盗塁。
林が倒れ一死。ここで、福田が牽制に誘いだされる。
レギュラーで試合に出続ける選手には、チームを代表する責任がある。一つ一つのプレーを大切に集中力を切らさず期待に応えて欲しい。
エラーで出塁の加納も、牽制死で集中力が不足したスタートとなった。
1回裏、山本が二死から相手打線に連打を浴びるが、冷静に高めの直球で三振で抑える。
2回表、稲垣が四球で出塁し、河村が送りバントを1球で決め一死2塁。二死から楠本が三遊間をゴロで破り、タイムリーヒットで先制点をあげる。
3回表、福田がエラーで出塁し、林が初球で送るが後続が続かず追加点を奪えない。
3回裏からは、渡向に継投、先頭バッターを四球で出塁させるが、キャッチャー稲垣が相手盗塁を刺し一死。しかし、こから連打を浴びて、一死2、3塁のピンチ。大野に継投し、三振が欲しい場面で、二死目を三振で奪い、続くバッターをファースト河村へのファウルフライで、無得点で切り抜ける。
4回裏からは、長屋に継投。
ファースト河村へのファウルフライ、仲間が力一杯投げて打ち取った打球、数メーター前の打球を簡単に見送るのでなく、チャレンジして欲しい。落球しようがファウルは、ファウル。しかし、捕ればアウトだ。見送ることは、誰にも出来る。河村しか出来ないプレーをして欲しい。
長屋が、きっちり3人で抑える。
5回表、長屋の投球がリズムをつくり、先頭の浅野聖が、左中間を破る二塁打で出塁。福田のバントは、ピッチャー正面となるが、フィルダースチョイスを誘いチャンスを拡げる。林は、セカンド後ろにポテンヒットで欲しかった追加点。加納の三遊間を破るタイムリー、更に河村が詰まりながらレフト前タイムリー、代打の本間が、センターへの犠飛で4点目を奪う。
5回裏からは、相馬に継投。
エラーで出塁を許し、一死2塁を作られ、強い打球でレフト前、レフト浅野柚からの中継に、楠本が入り、楠本は打者走者のオーバーランを見逃さず、迷わず中継から1塁の本間に送り得点を与えない。
6回裏からは、伊東に継投。
スコアボードには、127キロだが、見た目は、132キロ?力強いストレートで、2つの三振を奪う。
7回裏の締めのマウンド、篠原。
小気味よい投球と伊東に負けないストレートで、2つの三振とピッチャーゴロに抑えゲームセット。

最終日までの予定を決めた。
残り少なくなった仲間との時間、ラストゲームを決勝か、3位決定戦か、自分達で決める。(fj)

2021年08月22日  愛知尾州ボーイズ 〇 5 - 2 愛知豊川ボーイズ
この仲間と1日でも長く!
この日も山本、渡向、大野、相馬、伊東、篠原、6人のリレーで勝利に導く



【投-捕】山本、渡向、大野、相馬、伊東、篠原 -稲垣、板野
【二塁打】林
【三塁打】
【本塁打】



2021年08月21日  愛知尾州ボーイズ 〇 2 - 0 東名古屋ボーイズ
全員野球で初戦を突破!
山本、渡向、大野、長屋、相馬、篠原、6人の完封リレー



【投-捕】山本、渡向、大野、長屋、相馬、篠原 -稲垣、板野
【二塁打】福田、加納
【三塁打】
【本塁打】



今年の夏は例年連日のように叫ばれる「猛暑日」や「熱帯夜」と言った言葉を耳にする事がない一方で、日本各地は局地的な大雨の影響による浸水被害や土砂災害に見舞われている。被害にあわれた方には心よりお見舞い申し上げます。
この影響はボーイズリーグにも及び、8/9から開催が予定されていた愛知県西支部主催の第27回ゼット旗争奪大会が中止に追いやられる事態になる。愛知尾州40期生にとって残された貴重な大会が中止となり、今日から開催される「東海理化旗・ゼット杯争奪 第17回ボーイズリーグ選抜愛知県東大会」が最後の大会となってしまった。まだ平成であった2019年4月に入団した40期生22名は、この大会を通してご両親に成長した姿を見せて欲しい。
初戦の相手となる東名古屋ボーイズさんはこの夏全国大会に出場した強豪。全員野球でこの初戦を突破したい愛知尾州の先発山本は、エラーでランナーを出すも相手強力打線を翻弄し2イニングを無得点に抑える。緩急を生かした投球は一皮剥けた成長を感じさせる。この無得点の背景にはセカンド浅野(聖)の好プレーで成立した併殺が大きかった。併殺が成立しベンチに戻る際、少し歯にかみながら戻ってくる笑顔がいい!3回からは渡向。「さあワマリ行こう」の声援に送られマウンドに向かう。先頭をヒットで出すが、次のバッターの送りバントがピッチャー前に転がる、渡向は素早くマウンドを降り、振り向きざまセカンドへ矢のような送球を投じセカンドアウト!そのままファーストへも送球されダブルプレーが成立!少しの無駄もない一連のプレーに対し、ベンチからは練習してきた結果が出たぁ!ナイスプレー!と声援が一段と大きくなる。
この試合は継投。4回からは大野が登板。切れ味鋭い投球は相手打線を寄せ付けない見ていて安心感がある投球であった。5回からは長屋。得意の真っ直ぐはこの日も勢いがある。フォアボールはあるがピッチャーゴロ、スリーバント失敗で2アウト1塁とする。あと一つアウトを取りバトンを繋ぎたいところだが、ここでセーフティバントを決められ一転1・2塁のピンチとなる。この時点でスコアは1対0と勝ち越してはいるがこのまま主導権を取ったまま進めていきたい大事な場面。ここでピッチャーは相馬に交代!緊迫の場面ではあるが、足取り軽くマウンドに向かう姿には落ち着きが感じられる「頑張れ相馬!」の声援を背に腕を振る相馬は、緩急生かし相手バッターを追い込み、最後は切れ味抜群のスライダーで空振り三振に切ってとる。満面の笑みで戻ってくる相馬を藤川監督が暖かく出迎え相馬はまた笑顔。流れを渡さない好リリーフであった。
山本・渡向・大野・長屋・相馬で繋いできた投手リレーは最後篠原に託される。6回から登場の篠原は、2イニングを三振4個、相手バッターを寄せ付けない貫禄のピッチングで6人で繋いだ完封リレーが成立する!
この試合の得点は、3回に3番加納が2アウトランナー2塁からのライト線タイムリーツーベースで1点!5回に4番板野が1アウトランナー1・3塁からレフト前タイムリーで1点の2点!ここ一番の場面、一振りで確実に仕留める中軸二人は流石のバッティングであった。投手陣が作った流れを明日は攻撃陣の奮起で繋いでいくことを期待する。(o)

2021年08月03日  愛知尾州ボーイズ ● 2 - 3 湘南ボーイズ
悔しい初戦敗退!




【投-捕】篠原、伊東 -板野
【二塁打】
【三塁打】福田
【本塁打】




2021年07月24日  愛知尾州ボーイズ ○ 11 - 8 福井中学ボーイズ
接戦を制して、中日本大会を連覇!
福田2打席連続ホームランでチームを引っ張る!!



【投-捕】篠原、伊東、山本 -板野
【二塁打】林
【三塁打】本間、平野
【本塁打】福田×2




昨年10月に開催された中日本秋季大会決勝戦に続き、この大会も福井中学ボーイズさんと中日本チャンピオンの座をかけての戦いとなる。秋の大会では福井中学ボーイズさんの猛攻を耐え凌ぎの優勝であった。攻守に鍛えられた強豪、この決勝戦も僅差での戦いが予想される。

この試合10:03プレーボール!先手をとり主導権を握りたい愛知尾州の先頭は福田、3球目のストレート一閃!レフトへの先頭打者ホームランで先制!幸先よくスタートを切る。その裏福井中学ボーイズさんに対峙する先発投手は篠原。ヒット、送りバントで1アウトランナー2塁。3番はセンターフライ、4番をセカンドゴロでチェンジと思いきや、ファーストエラーの隙に2塁ランナー生還し同点。初回攻防は5分5分でスタート。
2回の攻撃は相手攻守もあり無得点。裏の守り1アウトからデッドボールで出し、すかさず盗塁を仕掛けてきたが板野のストライク送球でセカンドアウト!この回3人で抑え守備で流れを作っていきたい!しかし相手8番9番はファールで粘りに粘り連続フォアボールを取られてしまう。気をつけなければいけない相手1番はここでレフト前にきっちりタイムリーヒットで勝ち越しを許す。取られたらとり返したい3回の攻撃は福田から。ここも福田のバットは一閃!レフトへ2打席連続ホームランで同点となる。このまま一気に勝ち越したいが後続凡退。同点にはしたものの何か嫌な流れを残した裏の守り。先頭は打ち取ったあたりも内野安打。やはり流れが悪い。続くバッターライト前ヒット送りバントで2・3塁とされ右中間にタイムリーツーベースヒットを打たれ2点勝ち越される。しかし試合はまだ序盤。ここは何とか篠原粘りたいところ後続を連続三振に抑える。ここはよく凌いだ篠原!この試合序盤は福井中学ボーイズさんが主導権を握り進むが流れを引き寄せたのは4回から登板の伊東!4回の投球はこの試合初めて無得点に抑えチームを鼓舞する。「この雰囲気を打開するには失敗を恐れず積極的にチャレンジしていくのみ」インターバルの間監督から檄が飛び選手にはスイッチが入ることとなる。5回の攻撃は打順よくこの試合絶好調の福田から。福田期待通りレフト前ヒットで出塁。1アウトから加納レフト前ヒット、板野レフト前ヒットで満塁。本間センター前タイムリー、ワイルドピッチで同点。ここで平野がセンター前ヒットで一気に逆転となる!次へ次へと繋げた攻撃は見事であった。しかし今日の相手福井中学ボーイズさんはこのままズルズルとはならない流石の強さ。2アウトからホームランで同点に追いついてくる。
この試合は8点勝負だ!先行の愛知尾州は常に勝ち越した状態で試合を進めていきたい6回の攻撃は瀬木から。何として出塁!の気持ちが現れてフォアボールを奪う。続く福田も粘りフォアボールを奪う。相手に対して効果的なフォアボール。ここでキャプテン林はキッチリ送りバントを決めランナー2・3塁。加納もフォアボールで満塁とし2アウト満塁となったところ、この大会ここまで苦しんできた本間が初球変化球をレフト線に走者一掃のスリーベースヒットで一気に3点勝ち越した!
あと2イニング何とか逃げ切りたいところこの日の伊東は絶好調。6回裏はこの日初の三者凡退に抑える!最終回7回裏のマウンドにも伊東が向かう。球数制限があり残すところ8球。先頭をヒットで出すも続くバッターをセンターフライに抑えお役御免。最後の場面で登場は山本。「頼むぞ山本」とベンチからの声援が飛ぶ中でセカンドゴロが飛ぶ。よしダブルプレーと思いきや平野の前で大きくイレギュラー。やはり野球の神様は簡単には勝たせてくれない。福井中学ボーイズさんは一気に押せ押せ。このムードに山本必死に腕を振るが、押し出しとライト前ヒットで同点。ただ後続抑えまだ同点。先行の愛知尾州は点を取り先手先手で試合を運ぶのみ。この大会2回戦中濃ボーイズさんとの痺れる試合経験が生きているのかベンチの雰囲気は悪くない!
延長8回先頭はキャプテン林。ここまで結果出ず苦しむ姿をベンチで見てきたが、流石ここはキャプテンの意地レフト線ツーベースヒットで出塁。2アウトとなるが先の打席タイムリーを打ち完全復調の本間が勝負強さを見せセンター前タイムリー、平野が続き右中間へのスリーベースでこの回2点、仕上げは途中出場の浅野柚が三塁内野安打でこの回3点!
最後は山本に託す。ここの山本は冷静。緩急を使った投球で相手3番4番を内野フライ。最後のバッターを三振に切ってとりゲームセット!この瞬間愛知尾州は春の中日本大会3度目の優勝を決めた。また秋・春の連続優勝は四日市ボーイズさんに続く史上2チームの快挙達成の瞬間でもあった。
決勝の重圧、結果が出ない焦り、ミスを恐れた消極的なプレーなど全国大会に向けた反省点はあるが、君たちには最後勝ち切る勝負強さがある。自分自身の弱さをカバーしてくれる仲間もいる。自分のプレーに一喜一憂せず、次のプレーに積極的にチャレンジしていく。そんな気持ちを全員が持ち全国の舞台での活躍を期待している。本気で目指せ全国制覇!(O)

2021年07月23日  愛知尾州ボーイズ ○ 7 - 0 名古屋富士ボーイズ
頼りになる後輩、平野、瀬木、梅村大活躍で決勝へ!
伊東、無四球完封で勝利を掴む!!



【投-捕】伊東 -板野
【二塁打】福田
【三塁打】平野
【本塁打】



外野スタンド奥の森からは、真夏の蝉の鳴き声が響く。高校野球も熱戦を各地で繰り返して、3年生とともに戦い、敗れ、ともに泣き、新チームで活動が開始されたチームも少なくない。
夏は、野球にとって今までの総決算と、新しい活動開始の季節。
ボーイズリーグも、残り1カ月が、中学3年生にとって、仲間との大切な時間になる。
また、下級生には、憧れの先輩の姿をみて、自身の未来を夢見る大切な時間である。
ここ北勢球場でも、大切な仲間と中日本大会連覇に向け熱い戦いがはじまる。

1回裏、福田が三塁ベース上を抜ける2塁打で出塁。林のピッチャー前バント、福田、進塁できず、加納が空振り三振も、板野が三遊間を破り福田を向かい入れる。

2回裏、平野、センター前に落ちるヒット、2塁を狙うも憤死。平野の思い切りの良い点でもあるが、1-0のスコアと無死を考えると、慎重な判断も必要となる。

熱中症対策のインターバル後の3回表、マウンドの伊東は、先頭バッターにセンターに弾き返され出塁を許し、送りバントで2塁に進塁されるが、良いリズムを崩さず後続を打ち取る。ここまで、3イニングを37球。

3回裏、瀬木が死球で出塁。先頭に戻り、福田が、この日2本目をセンター前に弾き返し、チャンスを広げる。ここで、富士ボーイズさんが左ピッチャーに継投。林は、しっかり送りバント、ボールを冷静に見極めプレッシャーを掛け四球を選び無死満塁とする。
加納が力強い打球、センターに好守されるも犠飛となり、続く板野がタイムリーで、福田と林を向かい入れる。平野、ライトオーバーの3塁打で追加点を奪う。

4回表、先頭バッターの打球は、ピッチャー伊東の後ろに詰まり落ち、内野安打。
続くバッターに詰まりながらも、センター前に運ばれ、無死1、2塁とされるが、三遊間のゴロを、サード瀬木が捌き、5-4-3のダブルプレー、続くバッターを三振に打ち取り無失点を続ける。

4回裏、瀬木はゴロでセンター前に抜けるヒットで出塁。福田は四球を選び、相手を追い込む。林の送りバントは、1、2塁から三塁前にお手本とおり、ギリギリ一塁でアウトとなるが、尾州のペースで試合を運ぶが、この回は、後続が続かず無得点となる。

5回裏、本間がセンター前ヒットで出塁すると平野が送り、梅村がライト前ヒットでつなぐ、伊東のスクイズで、6点目。更に、福田が四球を選び、満塁から林が四球を選び、7-0の5回コールドゲームが成立した。
投げては、伊東は、無四球の完封勝利。

この試合も、3年生とともに活躍する2年生、平野、瀬木、梅村は、この日も活躍した。春から力強くなった。3年生との貴重な時間と経験を、来年に引き継ぎ、尾州の伝統を築いてくれる。
明日は、秋に続き中日本大会の連覇を目指し、全員野球で邁進する。(fj)

2021年07月22日  愛知尾州ボーイズ ○ 10 - 0 小松ボーイズ
篠原完封で準決勝へ!
梅村3安打猛打賞!!



【投-捕】篠原 -板野
【二塁打】加納、梅村
【三塁打】瀬木
【本塁打】




 愛知尾州ボーイズ ○ 8 - 7 岐阜中濃ボーイズ
延長8回、瀬木タイムリーで決めた!
板野先制タイムリー!!



【投-捕】伊東、大野、山本 -板野
【二塁打】板野
【三塁打】加納
【本塁打】




2021年07月18日  愛知尾州ボーイズ ○ 5 - 2 四日市ボーイズ
篠原、安定と信頼の投球
終盤に突き放し初戦勝利!!



【投-捕】篠原-渡辺
【二塁打】福田
【三塁打】林
【本塁打】




2021年07月10日  愛知尾州ボーイズ ● 2 - 7 小牧リトルシニア
尾州、悔しい敗戦!
梅雨は明けるぞ!!熱い夏に向け再出発!!



【投-捕】伊東、山本、相馬、篠原-板野
【二塁打】加納×2、福田
【三塁打】平野
【本塁打】


2021年06月26日  愛知尾州ボーイズ ○ 5 - 4 愛知木曽川ボーイズ
2年連続5回目の優勝。春夏全国大会出場を決める!
山本気迫の投球!本間、ピンチで1,2塁間のゴロを掴み勝利も掴む
林、福田が、その先に向かって走る!



【投-捕】篠原、伊東、山本-板野
【二塁打】板野、福田、梅村
【三塁打】
【本塁打】




昨夜、夜半の遠くの雷鳴。朝には雨雲なくグランドに到着するがグランドは、大きな水溜り、試合が可能ではない状況。
グランド担当の愛知尾州ボーイズのスタッフ、父兄だけでなく、審判の方々、愛知県西支部の大会役員様はじめ皆さんが、泥だらけになり大会準備のため、水取りを行い試合開始時間を変更して、グランド整備を行った。

整備されたマウンドには篠原。先頭バッターにフルカウントから四球を与え、送りバントで一死2塁のピンチも、相手3番、4番を打ち取り0点で抑える。
1回裏、一死から林の打球は、平凡なショート正面のゴロ、諦めず走り切る姿勢がセーフを勝ち取る。加納は、四球を選び、一死1、2塁を作る。板野にバッテリーが集中すると、林が三盗。板野は、集中力を切らさず左中間に2点タイムリー2塁打で先制する。
2回表、先頭バッターにレフトライン際に落とされ、右中間へのヒット、ライト前タイムリーと連打で1点を返されるが、後続を打ち取り相手の反撃を1点に止める。
2回裏、先頭の梅村が四球を選び、篠原が一塁線に送りバントをきっちり決める。
二死から福田の打球は、センター前のフライ、グランドコンディションが悪くセンター前に落ち、貴重なタイムリーとなる。グランドコンディションが悪い中、打者の福田は、躊躇なく2塁を落とし得る。決勝の重圧の中、自分達のやれることを実行して、決勝を優位に進める。
4回裏、梅村が三塁線を破る2塁打で出塁し、篠原の三塁線バントがセーフを勝ち取る。
瀬木は、追い込まれながら右へ、センスが光るセカンドゴロが相手を追い詰める。
5回表、キャプテン林が、水を含んだ外野芝に躊躇わずスライディングキャッチ。チームを引き締める。
6回表、篠原から伊東に継投、先頭バッターにストレートの四球。藤川監督がマウンドに足を運ぶが、続く打者にもフルカウントから連続の四球。早めの継投、無死1、2塁から山本へ継投。
伊東は、梅村に代わりレフトを守る。
山本、代わり端に死球で無死満塁のピンチ、初球を変化球、2球目を外のストレートで追い込むが、ここから2球が際どいボールとなり、4球目ストライクゾーンの勝負は、レフトへの犠飛で1点を返される。
ショートゴロで二死、山本、気迫の14球で三振を奪い反撃を1点に食い止める。
6回裏、一死から平野がセンター前ヒットで出塁。山本がライト線のヒットで、一死1、3塁のチャンスを作り、先程、悔しい投球となった伊東がライトへの犠飛で失った1点を自ら取り返す。これで試合は落ち着くかとも考えたが、この試合に対する両チーム選手の思いが強い。
7回表、先頭バッターは、レフトオーバーの2塁打。藤川監督再びマウンドへ選手に話しかける。セカンド正面の打球は、平野の前でイレギュラー、更に四球で、再び無死満塁。
ここで、まさかのライト線に2点タイムリーを浴び、1点差の無死1、3塁のピンチ。
ピッチャーゴロで一死も、ランダンプレーの間に一死2、3塁とする。一打逆点のピンチが続く。
1、2塁間の強いゴロを本間が逆シングルで捕球し、3塁ランナーを進塁を目線で抑え二死。相手に渡った試合の流れを止めた。
どちらが、愛知県西支部代表権を獲得するか分からなくなった。山本が投じた内角のボールに相手打者のバットが空を切り、SSK大会の尾州優勝が決まった。

試合後、泥だらけの選手、スタッフ、父兄が一枚の写真に収まった。

様々な人の支えで野球が出来ることに感謝し、愛知西支部の選手達の思いとともに、春に続き再び全国の舞台に立つ。(fj)

2021年06月20日  愛知尾州ボーイズ ○ 11 - 2 愛知小牧ボーイズ
伊東投打の活躍で決勝へ!
初回猛攻10点で試合を決める。
キャプテン林、この日も2つのタイムリーでチームを引っ張る!



【投-捕】伊東、山本、篠原-板野
【二塁打】福田、伊東×2
【三塁打】
【本塁打】加納






2021年06月13日  愛知尾州ボーイズ ○ 8 - 5 愛知守山ボーイズ
福田が、夏への初戦を決めた!
両チーム意地のぶつかり合い!キャプテン林がチームを引っ張る。
篠原、伊東のリレーで相手猛攻を逃げ切る!



【投-捕】篠原、伊東-板野
【二塁打】福田
【三塁打】
【本塁打】




昨年に続き4月から、新型コロナウィルス感染拡大の影響で緊急事態宣告の中、多くの大会が中止となり普通の生活が出来ない中、関係者の努力と感染対策を徹底して、中学3年生ボーイズリーガーの大一番、愛知西支部の代表権獲得に向けて予選大会がはじまる。
蜜を避けるため各自で試合会場から離れた広い駐車場に集合して、試合会場まで歩いて入る。この行列は、選手や父兄だけでなく、コーチ、監督も区別なく行列に加わった。

選手をサポートする父兄は、今回、グランド担当として、朝から会場準備、試合中もアナウンスや記録、グランド整備と選手達をサポートしていただける。
また、3年生だけでなく、人数を制限しながら1、2年生の父兄も協力して、チームのレギュラーチームを支えていただける。
選手は、普通に野球が出来るために、多くの方々の支援が、普通を作っていることに感謝して、全力でプレーして貰いたい。

夏に向けた初戦、尾州のマウンドには、篠原。先頭バッターから三振を奪い。続くバッターの打球が一塁本間の前で弾み出塁を許すと二死後、エラーで二死1、2塁とランナーを置くが落ち着き無失点に抑える。

1回裏、一死から林が四球を選び盗塁、加納も内野エラーでチャンスを広げ、板野のセンター犠牲フライで先取点を奪う。

2回表、篠原が先頭バッターから連続のライトオーバー3塁打で、1点を返される。
更に、センター前のタイムリーで畳み掛けられ2点目を献上する。篠原の変化球を積極的に、逆方向へ振り込まれた。しかし、マウンドの篠原は、落ち着き相手猛攻を2点に留める。

2回裏、1点を追い先頭の梅村が、ライト前ヒットで出塁。篠原が送り、瀬木がセンター前ヒットで繋ぐ、福田のショートエラーで同点。更に、キャプテン林のセンター前への綺麗なヒットで、瀬木、福田を向かい入れ2点を勝ち越し、代表予選として両チームの想いがぶつかり合う。

3回表、ライト前ヒットと死球と無死1、2塁のピンチ、藤川監督がマウンドに足を運び間を取りチームと試合を落ち着かせる。セカンドへのハーフライナーでダブルプレー。セカンドフライでスコアボードにゼロを刻む。
3回裏の尾州攻撃も3人で終わる。

4回表、一死から、高いフライがライト線に、加納のスライディングキャッチも及ばず3塁打となる。続く打者の打球が三塁ベース上を破り、1点を返される。
ここで投球数が80球に近づいた篠原から伊東へ継投。
ピンチでマウンドを繋いだ伊東、責任感から力で抑えに行くが、球がうわずり四球を与えて、続くバッターに右中間を深々と破る3塁打で逆転を許す。気持ちが先に先に、投げ急ぎが、コントロールを乱し、カウントを悪くしてバッターのリズムに合わせて甘い球を狙われてしまった。

4回裏、先頭の梅村が貴重な四球を選び、伊東、丁寧なバントが2つファールとなり追い込まれるが気持ちを切り替え、センター前ヒットで繋ぐ。瀬木のライト線ライナーは、アウトとなるが自分のバッティングは出来ている。相手チームにプレッシャーを掛け続ける。ここで、福田2ストライクと追い込まれるが、迷いなく振り抜いた打球は、レフトオーバーの2塁打で、再逆転。福田は、気持ちの切り替えが上手く、チャンスに強い頼もしい存在。更に、板野が三遊間を破り、福田が2塁からスピードで更に1点を追加する。

5回裏、平野がセンター前ヒットで出塁も、相手ピッチャーの好フィールディングで梅村の送りバントが送れず2塁で平野が刺される。梅村の代走、相馬が、牽制死かと思ったところ、ボーク宣告で2塁へ進塁。
瀬木センター前でチャンスを広げ、1、3塁から再びボークで追加点。

伊東は、5回、6回を6人で抑え勝利尾州に導いた。6回途中で試合開始から2時間を超えて選手権予選の維持のぶつかり合いは、6回を終えて時間切れで尾州の初戦勝利が決まった。

今日の試合、グランド担当予定を終えて、父は、広いグランドをグランド整備。母は、本部片付けを協力して終えた。
その輪に試合を終え、父兄を待っていた選手達が加わり、チームの輪が広がった。
今日は、選手とともに父兄も、土日の疲れでグッすり休み、選手は、月曜日から来週に向け準備。父、母は、来週の選手の活躍を楽しみに、月曜日から仕事を頑張りましょう。(fj)

2021年04月11日  愛知尾州ボーイズ ○ 12 - 0 名古屋富士ボーイズ
山本、完封でコロナウィルス中止を挟み毎日新聞旗を連覇!
加納、今度は3塁打×3本!
打線爆発12得点!



【投-捕】山本-板野
【二塁打】板野
【三塁打】加納×2
【本塁打】







2021年04月11日  愛知尾州ボーイズ ○ 7 - 0 愛知守山ボーイズ
篠原が完投完封でピッチャー陣を温存し決勝へ!
本間が、この日もホームラン!
加納が2塁打×3本!



【投-捕】篠原-板野
【二塁打】加納×3、林
【三塁打】
【本塁打】本間





2021年04月10日  愛知尾州ボーイズ ○ 8 - 1 名古屋北東ボーイズ
本間、梅村が勝利へ激走!
伊東、力強いストレートで相手打線を抑え込む!
打線の繋がりと工夫が課題!



【投-捕】伊東、大野、長屋-板野、稲垣
【二塁打】本間
【三塁打】
【本塁打】



青空と新緑の中、中日本大会を目指して森林公園第一野球場で一戦に望む。
尾州ボーイズの先攻、先の試合で活躍した1番福田が詰まったショートゴロで試合開始、二死から加納がセンター前ヒットで出塁、続く板野のレフトへのヒットで、加納が三塁を狙うもタッチアウト。初回のスコアボードにゼロが刻まれる。
1回裏、先発ピッチャーの伊東は、力強いストレートを中心に相手打線をわずか8球で抑え、攻撃に繋げる。
2回、先頭の本間が、貫禄のレフトオーバーの2塁打で出塁。平野がセンターフライに打ち取られるも、続く梅村の打席で、本間が相手ピッチャーのモーションを盗み、三盗を成功。梅村のサードへの強打でエラーを誘う中、先制に成功。投打だけでかなく、足を使い試合を優位に進める。梅村が、セカンド脇を抜ける伊東のセンターへのゴロヒットで迷いなく3塁を奪う。本間、瀬木と体の大きな選手の足が、チームに力を与える。瀬木のライトへの大飛球を捕球できず後逸して2点を追加。
更に、林がライト前タイムリーで畳み掛ける。
2回裏、伊東が、先頭にレフト前ヒットを許し、続くバッターの打球は、セカンド後ろのフライ。
加納、林、平野が、声の連携が出来ず、3人の間にボールが弾んだ。しかし、1塁ランナーを2塁で刺し無失点に抑える。
3回、伊東から大野へ継投し、大野が力感ある投球、3人で抑える。
4回も梅村のセンターフライ落球でチャンスを貰い、大野のタイムリーヒットで点差を広げる。更に、瀬木、福田が送りバントを三塁線に転がし、ともに出塁し7点差をつける。
4回裏、四死球でランナーを出し、3回と別人となった大野の制球が定まらず1点を返される。
また、キャッチャーを板野から代わった稲垣も、3つの盗塁を仕掛けられ、悔しさを感じた。
6回、エラーで出塁した福田が、浅野柚のライトへの犠牲フライでスピードで8点目を奪い、5回からの2イニングを長屋が1四球で抑え、試合を終わらせた。
この試合、相手に多くのチャンスを貰う中、打線の繋がりは課題を残した。春の全国大会でも、チャンスを作った後の得点が課題となった。
全国を経験した君達だから、全国の課題を大切な打席で、何が必要か考え対策しよう。
夏は、すぐそこにある。(fj)


21年04月03日  愛知尾州ボーイズ ○ 10 - 4 尾張ボーイズ
福田のホームラン含む3安打の大暴れで初戦突破!
投球制限の中、篠原、長屋、大野、相馬、山本の小刻みな継投で勝利!
新2年生が躍動、瀬木の3安打、平野の2塁打2本、梅村の同点タイムリー!



【投-捕】篠原、長屋、大野、相馬、山本-板野
【二塁打】平野(2)、本間、伊東
【三塁打】
【本塁打】福田




樹々の色も柔らかくなり成長の時、チームも全国大会を終えて、次なる目標に向け、更にる成長と競争の時を迎えた。
この日の先発は、大田スタジアムのマウンドを経験した篠原、相手先頭バッターにライト前ヒットで出塁を許すと、尾張ボーイズさんの積極的なスイングに受け身になったか、セカンド平野がエラーで、無死1、2塁のピンチ。続く3番に、レフト前に運ばれ無死のまま先制を許す。
しかし、初回の猛攻を、篠原は落ち着きを取り戻し、続く相手4番、5番、6番の好打順を抑え最小失点の1点に留め、経験からの落ち着きをみせる。
1回裏、先頭の加納がセンター前ヒットで透かさず反撃開始、林が送り、この日3番先発の梅村がレフト前同点タイムリーで起用に応える。
2回、篠原は3人で抑え攻撃に繋げる。
この日、6番の福田、福田らしい迷いなく振り抜いた打球は、ライナーでレフトフェンスを超えるホームラン。更に一死から、瀬木がライト前の好打でチャンスメイク、盗塁後、林のレフト後方の飛球が落球を誘い1-3とする。
3回、篠原は、3安打を浴び1点を返される。
この大会から1日80球、2日120球の球数制限が適用されるランナーを許すと1イニング20球程度を使う3イニングで60球弱を使い、イニング途中の交代を避けると、ベンチも4回での継投を考える必要がある。
3回裏、二死から平野が四球を選び、福田が鮮やかなレフト前タイムリーとポイントゲッターの役割を果たす。ピッチャー篠原に代打の河村も四球で出塁して、瀬木がセンター前タイムリーで、この回3点。
継投のタイミングで、4点差とし、ピッチャージン陣に、勇気を与える。
4回、篠原を繋いだ長屋が力強い投球で、3人で抑える。秋の練習試合では、自身が納得できる投球が出来ず、ベンチ裏で涙していた長屋、球速もあがり成長をみせた。
5回には、長屋から大野への継投。トーナメントの連戦の中では、翌日、登板可能なピッチャーを増やすため小刻みな継投も増えることが予想される。大野は、四球のランナーを二死から相手4番にツーランホームランを浴びる。マウンドを繋いだ相馬が抑える。
5回裏、一死から平野がツーベースヒットで出塁し、福田が、3安打目のレフト前ヒットで大暴れ、瀬木も負け時と3安打目のタイムリーでチーム内競争を激化させる。
6回、相馬から山本へ継投し、エラーで1人のランナーを許すが後続を、落ち着きある投球で抑える。
6回裏も、伊東、本間、平野の長打で2点を奪う。
7回、山本が3人で抑え、全国大会からの体の疲れ、心の疲れをしっかり切り替えた姿を見せる。全国大会後の初戦を勝利してチームは、再出発した。
この日、次の尾州を担う新入団選手を迎えた。(FJ)

2021年03月27日  愛知尾州ボーイズ ● 5 - 6 京葉ボーイズ
京葉ボーイズの前に延長8回、初黒星!
本間が、大舞台でレフトスタンドへ夢を運ぶ!
篠原、大野、粘りの投球が板野の同点打を呼ぶが再逆転ならず!



【投-捕】山本、長屋、篠原、大野-板野
【二塁打】福田
【三塁打】加納
【本塁打】本間



愛知尾州のユニホームが二年ぶりにボーイズリーガーの東の聖地、大田スタジアムに戻ってきた。第51回春季全国大会の初戦の相手は、ここ直近の春季全国大会において優勝2回、準優勝1回と素晴らしい成績を残している王者京葉ボーイズさん。我が愛知尾州ボーイズも第47回、第49回春季全国大会において2度相まみえ、いずれも全国制覇の夢を阻止されている宿命の相手である。
今回で3度目の対戦、先輩達の想いも胸にこの高い壁を打ち破るために試合開始前の円陣で1分間の瞑想を行い精神集中。

初回、先行の愛知尾州ボーイズ。相手先発左腕ピッチャーのキレのある変化球にタイミングが合わず三者凡退で無得点。

その裏、愛知尾州ボーイズの先発マウンドに上がったのは山本。2アウト1、3塁のピンチを背負うも後続を打ち取り無得点に抑える。
やはり全国の大舞台のためか硬さのある愛知尾州ボーイズ選手達。

2回表、相手エラーで出塁したランナーを1塁に置き、5番本間が強く振り抜いた打球は、レフトの頭を越え、広い大田スタジアムのレフトスタンド中段に飛び込む特大のツーランホームラン。どうしても欲しかった先制点が入る。その後、2アウト2、3塁のチャンスを作るも後続が打ち取られこの回2点を先制する。

その裏、2アウト1、2塁のピンチを作るも0点に抑える。

3回裏、2アウトからヒットと四死球で満塁のピンチから押し出しで1点を返され、続くバッタにも変化球をうまく合わされレフト線のタイムリーツーベスヒットで一気に逆転される。

4回表、直ぐに追いつきたい愛知尾州ボーイズは、2アウト1、2塁のピンチを作るも後続が打ち取られ得点ならず。

4回裏、ピッチャー山本から長屋に交代するも先頭バッターにフォアボールを与え、すぐに篠原に交代。盗塁と送りバントで1アウト3塁からレフト前へのタイムリーヒットで更に1点を追加される。

5回表、何とか追加点が欲しい愛知尾州ボーイズ。先頭の福田がレフト線へのツーベースヒットで出塁すると、続く林の場面で相手投手が乱れパスボールとフォアボールでノーアウト3塁となり、続く3番加納は、前の打席で見逃しの三振に取られた悔しさをぶつて振り抜いた打球は、右中間を抜けるタイムリースリーベースヒットとなり2点を返す。なおもノーアウト3塁とチャンスは続き、まずは同点としたい場面で4番板野。低めの難しい球に手を出しファーストファールフライ。続くバッターは2回に先制のツーランホームランを打っている本間、誰もがここは最低でも外野フライで同点まではいけると信じて疑わなかったが、見逃しの三振に倒れ、続く6番平野も相手投手のアウトコースの球にタイミングが合わず、空振りの三振と中軸打者が打ち取られ、絶好のチャンスで追加点が取れない。

その後、両チームとも毎回ランナーを出すもあと1本が出ず追加点を奪えないまま最終回を迎える。

7回表、1アウトから2番林の平凡なセカンドゴロで2アウトかと思われたが、相手2塁守の送球がそれ間一髪セーフとなる。盗塁とセカンドゴロで2アウト3塁と勝ち越しのチャンスを作り、迎えるバッターは5回のチャンスに打ち取られている4番板野。2ストライクと追い込まれながらもアウトコースのストレートに対し振り抜いた打球は、1、2塁間を抜け、土壇場で執念の同点打を放つ。その後、2アウト2、3塁と勝ち越しのチャンスを作るも6番平野が三振に打ち取られ、勝ち越しならず。

7回裏、前の回からマウンドに上がっている大野がしっかりと相手打線を抑え延長戦に突入する。

8回表、先頭の伊東がフォアボールで出塁し、続く大野の場面でパスボールがあり、ノーアウト2塁の絶好チャンスを作る。大野は三振に打ち取られるも1アウト2塁のチャンスは続き、バッターは途中から三塁で出場している9番楠本。抜けたかと思われた鋭い打球は、惜しくもピッチャーに取られ2アウトととなる。続く1番福田はセカンドフライに打ち取られ、絶好の勝ち越しのチャンスをものにできない。

8回裏、この回を抑えれば大会規定により、次の回からはタイブレークとなる。マウンドは、6回から力投を続ける大野。1アウトからレフト線へのツーベースヒットを打たれるも、続くバッターをセカンドフライに打ち取り2アウトととする。迎えるバッターは、今日2安打している相手3番バッター。強く振り抜いた打球は、センターのやや右中間寄りに打球が伸びる。センター林が懸命にグローブを出すも僅かに及ばす大田スタジアムの人工芝でボールが弾みゲームセット。またしても京葉ボーイズさんの壁を乗り越えることは叶わなかった。

今回こそはと自信を持って臨んだ大会であったが、試合序盤において明らかにいつもの積極性が足りない場面が幾度となくあったのではないか。いかに、全国の舞台で自分自身やチームとして自信を持っていつも通りのプレーすることが難しくまた、重要かを感じたのではないか。
王者、京葉ボーイズさんとの差はいかに自分を信じることができ、いつも通りのプレーができるか、そう言うところにあったのではないだろうか。
どんな大舞台においても、自分を信じ自信を持ってプレーできるようにするためにはどうすれば良いかを考え、残された夏までの期間取組んでほしい。そして今度こそ、全国の壁を乗り越え夢を掴もじゃないか(FT)


2020年12月20日  愛知尾州ボーイズ 〇 11 - 4 島田ボーイズ
春に向けて板野の豪快な満塁ホームランで決めた!
加納、本間が、この日も先制点を演出!
福田、瀬木が、ゲームメイク!



【投-捕】山本-板野
【二塁打】加納(2)、本間、梅村
【三塁打】福田
【本塁打】板野




三塁側ベンチからグランドを望むとライトフェンスの先に、朝日に、白く雪を纏った養老山脈を望む輪之内アポロンスタジアムは、グランド管理人の小林様や大会関係者の方々が、中学ボーイズリーガーの大切な試合に向け、冬のグランドを最高のコンディションへ、手間を惜しまず最高の状態に仕上げていただく。また、選手に怪我が無いようにと、一つ一つのグランドの窪みを対処していただき、選手達は野球に集中することが出来る。
一つの試合に向けて様々な人々の愛情で選手は支えられ、野球が出来る。

人々の支えに感謝しながら試合開始、先頭の福田が、四球で出塁、林が手堅く送り、普段どおりの野球を展開する。
バッテリーミスで福田は3塁へ進み、加納が右中間への2塁打で先制。板野もセンター前ヒットで繋ぎ、一死二、三塁から本間がレフトオーバーのタイムリー2塁打でランナー2人を向かい入れ、クリンナップの3人が、しっかり捉えた打球で奪った初回3点の先制は見事であった。

1回裏、先発ピッチャーの山本は、先頭バッターから三振を奪い、一死からはセカンド右の強い打球を平野が逆シングルで捌き、二死から死球で出したランナーも山本が、自ら牽制で刺し、普段どおりの自分達の野球を展開する。

2回表、一死から瀬木がライト前に綺麗に弾き返すが盗塁死。二死から福田が送球エラーで出塁も、牽制に誘い出されチャンスを潰す
。野球の神様の悪戯か、チャンスを逃した後には、何故かピンチが訪れる。

2回裏、先頭バッターにセンター林のグラブの先、左中間深いところに打ち込まれ、続くバッターに一塁線を破られ1点を返される。更に、三遊間を破られ無死一、三塁のピンチ。
一死後、センター前タイムリーを浴び、この回、2点を返される。支部代表の対戦であることを忘れてはならない。小さな隙も、大きなピンチを招く。

3回表、先頭の林が四球で出塁し、透かさず盗塁。加納がライト線オーバーの2塁打で林を向かい入れ、板野のセンター前ヒット、本間が倒れるが、平野が右を狙い、セカンドゴロの間に、再び3点差とする貴重なこの回2点目を野球センスで奪い取る。

4回表、梅村がセンターオーバーの2塁打で出塁、バッテリーミスで3塁へ進み。瀬木が追い込まれるも、しぶとく変化球をセンター前タイムリーヒットで追加点。

4回裏、ヒット2本と四球で一死満塁も、ピッチャーゴロ、1-2-3のダブルプレーでピンチを脱する。

5回裏、支部代表の対戦、耐えて耐えて、勝利を目指すが、ヒット2本と四球で、再び無死満塁。
マウンド上に監督、バッテリー、内野手が集まり気持ちと今後のプレーを整理し、続くバッターをショート正面のゴロに、6-4-3ダブルプレーで、1点の反撃に食い止める。

6回表、先頭の山本が三遊間を破り、梅村が送る。二死となるが福田のレフトオーバー3塁打で奪われた1点を取り戻し、手堅くイニングを進める。更に、二死満塁とチャンスを広げ、4番板野が高めストレートを振り抜いた打球は、スタンドの響めきから、打った瞬間それと分かるレフト柵越えの満塁ホームランで、11-3とこの試合の優位を決定付ける。

6回裏、1点を奪われ、二死満塁と攻められるが最後のバッターの打球が、ライト加納のグラブに収まり、春季全国大会中日本ブロック代表戦を終えた。

やるべきことは、やった。試合を終えて、監督から「もっと上手くなろう、もっと強くなろう」と次に向けて選手に語りかける。
今日、春に向けて明確な目標が決まった。(fj)

2020年12月06日  愛知尾州ボーイズ 〇 10 - 5 愛知名港ボーイズ
さぁ競争、20人出場で勝利!
二死から楠本と長谷川の長打で先制!
浅野聖、2安打も悔しい交代!



【投-捕】長屋、相馬、篠原、山本、大野-稲垣、板野
【二塁打】楠本、長谷川、本間
【三塁打】長谷川



今日の朝は、いつもの日曜日と違いボランティアの日、尾州ボーイズでは、年末年始を待つ地域の御裳神社、境内の清掃活動を選手、父兄、スタッフで行なった。野球が出来るのは、地域の方々の協力があって、活動ができる。地域への感謝を忘れず、これからも尾州ボーイズは、地域に貢献していきたい。

ボランティア後、名電交流戦会場の名電グランドへ移動し、愛知名港ボーイズさんと対戦した。
全国大会予選を終えて、今日からは、また、全員での競争の再出発。

試合前、筏井コーチから、誰かが行動することを待つ選手達に、自ら行動することの大切さについて檄が飛ぶ。
キャプテン林からも、自分達で出来ることはやろう。まずは、全力で走ろう。

1回表、先頭の畑は三振に倒れるが、続く浅野聖がレフト前ヒットで出塁。しかし、後続が続かず初回無得点となる。
1回裏、先発マウンドには、長屋。
先頭バッターにレフト前に落とされ出塁を許し、ここから二盗、三盗を許してしまう。
しかし、後続を三振、サード楠本へのゴロ二つでピンチを脱する。
相手盗塁に対して、長屋と稲垣のバッテリー、工夫と対策が必要。また、普段の練習からの意識が、大切な試合で自分を助ける。

2回表、二死から楠本の振り切った打球は、両翼100mの広い名電グランドのレフトフェンスにワンバウンドであたる二塁打で出塁。続く長谷川が、右中間を破る三塁打で先制点を奪う。更に、長屋が、レフト前タイムリーで続き、この回、2点を先制。
二死からの集中打、集中力は、見事。
2回裏、タイムリーで流れに乗りたい長屋が、先頭バッターから死球、四球で自らピンチをつくりレフト前ヒットに、畑がハンブルしタイムリーヒットとなり1点を返される。
畑は、このプレーで岡田に交代。厳しいが、順番で回ってくるポジションなどない。

3回表、先頭の浅野聖が二打席連続のレフト前ヒットで出塁、浅野柚が四球で繋ぎ、河村、大野の連続タイムリーで2点を追加。
二死から長谷川が左中間を破り、河村、大野を向かい入れ、この回、4点。
3回裏、マウンドには、長屋に代わり相馬、先頭バッターを不運にエラーで出塁を許し、1点を返される。
2イニングを投げた相馬へ村上コーチから、自分の思いと違うサインに、なぜ、首を横に振らないのか?ピッチャーも考え行動しろと成長を求める。相馬にも、村上コーチの思いが伝わったに違いない。

4回表、浅野聖が四球で三度目の出塁も、カウント間違いで三塁憤死で、川瀬に交代。
チャンスは、防げるミスでピンチとなる。やはり、普段の練習から、試合に向けた意識で練習できているか?自分に聞いて欲しい。

5回裏からの篠原が1点、6回からの山本が2点と、この日はピリッとしない。
毎回、抑えることはできないが、実績のある二人、課題を持って練習に望み、更に上を目指して欲しい。

6回表、一死から岡田がレフト前ヒットで出塁し、川瀬の打球はセカンドゴロもエラーを誘いチャンスを広げる。二死から、代打の板野、本間が、連続タイムリーで貫禄を見せる。
また、本間のタイムリーに二塁から、迷いない川瀬の走塁は見事であった。
ベンチに戻り、チームメイトやスタッフから声を掛けられ川瀬の顔は、自然と笑顔となった。

7回裏を大野が、ゼロで抑えて勝利した。

この試合、20人を入れ替えて試合を行った。
意味するものは、競争である。
チャンスは誰かに与えらるものではない。
試合前の筏井コーチの話にあるように、自分から行動しチャンスを掴んで欲しい。
また、チャンスを逃すのも、自分の行動である。(fj)


2020年11月28日 決勝 愛知尾州ボーイズ 〇 10 - 3 愛知小牧ボーイズ
春季全国大会2年ぶり5回目の愛知県西支部代表権を獲得!
初回、本間のタイムリーで先制し、大量5点を奪う!
1年平野、瀬木が躍動!
篠原、決勝のマウンドを守った!



【投-捕】篠原-板野
【二塁打】本間、平野





準決勝の勝利から間も無く、慌てて胃袋に食事を流し込み決勝のベンチへ。
しかし、選手には、準決勝の勝利に笑顔。選手から全国大会に向けた、決勝の緊張は感じない。

尾州の決勝マウンドには、篠原。
秋の日差しが西に傾き、日暮れに追われ試合開始。
篠原が、相手先頭バッターに四球を与えるも、盗塁を板野が落ち着いて刺し、決勝の試合を落ち着かせる。
続く打者のライト前ヒットも、加納がチャージしてライトゴロとして、相手攻撃を抑え込む。

藤川監督から、先取点を取って何があるか分からない決勝を優位に進めよう。との言葉に、先頭の福田が、丁寧にボールを見極めて四球を選ぶ、林が送り、加納は、ライト前にポテンヒットで繋ぐ、一死1、3塁から板野の痛烈な打球は、センター正面のライナーとなるが、二死から本間が左中間を破り、貴重な2点を先制する。
尚も、四死球で二死満塁と攻めて、篠原が押し出しを選び、瀬木の打球は、ホームベース上の高いフライ、風に流されキャッチャーミットからボールが溢れ追加点。
先頭に戻り、福田も四球を選び、この回、大量5点を先制。
監督の言葉に応える選手、チーム一丸大切な試合に挑む。

2回表、ライトヒット後に、相手5番にレフトオーバーのツーランホームランを浴びる。
更に、センター前ヒットで出塁を許すが、キャッチャー板野が、1塁ランナーを刺し、試合の流れを渡さない。

2回裏、加納、本間の連打から、平野が、ファースト強襲の内野安打、一死満塁とすると、山本が初球をセンター前に2点タイムリー。
更に、1年瀬木が、ライト線に2点タイムリーと躍動する。

4回表、二死満塁からレフト前タイムリーを浴びるが、レフト山本が、2塁ランナーを本塁で刺殺し、最小失点に食い止める。
 
4回を終わり、9-3と6点差を付けて、試合を優位に進める。日差しが更に傾き、フェンスの影が伸びる。

5回、両チームが、ともにゼロを並べ、最終回まで続くかと思わせたが、6回裏、先頭の平野が、レフトオーバーのツーベースヒットで出塁、山本が初球をファーストフライに倒れ、代打に梅村、期待が掛かる中、ライトへの大飛球もミットに収まる。平野がタッチアップで3塁を奪う。
福田の打球は、サードベース前への弾んだ打球、福田のスピードが送球エラーを呼び込み、10点目を奪い、日が残る中、コールドゲームで愛知県西支部代表を勝ち取る。

表彰式後、球場外での父兄に向けて優勝報告。
林キャプテンから、父兄への感謝と、チームメイトへの感謝。
選手の目は、コロナウィルスのため、全国大会が縮小開催されることを想定した12/19の静岡県支部との決定戦に向けられた。

藤川監督からは、走、攻、守にバランスの取れたレギュラーチーム、更に、レベルアップして、次の舞台での活躍が楽しみ。怪我人は、焦らず治して欲しい。と労いの言葉を貰う。
そして、コロナウィルスで祝勝会はできない、今は、我慢。
明日は、『全休』の言葉に、今日一番の中学生らしい笑顔が弾けた。

信頼関係のある言葉は、人を動かし、人を笑顔にする。
これからも、尾州の選手達は、言葉に耳を傾けて成長する。

明日は、ゆっくり休み。次の目標に向けて、また、スタートする。
おめでとう。

早くコロナウィルスが終息して、選手、父兄、スタッフが一枚の優勝写真に、笑顔で収まる日が待ち遠しい。(fj)

2020年11月28日 準決勝 愛知尾州ボーイズ 〇 9 - 1 愛知守山ボーイズ
レフト浅野柚が、決勝への切符を掴んだ!
初回、林、加納、板野、本間、平野の5連打で4点を先制!
この日も、山本、投打に活躍。レフトオーバーのホームラン!



【投-捕】山本-板野
【二塁打】加納、板野、本間、平野
【本塁打】山本



早朝、風の音で目を覚ます。
出発の時間には、快晴の空と温かな日差しが野球日和の天候、球場外で前の試合を待ちながらウォーミングアップで、大切な試合に向けて準備する。

コロナウィルスの影響で、気持ちと反対に静かな試合開始。
初回、2番の林がフルカウントからセンターへゴロで抜けるヒットで出塁し、初球を盗塁。
打率10割の加納が、左中間へタイムリー2塁打で、林を向かい入れる。
続く板野、本間も連続2塁打で続き、更に平野もセンター前タイムリーで続き、迫力ある5連打で4点を先制する。

尾州マウンドには、山本。
相手先頭バッターが、センター前ヒット後、こちらも盗塁。続くバッターに四球とエラーで無死満塁のピンチ。
セカンドゴロの間に、1点を返されるが、続くライト定位置のフライを加納が落ち着いて処理し、タッチアップされず、1回の攻防は、相手反撃を1点で凌ぐ。

2回表、福田が四球で出塁し、林の送りバントでプレッシャーを掛ける。
10割加納が、キャッチャーにファインプレーで打ち取られる。ファインプレーの裏で、2塁の福田は3塁を狙う姿勢。続く板野のレフト前タイムリーを呼び込み、追加点を奪う。

3回、尾州は得点を奪えずゼロがスコアボードに刻まれが、相手先頭のショート後方のフライに、福田がファインプレーで出塁を許さない。
続くバッターにヒットを許すが、山本の1塁牽制で刺し、相手にチャンスを与えない。

4回裏、ヒットを重ねられ、二死1、2塁からショート正面の打球が跳ねて、二死満塁のピンチ。
ピッチャー山本が踏ん張り、快晴の空に上がったボールがファースト本間のミットに収まる。

5回表、一死から板野の痛烈なセンター前ヒット、盗塁後、1年平野の左中間を大きく破る2塁打で追加点、山本の内野安打の間に、平野が戻り更に1点。7-1と点差を広げる。

5回裏、一死、1、2塁から、レフトへの大飛球を、この回からレフト守備につく、浅野柚が背走し、ナイスキャッチ。
続くレフト前ヒットも、中継までの強いボールで、2塁ランナーを3塁から進めさせない。
更に、ピッチャー山本も、2塁牽制で、相手に得点を許さない。
攻撃だけでない、一人一人が、試合に向けて準備してきた結果が、実戦の舞台で、守備で相手チームを攻める。

7回表、一死から平野が、渋とくライト前ヒットで出塁、続く山本、高めのストレートを振り抜くと左中間のフェンスを超え、後方のネットに突き刺さるツーランホームランで試合の行方を決定つける。

投げては、山本が初回の1点のみに抑え、支部代表を掛けた決勝に駒を進める。(fj)

2020年11月23日 二回戦 愛知尾州ボーイズ 〇 13 - 1 名古屋北東ボーイズ
本間、板野、山本、3本のホームランで連日のコールド勝ち!
篠原、4連続三振を含む好投で勝利を呼ぶ!
加納、3安打の大暴れ、2日間打率10割!



【投-捕】篠原、相馬-板野
【二塁打】平野、福田
【三塁打】加納
【本塁打】本間、板野、山本



2020年11月22日 一回戦 愛知尾州ボーイズ 〇 10 - 1 愛知津島ボーイズ
春に向けて、コールド発進!
1点先制されるも、チームに落ち着き!
走塁の意識が、リズムを奏でる!



【投-捕】山本、大石-板野
【二塁打】平野、福田



秋深く、木曽川からの水の流れを聞き、寒さを風に感じながら、津島ボーイズさんの整備されたグランドで、春季全国大会に向けた一歩が始まる。
試合前ノック、ベンチ整理と各自が自覚を持って、大切な一戦に集中する。
サポートにまわるメンバーも、率先して考え、行動してくれる。
全員が同じ目標に向かって、同じ意識で初戦を迎える。

初戦のマウンドには、山本。
先頭の左バッターにミートされるが、センター林のミットに収まる。
続くバッターにレフト前ヒットで出塁を許し、3番バッターに左中間に運ばれ、瞬く間に先制を許す。
しかし、今までの経験と自信が、チームに落ち着きを与え、誰もが今に集中する。
1回裏、福田が四球で出塁し、盗塁。
林の丁寧な送りバントが送球エラーを誘いチャンスを広げ、加納、板野の連続タイムリーで忽ち逆転に成功する。
本間のデッドボール後、平野のセンター前タイムリー。
山本は、送りバントでチャンスを作るとともに、ベンチに戻りピッチングに集中する。
河村のセンターへの犠飛で、更に1点。
2塁ランナーの平野も、3塁を奪う。
相手捕手が、少しはじく間に、好判断な走塁で追加点。
瀬木が、四球を選び、福田の2塁打タイムリーで、初回一挙7点を奪う。

2回は、山本が落ち着いて、打者3人へ8球で抑える。
2回裏、先頭の加納が四球を選び、盗塁。
更に、投手を観察し隙をみて3盗。
板野も四球を選び、本間のライトへの犠飛で得点。
全員のスピードがあり、走塁に対する意識が高く、試合を優位に進め、リズムを奏でる。
犠飛の間に板野も3塁を奪い、平野のタイムリーで、もう1点を奪い一歩一歩、点差を広げる。

4回から、山本からマウンドを大野に繋ぐ、大野は、期待に応え3人で抑える。

代打の梅村、快音もショート正面のゴロ。
続く平野が左中間へ2塁打。
1年生の中でも、競争が生まれる。
大野、代打の畑の連続四球で、満塁。
瀬木が四球を選び、10点目。

大野の2イニング目、先頭のピッチャーを超える高いバウンドのゴロを、ショート福田が華麗に捌き大野を助ける。
二死から3連打を浴びるが大野が踏ん張りゼロに抑えコールド勝利。
長打やヒットだけではない、1点を重ねる集中力と意識が、今の強みである。
また、明日も道具の整理整頓からはじまる。(fj)


2020年10月31日 決勝 愛知尾州ボーイズ 〇 8 - 6 福井中学ボーイズ
信長が全国を夢見た地、岐阜で中日本秋季大会初優勝!
4点を先制され厳しい試合をチーム一丸で乗り越え、頂点を掴む!
重い決勝マウンドに山本、しかし、尾州には、伊東、相馬、篠原がいる。
4人で福井中学ボーイズ反撃を凌ぎきる!




【投-捕】山本、伊東、山本、相馬、篠原-板野
【二塁打】山本

【三塁打】林





決勝の相手は、福井中学ボーイズ、相手にとって不足なし!福井工大福井高校に今年進学した愛知尾州ボーイズOBの渡辺航輔内野手、また福井中学ボーイズOBの世界大会代表の向嶋大輔投手にとっても興味を引く対決となる、戦国時代の越前と尾張、織田信長と朝倉義景の戦い、麒麟をよんでくるのはどちらか!

この試合先行の愛知尾州初回の攻撃は無得点。決勝のマウンドは山本。この大舞台でどんなピッチングを魅せるか!しかしヒット、死球、四球、四球の押し出しで先制を許しなおも満塁の大ピンチ。ここは何とか凌ぎたい所、内野ゴロに打ち取るがダブルプレーが取れない!この間に2塁ランナーも返すこととなり2点を追加される。なおも続く相手8番にはセンター前タイムリーを打たれ一気に4点を奪われる。
ここは藤川監督早い継投。この試合投球イニングの関係で1イニングしか投げられない伊東を迷わず投入。伊東は後続を断ち切り初回の攻防が終わり4対0。この大会初めて先手を取られるがここからがほんとの戦い。大舞台の緊張感があるなかでどれだけ力を出せるか!試合は始まったばかり!ベンチ、スタンド一丸となり反撃に転じていきたい。
しかしその後も相手ペースで試合が進む重苦しい展開の中、3回の山本やっと落ち着いたか三者凡退に切ってとる。この試合初めて作った流れをベンチは必死の声でリズムをつくっていく。まだまだ行ける!まず一点を取ろう!試合に出られない悔しさはあると思うが、打席に向かう選手へのエールが高まっている。ベンチの応援を背に先頭のキャプテン林、絶妙なサーフティーバントで出塁!ワイルドピッチで2塁へ進塁の後で3番加納はセンター前ヒット、板野フォアボールで満塁。ここが正に勝負どころ、2アウト満塁となり本間がレフト前に貴重なタイムリー、平野は落ち着いてスクイズ成功、山本もセンター前タイムリーで続きこの回3点を返し追い上げムードが出来る!しかし流石は福井ボーイズさん。その裏2本のヒットとフォアボールで1点を返され点差は2点に広がる。
点差は広がるもまだまだ行ける!円陣では控え組からの檄も飛びベンチ一丸とはまさにこの雰囲気。5回の攻撃も4回に続き2番林から。ここは林よく選びフォアボール。ガッツポーズをしながらの出塁でみんなを鼓舞する。ここはすかさず盗塁、加納は進塁打、板野フォアボールで1アウト1・3塁、先程の打席チャンスで見逃し三振だった伊東は悔しさを晴らすセンター前タイムリーで1点差、本間ライト前ヒットで続き満塁、続く平野はセンター前に返し同点となる。なおも満塁、ここで迎えるバッターは山本!ここまで5点を取られたピッチングの借りを返す走者一掃ライトオーバーのタイムリースリーベースヒットを放ち逆転、ついに勝ち越しとなる!
点を取ったあとの大事な5回裏の守り、山本はキッチリ三者凡退に抑えお役に御免。残る2イニングは相馬、篠原にバトンを託す。6回はまず相馬が登板。緊張からか2つのフォアボールとエラーもあり1アウト満塁の大ピンチ。ここで相手5番を渾身のストレートで三振にとり2アウト、しかし6番には粘られまたもフォアボールで押し出し。大量失点による逆転も危惧されるが、ここで相馬必死に腕を振り、切れ味鋭いカーブで三振にとり満面の笑顔でベンチに戻ってくる。最後7回はクローザー篠原が登場!まず先頭は三振!ホッとしてしまったか次打者はフォアボールで出すが、続くバッターは内野ゴロ。ダブルプレーで試合終了と思われたが、この終盤でまたもエラーが出て1アウト1・3塁。福井中学ボーイズさん押せ押せの中、篠原力一杯のストレートを投じ打球はファースト正面へ、これをこの回からファーストに入った梅村が落ち着いて捌き、ファーストベースタッチ、そして1塁ランナーにもタッチしダブルプレーが成立!この瞬間秋季中日本大会の初優勝を見事決めることができた!
合わせて藤川監督通算40回目の優勝を決めた瞬間でもあった。
この大会の優勝は紛れもなくチーム一丸の勝利であったと思う。勝負の世界では試合に出る選手、出られない選手はどうしても出てしまう。しかしチームとして戦っていくにはベンチ、スタンドのメンバー各々が自分の役割を全うしていくことがすごく大切だと思う。このチームには自分の役割を全うしようとする選手が確かにいる。そんな選手たちも含め今日は優勝の味を噛み締めて欲しい。そして次の目標に向かって歩みを続け更なる成長を遂げて欲しい。(o)


2020年10月31日 準決勝 愛知尾州ボーイズ 〇 8 - 6 東海ボーイズ
貴重な経験の中、成長、更にその先へ
若き平野、瀬木の一年生コンビが躍動!
打線好調!全員が勝利へ集中!




【投-捕】伊東、山本-板野
【二塁打】平野、山本

【三塁打】板野、瀬木



第15回中日本秋季大会もいよいよ最終日。会場となる岐阜ファミリーパーク野球場周辺の木々は色づき始め秋の深まりを感じる。準決勝の相手は過去幾度も凌ぎを削り名勝負を繰り広げてきた東海ボーイズさん。両チームの対戦は必ずといっていいほど僅差の戦いになる。今日もそんな戦いとなるのか…愛知尾州にとって秋季中日本大会初の決勝進出をかけたライバルとの一戦は8:29プレーボールとなる。
この試合先発を任されたのは伊東。立ち上がり守備からリズムを作りたいが、ヒット、デットボール、フォアボールで2アウト満塁のピンチを迎えるが相手6番バッターをカットボールで三振!無得点に抑える。変わって愛知尾州初回の攻撃で2アウト2・3塁のチャンスを作るも得点ならず初回の攻防はドロー。立ち上がり力みからコントロールを乱していた伊東2回のピッチングは先頭にヒットを許すも後続を打ち取る。力みが抜け緩急を生かした投球が攻撃へのリズムとなる。愛知尾州2回の攻撃は1アウトから平野が三塁線ツーベースで出塁、先週の桑員ボーイズ戦でサヨナラ打を放っている山本が右中間へのツーベースで1点先制。瀬木が内野安打で続き1番福田が1・2塁間を破るタイムリーヒットでこの回2点を奪う。打撃好調の愛知尾州3回には加納フォアボールで出塁しすかさず盗塁、ノーアウトランナー2塁のチャンスで4番板野ライト前タイムリーで3点目。4回には2アウトから林がデットボールで出塁し加納内野安打、板野センターオーバーの2点タイムリーとスリーベース。三塁悪送球の間に板野は一挙にホームまで帰りこの回3点!6対0で折り返しとなる。
ただ相手東海ボーイズさんはこのままで終わるチームではない。藤川監督からはチャレンジャーを甘く見るな!最後まで気を抜くんじゃないぞ!と引き締めのゲキが飛ぶ中で後半戦スタートした5回の守り、サードゴロで1アウト、ショートゴロで2アウトと思いきや悪送球でバッターランナーは一気に2塁へ!その後3個のエラーに2個の四死球が集中し一挙4点を取られ2点差に迫られることとなる。油断していた訳ではないだろう…気を抜いていたわけでもないだろう…しかし監督の不安が的中してしまった。一つのプレーで流れが大きく変わる野球の恐ろしさを感じることとなる。この流れを断ち切るためにも追加点を取り突き放したい5回裏の攻撃、1アウトから平野がボールをよく選びフォアボールで出塁、2アウトとなるが今日はここからが粘り強い、瀬木がここでライトオーバーのタイムリースリーベースヒットを放つ!この一打は本当に大きかった。平野、瀬木の一年生コンビはこの大会を通じ貴重な経験を重ね一戦ごとに成長続けている。一年生に負けてはいられない続く福田は執念の内野安打で1点追加し4点差に広げ安全圏へ!6回からはピッチャーに山本を投入。エラーがあり2点を返されるも山本はノーヒットに抑える見事なリリーフで宿敵東海ボーイズさんを下し決勝進出を決める!
この試合守備のミスが目立った。大事な場面になればなるほど体は思うように動かない。勝負所で思い切ったプレーが出来るか、力を出せるか、大舞台決勝戦へのカギとなる。(o)


2020年10月25日 準々決勝 愛知尾州ボーイズ 〇 11 - 4 愛知名港ボーイズ
伊東を繋ぎ、相馬、篠原で凌ぐ
送りバント、スクイズと1つ1つ自分の仕事を熟す
初回、林、本間、伊東の長打3本で先制!




【投-捕】伊東、相馬、篠原-板野
【二塁打】本間、伊東、加納

【三塁打】林



午前の試合を勝利して、スタンドで試合を見ながら食事を取り、ウォーミングアップで体を再調整、秋晴れの空の下、大切な一戦に臨む。

先頭打者の福田が、四球を選び出塁
相手ピッチャーの投球イニング間違いで、試合が15分中断

試合再開直後、林がエンドランをバットに当てられず空振り、しかし、福田が盗塁を成功させる。
続く投球を林が、一塁線を破る3塁打で福田をホームへ招き、先制。
四球で出た加納の二塁盗塁に、相手処理がもたつく間に、2点目、更に本間、伊東が連続レフトオーバーのタイムリーで4点を先制。
グランド外で不安定となった、この試合、選手達は落ち着いて、準備出来た。

1回裏、先発の伊東が、ヒット2本と四球で一死満塁のピンチ、三遊間の打球を福田が三塁に送るが、瀬木と呼吸が合わず、3塁ファウルグランドにボールが転々とする間2点を返される。

2回表、二死から林がセンター前、足を絡めて、二死から加納が貴重なレフト前タイムリーで流れを渡さない。
しかし、3回表、試合は落ちつかず、タイムリーで1点を返され、ピッチャー伊東が苦しむ中、セカンド平野が落ち着いて、福田とダブルプレーでピンチを経つ。
ストレートを打ち返され、更にムキになるピッチャー伊東、ムキになれば、なるほど、打者のリズムとなってしまう。後ろを守る仲間を信じて、仲間に声を掛ける余裕を持ってこそ、自分のリズムが奏でられる。

4回から、ピッチャー相馬へ継投。
ライナーを出し苦しい投球となるが、福田から平野のダブルプレーで試合を落ち着かせる。

5回表、先頭の福田が落ち着いて投球を見極め出塁し盗塁、林の送りバントがバントヒットとなり、無死2、3塁のチャンス。
加納が四球を選び、無死満塁から、板野がライト前タイムリー、伊東が死球の押し出し、ここでベンチが動き、瀬木にスクイズで、この回3点目。
5回裏、ピッチャー相馬、不運にランナーを溜め1点を失うが、相馬らしいピッチングを組み立て、ショートハーフライナーのダブルプレーで切り抜ける。

6回表、一死から福田が四球、林も死球でランナーを溜めて、加納が右中間へタイムリーツーベース、続く板野の振り逃げ、ランナー林のプレッシャーが、キャッチャーの悪送球を誘い追加点。
更に本間が犠牲フライでこの回3点目
6回裏のマウンドには、篠原。
相手に反撃を許さず、3人で締め括る。
先発ピッチャー伊東が苦しむ中、相馬、篠原が相手攻撃を交わし助けた。

秋の日差しが西に傾く中、もう一度、道具の整理整頓、やるべきことを行うこと。
今日の相馬、篠原のように、全員が自分の役目に向けて準備して、チーム一丸で中日本大会の準決勝、決勝に挑む。
今日の終わりは、林キャプテンから、二日間応援してくれた父兄に御礼を伝え、締め括った。(fj)


2020年10月25日 二回戦 愛知尾州ボーイズ 〇 3 - 2 桑員ボーイズ
山本が投打に活躍
野球道具の整理整頓が、野球に繋がる
山本のレフトオーバーで劇的なサヨナラ勝ち!




【投-捕】山本-板野
【二塁打】加納




今や日本を代表するスポーツとなった野球、その一挙手一投足において影響が良きにつけ悪しきにつけあると確信する、NPB、独立リーグ、社会人野球、大学野球、高校野球、中学生の硬式・軟式野球、学童野球と多くのジャンルがある、また国際的にもオリンピックやWBCと開催され世界的にも認知度は上がってきたものと確信する、その中でWBCにおいては、第1回、第2回と日本は連覇を達成、強さとともに世界に発信された規律性がある、WBCの現地実況が伝えた中に
" 日本のベンチの中を見ろ!バッグや道具が綺麗に並べてある、だから強いんだ! "
というフレーズが思い出される、今朝、アップの途中に藤川監督より到着時に並べられたバッグや道具類の整理整頓が乱雑であったと指摘があり、瞬時に控え選手が整然と並べ替えた、試合に出た選手はフォローしてくれたくれたことに感謝し、反省することが大事である、試合に勝つこと以前にここを見つめ直していこう。

先発の山本が、先頭打者を追込み、青空高くあがったセカンドファウルフライを平野が軽やかに捌き試合開始。

1回裏、先頭の福田がセンター前で出塁、林が余裕を持って送りバントで進め、加納が左中間にタイムリー、加納は3塁を欲張りアウト。
一死2塁で、次の打者は板野、本間が控える打線、焦る必要はない、また、1つ勉強して今後に繋げたい。

2回表、レフト左にクリンヒットを許すが、板野か冷静に盗塁を刺す。
山本の小気味良いピッチングが、リズムを作る。

3回裏、瀬木がセカンドエラーで出塁し、盗塁で無死2塁のチャンスを作り、福田が一発で送りバントを決め、一死3塁。
このチーム、ヒットだけでなく送りバントやランエンドヒットを絡めてチャンスメイクが出来ることが強み。
林のセンター定位置のフライに、3塁ライナーの瀬木タッチアップ、しかし、相手センターから、直接、キャッチャーへ、本塁憤死。
追加点が奪えず、膠着状態が続く。

5回表、先頭バッターに死球、送りバントがフライとなり一死、続くサードファウルフライをフェンス近くまで瀬木が迷いなく落下点に、二死と相手への流れを絶ったかと思われたが、盗塁後、相手バッターの打球は、ライト前にしぶとく落とされ同点。
更に、盗塁を絡めて、三遊間を抜けるヒットにレフト加納がチャージして、逆転を阻止する。

膠着状態の試合が動き、はじめる。

この回先頭の伊東がライト前ヒットで出塁し盗塁。
平野が、ピッチャー強襲のヒットで、無死1、3塁のチャンス。
山本のレフトへの犠飛で、再逆転。
瀬木が送り、福田のあたりは、セカンド正面の強打、相手セカンドが落ち着いて捌く。
安全圏には、逃してくれない。

6回表、先頭バッターが、負けじとライト前ヒットで出塁。続くバッター三振の間に、盗塁。続くバッターをピッチャーゴロに打ち取り、二死2塁。
続くバッターは、意地のレフト前タイムリーで再び同点とされる。
両チームのこの試合に対する想いをぶつけ合う好ゲーム。
後続は、マウンド上の山本が、疲れた体を気持ちで引っ張り抑える。
6回裏、林からはじまる打線に期待するも、相手ピッチャーに三者凡退に抑え込まれる。

7回表、山本が二死から、2人のランナーを出すが、3人目の打球は、レフト加納のミットに収まるレフトライナーに抑え、7イニングを相手にリードを許さず抑える。
7回裏、一死から伊東が、綺麗にセンター前に弾き返し、チャンスメイク、平野との間にランエンドヒットで、二死2塁。
続くバッターは、先程、7イニングを投げ切りピッチャーの役目を終えた山本、高めの球を叩いた打球は、レフトの頭上を超えて、劇的なサヨナラ勝ち。
山本が投打の活躍で、午後の試合に繋げた。

試合後、ベンチを全員で清掃し、コロナウィルの消毒を行い、やるべきことを選手が声を掛け合いできるチーム。
一人一人が、自分のやるべき仕事をやる。これが出来れば、野球の結果にも繋がる。
ナイスゲーム。(fj)


2020年10月24日 一回戦 愛知尾州ボーイズ 〇 4 - 0 名古屋中央ボーイズ
伊東、山本の完封リレーで初戦突破
福田、林がチャンスメイク!
加納、板野、本間のクリーンナップが返す!




【投-捕】伊東、山本-板野
【二塁打】加納

【三塁打】林、板野



中日スポーツ杯第15回日本少年野球中日本秋季大会が開幕。新チームになって最初の大会となる地区予選を勝ち抜いてきた32チーム。中日本王者をかけた戦いがいよいよ始まる!初戦の会場となるKYBスタジアムは全面人工芝。試合前の練習では慣れない人工芝への対応について藤川監督からの指示がある中、大舞台への準備を着々と進め9:28プレーボール!

大事な初戦の先発は伊東!三振、ピッチャーフライで簡単にツーアウトを取るも、ヒットとエラーで一転1・3塁のピンチとなる。しかしここは落ち着いて相手5番を三振に切って取り無得点に抑える。初戦独特の緊張を拭い去る上でも先制点が欲しい愛知尾州初回の攻撃は1番福田から。相手先発投手もやはり緊張があるのか制球が定まらず福田はフォアボールを選び出塁。続くキャプテン林がキッチリ送りバントを決める。初回1・2番それぞれが役割を果たして作ったチャンスはチームにいい流れを作る。ここで3番加納がセンターへのタイムリーツーベースで1点先制!チームに勢いを与える貴重な一打となる。続く4番板野がライト前ヒットで続き1・3塁、5番本間もやはりライト前へのタイムリーヒットで2点目。この後ヒットの伊東を含めセンターから右へのバッティングで相手先発投手を攻略する見事な攻撃であった!
先制点をもらい緊張感の取れた先発伊東は、ストレート、変化球のキレ抜群で相手を寄せ付けず4回まで毎回の5奪三振の好投で2番手山本にバトンを繋ぐ。追加点の欲しい愛知尾州4回の攻撃。1アウトから8番山本がエラーで出塁。相手ミスに一気につけ込みたいところで9番瀬木が送り1番福田に託す、ここで福田は期待に応えセンター前タイムリーヒットを放ち3対0とし優位に試合を進める。伊東の後をついだ山本は、制球、球のキレ共に抜群で5回からの3イニングをノーヒットに抑える好リリーフ。6回にダメ押しとなる1点を追加し4対0で勝利し2回戦進出を決めた!
この試合、伊東、山本の好投を引き出したキャッチャー板野の好リード。ポイントとなる場面で送りバントを決めた一年生平野、瀬木。そしてコロナ対策を講じながらのベンチワークを一丸で行なっていた控え選手。初戦勝利を導いてくれた筆者目線の好プレーとして最後に記しておく。次への期待が持てる初戦であった!(o)


2020年09月12日 決勝 愛知尾州ボーイズ 〇 4 - 3 東尾張ボーイズ
新しく尾州を継ぐ40期生初優勝
この日も本間のツーベースで先制。
取って取られての厳しい決勝を加納、福田のタイムリーで頂点を掴む!

伊東、板野のバッテリーが相手反撃を凌ぐ!



【投-捕】伊東-板野
【二塁打】本間





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2020年09月12日 準決勝 愛知尾州ボーイズ 〇 16 - 1 愛知長久手ボーイズ
オール尾州で決勝の舞台へ
全員野球で大量得点 。
山本、長屋が最小失点でチームを支える!




【投-捕】山本、長屋-板野
【二塁打】本間

【三塁打】伊東、福田、山本





2020年09月06日 二回戦 愛知尾州ボーイズ 〇 8 - 3 愛知守山ボーイズ
新Aチーム連勝
福田、加納のタイムリーで先制!同点に追いつかれるが畑のタイムリーで突き放す。
篠原、長屋、渡向、伊東、4投手の小刻みな継投で、愛知守山ボーイズの反撃を防ぐ!




【投-捕】篠原、長屋、渡向、伊東-板野
【二塁打】加納






2020年09月05日 一回戦 愛知尾州ボーイズ 〇 9 - 2 愛知小牧ボーイズ
新Aチーム一丸となって猛打で初戦突破へ
本間、2つのタイムリーでチームに勇気を与え勝負を決める。
走攻守、一人一人が各自の仕事を実行して次に向けて楽しみな初陣!
初戦緊張のマウンドを伊東、山本、長屋が繋ぐ!




【投-捕】伊東、山本、長屋-板野
【二塁打】本間
【三塁打】本間、伊東



今年の夏は、コロナウィルスの影響により、多くの人が多くの事に我慢を強いられた。そうした中で中日本大会への出場をかけた本大会が、父兄の皆様応援のもと開催されることを心底うれしく思う。選手諸君には目標が持てる喜びを胸に精一杯のプレーを見せて欲しいと願う。
まだまだ夏の厳しい暑さが残り、コロナ対策に加え熱中症対策も講じながらの戦いがいよいよ始まる。
初戦の会場は愛知尾州ボーイズ本拠地がある一宮市の市営平島球場。新チーム公式戦初戦の相手は過去数々の戦いを繰り広げてきた小牧ボーイズさん。
相手にとって不足なし、力と力の戦いを期待する!

この試合後攻の愛知尾州、初戦の先発は伊東。緊張を感じる立ち上がりはカウントツースリーからツーベースを打たれ、いきなりノーアウトランナー2塁。しかしここで慌てることなく落ち着いて後続を断ち切り無得点に抑える。特に最後相手四番を三振に取った外からの変化球は絶妙であった!
先取点をとりたい愛知尾州。1アウトから2番林が変化球を上手くミートしセンター前ヒット、すかさず盗塁しランナー2塁、ここで3番加納はファーストへのフライも相手エラーで1アウトランナー1・2塁、相手のミスに乗じて一気に攻めたいところでダブルスチールが成功!足を使った攻撃でチャンスを広げていく。ここは一気に攻め込みたい愛知尾州、4番板野がライトへの犠牲フライで先制。続く5番本間は厳しいボールをファールで粘った末センターオーバーのタイムリースリーベースヒット、続く大野もレフト前ヒットでこの回4点、主導権を握ることができた。
先発伊藤は落ち着きを取り戻し本来の調子、リズムよく三者凡退に抑える。2回の攻撃も前の回打者一巡の猛攻だったため1番福田から、福田はセンター前ヒットで出塁、ここは林手堅く送りランナー2塁、加納サード内野安打、板野は相手バッテリー警戒しフォアボールで満塁、ここでまたしても本間が仕事!レフトオーバー走者一掃のツーベースヒット、ここで小牧ボーイズさんたまらずピッチャー交代、しかし愛知尾州の勢いは止められない!伊東は左中間スリーベースヒットで1点追加。その後ワイルドピッチもありこの回5点で9対0と大量リード。初回に続く打者一巡の攻撃は見事であった。猛暑の中での戦いは、守備は短く攻撃は長く、優位にゲームを進められている。

一気にコールドゲームに持ち込みたいと期待が膨らむ3回の攻撃。この回も先頭となる1番福田は、この日2本目のヒットで出塁、林は三塁線バントヒット!隙を見せない攻撃でこの回もチャンスを作る。点差はあるがここは一点を取りに行く攻めをベンチは選択し、送りバントを命じるが三塁アウト。後続もセカンドフライ、サードライナーに打ち取られ無得点。1点を取りに行く野球を展開するが、雑な攻撃でチャンスを潰し嫌な流れとなる。
嫌な流れは最後まで続くが、この試合は結果9対2の5回コールドで勝利をする。4回以降の攻撃は淡泊な攻撃で無得点が続き、守りではフォアボールが続きリズムに乗れなかった。
新チーム初戦はコールド勝ちで飾るが、多くの反省点を得る試合となる。今日は悔しい思いをした選手もいたと思うが、君たちの戦いは始まったばかり、まだまだチャンスは沢山ある。次のチャンスを生かしていこう!失敗を次の成長の糧にしていくことが大切。悔しさを経験した後にどう行動していくかを筆者は見ていきたいと思う。チームの強さはチーム内の競争から生まれる選手層の厚さにあると思う。チーム一丸で戦う集団に成長していく事を願う!(O)


2019年12月1日 準決勝 愛知尾州ボーイズ ● 1 - 7 東海中央ボーイズ

愛知尾州一年生、同県対決に完敗!
個々の課題と向き合い、前へ進め!
冬錬突入!心も身体もさらなる成長を!



【投-捕】篠原、山本-加納


 関西、北陸、東海地区から64チームが参加する南山城大会もいよいよ準決勝、決勝戦が行われる最終日を迎える。三週目となる連日の遠征に父兄の皆さんも疲れがピークかと推察するが、夜明け前に集合し、決戦の地「山城総合運動公園野球場」へ向かう。道中の山々は朝日に照らされた紅葉が美しく、到着した球場外野の芝は霜で真っ白となっており改めて秋の深まりを感じる。
早朝集合、車での移動、寒さは準決勝の相手となる東海中央ボーイズさんも同じ。両チーム入念なアップを経てシートノックが終了。その後ベンチ前では両チーム声出しによる応酬が繰り広げられ、アシックス旗決勝戦に続く戦いは試合開始前から気持ちが高ぶる中いよいよプレーボールとなる!

 今日の試合先発の篠原はこの大会3度目。佐藤監督の期待と信頼に応える立ち上がりは三者凡退に抑え攻撃へのリズムを作る。先取点を取りたい愛知尾州の攻撃前、佐藤監督から中途半端なバッティングはいらないと檄が飛ぶ。先頭の福田サードゴロエラーで出塁、2番大野は定石通り送りバントで中軸へ繋ぎベンチの雰囲気も盛り上がるが3番畑、この大会好調の加納が抑えられ無得点。東海中央ボーイズ沖投手攻略がこの試合カギとなるか・・。
嫌なムードで迎えた2回裏、4番バッターにレフトオーバーのツーベースヒットに中継ミスが重なりノーアウトランナー3塁。続く5番はセカンド強襲の内野安打であっさり先制点を許す。その後フォアボール、エラーで満塁としショートゴロの間に1点を追加されるが、ここで相手スクイズを見事に外し追加点を許さず2点に止める。
取られたら取り返すのが野球、3回裏愛知尾州の攻撃は1番からの好打順!1回に続き福田が相手エラーで出塁しノーアウトランナー2塁とチャンス到来。一気に逆転に繋げていきたいが、ワイルドピッチによる1点のみに終わる。今日の愛知尾州、攻撃の見せ場はここまで、その後は相手の沖投手の伸びあるストレートと切れある変化球に凡退が続き河村の2安打に抑えられ完敗。この大会初優勝には届かず準決勝での敗退となる。

            

 この試合、東海中央ボーイズさんの攻撃陣に萎縮しているように感じた投手陣、肝心な場面で焦りからくるエラー、バッター有利のカウントで難しい球に手を出す攻撃陣。勝ち進むほど増してくるプレッシャーからか、大事な局面でのこの1球、このワンプレーができていなかったように感じた。東海中央ボーイズさんはここ数年、各年代が凌ぎを削って戦ってきた好敵手。40期生は前大会のアシックス旗に続き今大会も東海中央ボーイズさんが立ちはだかる。このチームを倒さなければチームが目標とする全国制覇はない。今日の試合で感じた差はまだまだ十分に埋められる差だ、ただこの差を埋めるため、どれだけ個々人が目標意識を持って努力できるかだと筆者は思う。この時期の負けは次に生かしてこそ意義がある。(O)


                

2019年11月30日 準々決勝 愛知尾州ボーイズ 〇 8 - 1 小松ボーイズ

愛知尾州一年生、初のベスト4進出!
5回コールドで完勝、さあ最終日へ!
投打の主役、相馬完投&加納ホームラン!



【投-捕】相馬-加納
【本塁打】加納
【二塁打】本間②、河村


 11月も最終日を迎え、めっきり冬空のなか天候は曇り、かなり肌寒く感じるなか午後12時15分、準々決勝のプレイボーがかかる。

先攻の愛知尾州1回表の攻撃は、1番大野が幸先良く四球で歩き2番浅野聖がしっかりと送りバントを決めチャンスを作ると、3番畑がライト前ヒットを放ち早々と1点先制する。先発相馬の立ち上がりはランナーを出し2アウト満塁のピンチを迎えるが、後続のバッターをピッチャーゴロに打ち取り得点を与えない。
2回表は、ショート、センター、ショートへフライ3つに打ち取られる。その裏小松ボーイズさん先頭バッターを内野安打で出塁許すと、送りバントで1アウト2塁からセンター前ヒットを打たれる。センター畑から好返球が帰って来るもキャッチャー加納がボールの処理に戸惑い1点を許し試合が緊迫する。
3回表も流れが掴めず、セカンドゴロ、センターフライ、セカンドフライと小松ボーイズさんの先発投手に打ち取られる。なんとか突破口を見つけたい愛知尾州は3回裏、先発の相馬が力投を見せ3人で斬って取り流れを引き寄せたい。

               

4回表、先頭4番加納がセンター前ヒットと盗塁でノーアウト2塁とすると、5番本間がレフト線へタイムリーツーベースヒットで続くと、6番徳重もセンター前を放ち2塁の本間がホームに突っ込むが三本間に挟まれるもキャッチャーの悪送球の間にホームを踏み。ラッキーな得点で運を引き寄せる。続く7番河村もタイムリーツーベースを放ちこの回一挙3点とする。1アウトでランナー2、3塁の場面で後続が続かず。取れるうちに取っておきたい佐藤監督から選手たちに激が飛ぶ。
5回表も勢いは愛知尾州、3番畑が四球と盗塁でノーアウト2塁、4番加納のレフトオーバーがランニングホームランとなり2点、さらに5番本間もレフト線ツーベースヒット、7番河村レフト前タイムリーヒット3点目、2アウトから9番相馬が内野安打の間にランナー還りつごう4点目で試合を決める。先発相馬は、ランナーを出すも粘りのピッチングで相手打線を1点に抑え完投、5回コールドゲームが成立し勝利する。

 明日は、準決勝、決勝と最大2試合戦える。初戦は東海中央ボーイズさん、アシックス旗のリベンジで必ず勝利して決勝に残れように選手一丸となり戦って欲しいと願う。(S)




2019年11月24日 三回戦 愛知尾州ボーイズ 〇 6 - 0 飛騨高山ボーイズ

愛知尾州一年生、完勝でベスト8進出!
完封リレー、篠原・長屋・山本!
打撃好調、4番加納攻守に大活躍!



【投-捕】篠原、長屋、山本-加納
【二塁打】加納②、徳重、河村、畑


 天候は曇り、やや肌寒い京都笠置運動公園野球場で飛騨高山ボーイズさんとの3回戦、後攻め愛知尾州11時13分プレーボール。

 愛知尾州の先発は篠原、立ち上がり上々のスタートでショートゴロ、セカンドゴロ、三振に斬って取る。
1回裏、早くも試合が動く。2番大野が四球で出塁、盗塁を決めると、3番畑のショートゴロの間に3塁に進塁、ここで4番加納の左中間に抜けるタイムリーツーベースヒットで1点、さら加納が3塁盗塁を決め、5番徳重のサード強襲内安打で2点を先制する。
2回裏の攻撃、7番浅野聖がライト線に絶妙なヒットを放つも後続が続かずこの回得点出来ず残念。
3回裏にもチャンスが訪れる。2番大野がセンター前にクリーンヒット、2盗・3盗を決めノーアウト3塁とする。ここでベンチはスクイズを決行、ピッチャー正面に入り3塁ランナータッチアウト。追加点が欲しい愛知尾州、簡単には得点は取れない。畑が盗塁し4番加納が2打席連続左中間にタイムリー2ベースを放つと、5番徳重が続けとばかりタイムリー2ベースを放ちこの回も2点をもぎ取る。
5回裏、まだまだ続くチャンス到来。クリーンナップからの打順、4番加納は3安打猛打賞となるレフト前ヒット、盗塁成功でノーアウト2塁、5番徳重きっちりリレフト前ヒットで加納が懸命に走りホームインで1点。
6回裏、2アウトから代打岡田が出塁、すかさず盗塁成功、3番畑がセンターオーバーのタイムリー2ベースヒットを放ちクリーンナップ機能し試合を決める。

             

 先発篠原は、ストレート、変化球の切れ、コントロール全てにテンポ良く投げ三振を取りつつも、打たせ取るナイスピッチングで得点を与えずお役御免。2人目リリーフの長屋も1回を無失点で抑え山本に繋ぐ。抑えの山本も3人で斬って取りゲームセット!今大会初のベスト8進出を決めた。(S)




2019年11月23日 二回戦 愛知尾州ボーイズ 〇 4 - 3 湖北ボーイズ

愛知尾州一年生、劇的サヨナラ!
頼れる4番加納、勝負を決める一打!
ニューフェイス山本、勝利呼ぶ好投!



【投-捕】篠原、山本-加納
【二塁打】浅野(柚)


 初戦を勝ち上がってから一週間が過ぎた。先週の反省点を活かし今日も勝利で飾りたい。今朝も早朝から高速道路を経由し、都の地へやって来た。帰路は紅葉で渋滞が予測されるなか、勝利で気持ちの良く帰りたいものである。


 試合は序盤、両チーム先発投手が踏ん張り、3回をともに無得点で終える。引き締まった試合展開のなか、愛知尾州先発の篠原が湖北打線に掴まり、内野エラーとライトオーバータイムリーツーベースを浴び3点のリードを許す。
早く追い付きたい愛知尾州は5回裏、無死1、2塁からの犠打が相手ミスを誘いまず1点、1死3塁から河村の犠牲フライで更に1点を返すが後続続かず、1点ビハインドで終盤を迎える。
5回から移籍後初登板の山本が3イニングを無失点で抑える好投で、最終回の攻撃を迎える。
7回裏、愛知尾州の攻撃は無死2、3塁の絶好のチャンスに今大会好調の4番加納が期待に応え、センター前2点タイムリーヒットで逆転サヨナラ、劇的な幕切れで勝利を掴み取った!

          

 1点ビハインドの展開から、ディフェンス面で崩れず勝利することが出来た。これは山本の好投が最終回の劇的なサヨナラ勝ちを呼び寄せたのだろう。移籍して間もないが、今日の勝利を通じてチームの一員となれたと考える。新しい仲間を気持ちよく迎えることが出来た。野球って素晴らしいと感じた。(A)




2019年11月17日 一回戦 愛知尾州ボーイズ 〇 12 - 2 淀川ボーイズ

愛知尾州一年生、猛打で初戦突破!
随所にミス、次戦への課題
準備・感謝・姿勢を忘れるな!



【投-捕】相馬-加納
【本塁打】畑、加納
【三塁打】河村
【二塁打】本間


 レギュラーチームの支部予選が森林公園ではじまる中、1年後には主役のジュニア達も、滋賀野洲ボーイズさんの愛知川グランドで南山城大会初戦に挑む。
レギュラー初戦勝利の試合結果を耳にしながら、琵琶湖からの秋風を浴び、日が西に傾く14時試合開始。

 先発ピッチャー相馬のストライクから試合開始。相手バッターを追込み、スローカーブで見逃し三振。しかし安心して心が動いたか、ここから死球、レフト前ヒット、四球で一死満塁。まだまだ抜け球でボールコントロールが出来ていない、ピンチを招く。押出し四球で先制、バッテリーミスで追加点を許す。バッテリーがもっと会話をしてマウンドのピッチャーを孤立させず、普段と同じ心で練習の結果を実行するのみ。練習で出来ないことは、試合でも出来ない。二死満塁から強いライナーがサード楠本のグラブに収まり、初回のピンチを2点で凌ぐ。
1回裏、二死から3番畑の力強いスイングが、センター頭上をライナーで超えるランニングホームランを生み1点を返す。加納もレフト前ヒットで続くが、初回の反撃は1点止まり。
2回先頭バッターが、セカンド大野の左へのゴロも足が運べず体が流れ、送球エラーで出塁を許しなかなか試合は落ち着かない。センター浅野の懸命なチャージもショートバウンド、センター前ヒットを許すが、二盗を加納が落ち着いて刺し追加点を許さない。
ここで、応援席から、『海よ〜祈りの海よ 波の声響く空よ、大地踏み鳴らし叩く 島の太鼓ぬ響き…』ダイナミック琉球独唱に、ベンチの目線も応援席に、笑顔が愛知尾州に少しずつ流れを持ってくる。
父、母の応援の声に応え、先頭から河村、浅野聖、楠本と連続四球で無死満塁のチャンスを広げる。しかし、相馬のセンター定位置へのフライも、タッチアップの準備間に合わず、続く浅野柚のセンターへの犠飛でようやく同点となる。これからトーナメントを勝ち進むには、準備が必要、チャンスは何度も来ない。
相手先頭バッターライト前ヒットも、ライト浅野聖がチャージしライトゴロで相手の流れを絶ち、ピッチャー相馬も流れを掴み、少しずつ試合が落ち着く。
3回、先頭の加納がライトオーバーのランニングホームランで、笑顔でホームを踏み逆転。徳重が四球後、二盗、その後一死からピッチャーのモーションを盗み単独で三盗、浅野聖のセンターへの犠飛で貴重な追加点。
ダイナミック琉球ー2回目。4回、代打の本間が振り抜いた打球は、レフトオーバーの2塁打。浅野柚セーフティーバント、盗塁で無死二、三塁のチャンス。大野がファーストライン上に見事なセーフティースクイズも、3塁ランナー代走川瀬は3塁ベース上、2塁ランナー浅野柚が挟まれるが、その間に川瀬がスタート、キャッチャーのタッチを潜り抜け追加点。満塁から河村の左中間への3塁打が生まれ、打者一巡、川瀬にもセンター前タイムリーヒットが生まれ、4回8点を奪いコールドゲームで初戦を終えた。

          

 この試合大量点は奪ったが、前半はどちらが主導権を握るか流れが行ったり来たりの展開、自分が何をすべきか、毎プレー考え、準備が必要である。少ないチャンスを掴み勝ち進もう。
試合前、まだ目先の試合しか見れず、自分達の荷物を整理するまで余裕がない、次はまわりを見る余裕を持って、一手先を読み、準備して試合に臨もう。
父達の『ダイナミック琉球』もまだまだ歌い込みが必要。勝ち進み歌い込んで頂点を目指す。
試合後、西に大きく傾く日差しの中、ノックを受ける滋賀野洲ボーイズさんの選手、貴重なグランドと時間をお借りできたことに感謝し、来週に向けて、また準備。(FJ)




2019年11月4日 決 勝 愛知尾州ボーイズ ● 9 - 14 東海中央ボーイズ

2年ぶりの「旗」届かず!
壮絶な撃ち合い及ばず敗れる
負けは貴重な経験、次戦に活かせ!



【投-捕】篠原、長屋、林、相馬-板野、加納
【二塁打】畑


 準決勝もう一試合は乱打戦を制した「東海中央ボーイズさん」に決まった。2年前の本大会では、先日卒団式を迎えた38期生が準決勝で同チームと対戦、サヨナラで勝利し勢いそのまま決勝戦も制し優勝で飾っている。約3時間半のインターバルで英気を養い、ビクトリーに向け愛知尾州一年生、精鋭22名が決勝戦に挑む!14時14分、愛知県中央支部北山プレートアンパイアの小気味の良い「プレーボール」がかかる!

 準決勝同様に先手を取りたい愛知尾州は1回表、ランナー2塁から3番畑が左中間へタイムリーツーベースヒットでまず先制、板野もレフト前タイムリーで続き2点目、6番徳重のスクイズとワイルドピッチで都合4点をもぎ取り、先制攻撃に成功、幸先の良いスタートを切った、かのように見えた。
決勝戦の先発投手を任された篠原は、初回を無失点で抑えるが2回に東海中央さんの猛攻に遭ってしまう。満塁からセンターオーバー2点タイムリーツーベース、レフト前2点タイムリー、ライトオーバータイムリーと連打を浴び5失点で逆転。ここで愛知尾州ベンチは先発篠原から長屋に交代。長屋もこの勢いを止められずワイルドピッチふたつで更に2点献上、7点目を許してしまう。
早目に追いつきたい愛知尾州は、5回3点、6回2点と追い上げるが、6回裏にランナー1塁からセンターオーバータイムリーヒットを浴び、9−14となったところで2時間20分を経過、時間切れゲームセットとなる。

          

 壮絶な打ち合いの末、優勝旗を掴むことは出来なかったが、高い得点力と堅い守備力で決勝まで勝ち上がり、東海中央さんをあと一歩のところまで追いつめた。先の若狭高浜大会では2敗1分け苦いスタートを切ったように見えたが、この短期間で見事に立て直し、優勝を争えるチームに成長したと思う。
ボーイズリーガーとなり初めての公式戦で勝つ喜びと負ける悔しさを知ることが出来た。「負け」で知ることは多数あるが、この負けを財産としてこれからの大会に活かしてもらいたい。2週間後には一年生大会トリとなる「京都南山城大会」が待っている。今日の負けをバネに、諸君が京都の地で躍動する姿を心待ちにしている。(N)


                         



2019年11月4日 準決勝 愛知尾州ボーイズ ○ 8 - 1 東海ボーイズ

三試合連続コールド勝利!
またも伊東が好投&打線爆発
準備は整った、勝ち獲るぞ優勝の旗!




【投-捕】伊東-板野
【二塁打】本間


 三連休最終日、会場を初戦と同じ西三河アマチュア野球の聖地である「刈谷球場」に移しての準決勝、決勝を迎える。
二、三回戦を連続コールド勝利で勢い付いた愛知尾州一年生、準決勝の対戦相手はこれまで幾度となく好勝負を繰り広げてきた「東海ボーイズさん」を迎え撃つ。

 先行の愛知尾州、いきなりビッグイニングをモノにする。ランナー満塁から6番徳重のショートゴロが悪送球となる間に2者生還し2−0、更にランナー2、3塁から7番本間がレフト前2点タイムリーヒットを放ち4−0、先制攻撃に成功する。
先発マウンドは、2回戦の愛知港ボーイズさん相手に5回零封で好投した伊藤が上がる。その伊藤は2回にランナー3塁からワイルドピッチで1点を献上するが、これ以降立ち直り追加点許さずスコアボードに「0」を連ねていく。
先制の後、中押し、ダメ押しが欲しい愛知尾州は5回、ランナー2、3塁から4番加納がレフト前に2点タイムリーヒット、更に本間がセンターオーバーで2点追加し8点目、またもビッグイニングを形成しコールド圏内とする。
その裏、東海ボーイズさんの攻撃を伊藤が無得点に抑え、8−1の5回コールドゲーム成立でゲームセット、三試合連続のコールド勝利を飾り、決勝戦にコマを進めた。

          

 強豪相手に1失点コールド勝ちは自信につながったであろう。2年ぶりの優勝へ残すはあとひとつ、決勝戦で勝利をつかみ取り、佐藤監督の胴上げと男泣きを見せて欲しい。(N)




2019年11月3日 三回戦 愛知尾州ボーイズ ○ 12 - 4 愛知瀬戸ボーイズ

毎回得点、2試合連続コールド勝ち!
初回の乱打戦制す!




【投-捕】相馬、林-板野
【二塁打】林、徳重、福田


 愛知尾州一年生とって、長いインターバルを経て対戦相手が「愛知瀬戸ボーイズ」さんに決まりいよいよ3回戦が始まる。
初回に、愛知瀬戸ボーイズさんに2点を先制される。佐藤監督の采配でなんとか2失点で抑えることが出来た。その裏の攻撃、ノーアウト1・2塁で3番畑のサード方向のセーフティーバントで1点、4番加納のセーフティースクイズで1点、さらに5番板野のレフト前タイムリーヒットで1点、またまた徳重がレフトに犠牲フライで1点、この回4点で逆転に成功する。
愛知尾州一年生は、その後毎回得点で2試合コールドゲームで勝利した。

        

 佐藤監督の采配がズバリ的中した試合であった。また選手一丸となって監督、コーチの指導、指示、父兄さんの応援に応えることができた。今大会は3日間連続開催で行われる大会で、天候にも恵まれ、予定どおり決勝戦まで進行すると見られる。最終日まで勝ち残ったからには優勝目指して勝ち進んでほしいと願う。(S)




2019年11月3日 二回戦 愛知尾州ボーイズ ○ 9 - 0 愛知港ボーイズ

愛知尾州一年生、5回コールド勝利!
打線好調&先発伊東が完封!




【投-捕】伊東-板野
【三塁打】畑、板野、加納


 天候も秋晴れの2日目、愛知尾州一年生の2回戦が始まる。
先攻1回の攻撃は、相手ピッチーの立ち上がりを攻め、1番林が四球で出塁、盗塁すると2番福田がレフト前ヒットでノーアウト1・3塁とチャンスを作る。ピッチャー牽制球が狭殺プレーエラーとなり3塁ランナーの林が生還、2アウトでランナー1・3塁で6番河村の内安打で3塁ランナーの福田も生還しこの回2点を先制する。
投げては伊東が好投し相手に攻撃の隙を与えない。結果、2・3・5回と得点を重ね5回コールドと危なげなく2回戦を勝利した。

            

 本日は勝ち残りで3回戦も予定されており、次の相手は名古屋緑ボーイズさんと愛知瀬戸ボーイズさんの勝者、どちらが勝利し対戦相手になるか、長いインターバルに入る愛知尾州一年生にとっては、この時間の使い方が勝ち上がる為には今後かなり重要になる。試合開始時刻が14時前後、3回戦に備えて選手全員が英気を養う。(S)



2019年11月2日 一回戦 愛知尾州ボーイズ ○ 6 - 3 刈谷ボーイズ

愛知尾州一年生、2年ぶりの旗へ向けて発進!
選手、スタッフ、父兄さん一体で勝ち獲った初勝利!
毎日が勉強、今日の反省活かし明日も勝つ!




【投-捕】篠原、長屋-板野
【三塁打】林、加納


 9月20日から始まったラグビーワールドカップも今日決勝戦を迎え、我が日本代表を倒した南アフリカが優勝し幕を閉じた。大会での日本代表選手からは日の丸を背負い、地元開催のプレッシャーもあるなかで、チーム一丸で勝利に向かって戦う姿に沢山の感動と勇気をもらったスポーツファンも多いと思う。スポーツを通して与える力の大きさを改めて実感した機会でもあった。
まだ平成であった4月に入団した愛知尾州ボーイズ一年生。これから野球を通して多くの感動と勇気を父兄の皆さんや私たちに与えてくれるであろう!今日から始まるアシックス旗を皮切りに大きく成長していくことを期待しながら開会式の行進を見守り今大会がいよいよスタートする!

                  

 初戦の相手刈谷ボーイズさんを相手に選手、父兄の皆さん緊張の中で初戦の先発を任された篠原!先頭バッターに対し初球力強いストレートを投げ込みレフトフライに打ち取る。2番バッターはセーフティーバントを仕掛けるもサード徳重が好ダッシュで捌きツーアウト、続く3番をセンターフライで三者凡退!最高の立ち上がりをみせる。
先制点を取り主導権を取りたい愛知尾州初回の攻撃、先頭の林フォアボールで出塁も後続が抑えられ無得点。気負いからか振りが大きくバットが出てきていない。やはり初戦の立ち上がりは難しい!
続く2回、先頭にツーベースヒットを打たれ1アウト3塁のピンチ。ここで相手ベンチはスクイズを敢行も、投球外しバッター空振り、飛び出した3塁ランナーはタッチアウト!ベンチからの指示にバッテリー、落ち着いた対応でピンチを凌ぐ!
守りで作った流れをモノにしたい愛知尾州2回の攻撃、先頭の本間がセンター前ヒットで出塁、送りバントとパスボール・フォアボールで1アウトランナー1・3塁のチャンスを作り、こちらは見事大野がスクイズ成功!バッターランナーもセーフでチャンスは続く。ここで1番林はライトオーバーの2点タイムリースリーベースヒット!チームを落ち着かれる貴重な先取点3点を奪う。
続く3回には4番加納がセンター前ヒットと盗塁でランナー2塁のチャンスに5番畑がきっちりライト前タイムリーで4点目!好投の篠原は4回、先頭をエラーで出し相手追撃にあうが最小失点に抑える。
取られたら取り返したい愛知尾州4回の攻撃は、この試合二つ目となる板野のスクイズ、加納のあわやホームランかと思わせるレフトオーバーのタイムリーツーベースヒットでこの回2点を奪い6対1!6回からは好投の篠原を受け継いだ長屋が力強いストレートで相手攻撃を抑え、見事初戦突破となる!

            

 9月の高浜大会では三戦全敗と屈辱を経験したが、見事佐藤監督のもとチームとして機能した勝利であった!まだまだ戦いは始まったばかり、今日の初戦も反省点は沢山ある。筆者も今日は反省すべき点があった。選手諸君は失敗を失敗で終わらせることなく次に生かし、大きく成長していって欲しいと願うばかりである。(O)




2019年9月16日 愛知尾州ボーイズ ● 2 - 5 愛知守山ボーイズ

愛知尾州一年生、若狭で2敗1分勝利なし 史上初の屈辱!
悔しい気持ちを力に変えて!



【投-捕】伊東、相馬、長屋-板野
【二塁打】本間



 一夜明けて5時30分起床、6時玄関集合で世久見漁港を散策、雲が多い、名古屋は35℃の酷暑日、若狭は過ごしやすい天気予報、先に秋が訪れるように思われる、7時朝食、8時出発で上中球場に向かう、昨日の結果で対戦相手は同じ支部の愛知守山ボーイズとの顔合わせ、おそらくこれから公式戦で幾度となく対戦が予想される、今ここで力を見せつけなければならない!
 今日も先攻の愛知尾州、好調の徳重をトップに起用の佐藤監督、残念ながらスイングアウトの三振、二番渡向はレフトへクリーンヒット、板野センターフライ、加納エラー出塁で打者本間の際にダブルスチール、少しずつではあるが愛知尾州の野球ができてきたように思われる、しかし本間ショートフライで無得点、かわって先発伊東、昨日の好調を維持しているか、見逃し三振、デッドボール、このランナーを板野が盗塁刺し、サードゴロとランナーだすが三人で終わって攻撃にリズムをつくる。
二回表愛知尾州無得点、その裏愛知守山に先制点、先頭打者のショートゴロにボールが手につかない、ワンアウト後にレフト前ヒット、次打者のセカンドゴロがこの回二つめのエラーとなり八番打者のライト前ヒットがタイムリーとなり、この回2点の先制をゆるす。三回好打順の愛知尾州の反発、徳重、板野のヒットとダブルスチールのツーアウト二・三塁から本間のレフトへのタイムリーツーベースで同点、ようやくの集中打、しかし勝ち越しならず、この裏を守ればイーブンで後半に向かえるが残念ながらツーアウトランナー無しからの三連打で2点、愛知守山にも言えることだが点を取った後のイニングを抑えることで流れを持ってくることができる、昨日から後手後手の愛知尾州、先制点を取って守っていくのも難しいが追いかけるのは打線が湿っている昨日・今日の状態ではきびしい、後半勝負となったが五回裏に試合を決定づける1点が愛知守山にはいり悔しい敗戦となった、筆者も何度かこの若狭地域への遠征に参加しているが一勝もできなかったことは記憶にない、それほどいつもの力が出せなかった二日間であったと言わざるを得ない、この二日間の結果で悔しい気持ちを持った選手がいたであろうか、筆者の眼からは悔しさは感じられなかった。

                   

二日間一年生と帯同して感じたことを列記する。

・試合というものは、朝の集合時から、もっと極端なことを言えば朝起きた時から始まっていることを肝に銘じてほしい、そういう気持ちで臨んでほしい。
・遠征とくに宿泊とはいっても遊びではない、野球をしにいくのではない、勝負をしにいくのである。
・20名を超える人数である、行動を先に先にすすめないと準備が遅れる。
・道具のチェックは前の晩にすませておく。
・挨拶は相手の眼をみてすること。
・目標を明確にして達成する努力を具体的にすること。
・周り仲間を助ける、それにより助けてもらえることもある、それがチームプレー。
・今こうしてご両親に支えてもらっていることを当たり前と思わない、常に感謝の身持ちを持つこと。

来年の5月美方レインボー大会において、どれだけ成長できているかそこを楽しみにしている。

 最後になりますが、これまで多くの観戦した試合をこのような記事仕立てでホームページに掲載させていただきました、チームのことですので時に厳しく、時に優しく勝手なことばかり書いていました、お読みいただいた皆さんには多くのご意見があろうかと存じますが大変お世話になりました、ありがとうございました。この試合をもちまして私はペンを置かせていただくことになりました、厚くお礼申しあげます。愛知尾州ボーイズの益々のご発展とチームに関わっておられる多くの皆さんのご健康を祈念いたします。ありがとうございました。(W)




2019年9月15日 愛知尾州ボーイズ 1 - 1 若狭高浜・美方ボーイズ合同

愛知尾州一年生 日没コールド引き分けで勝利ならず!
孤軍奮闘、伊東 四回1失点!



【投-捕】伊東-板野


 第2試合は、中日本選抜女子チームが8-7のルーズヴェルトゲームで若狭高浜・美方合同チームに貫禄の勝利、これで完全に対戦がなくなった、もちろん女子チームには三年生もいることから場数をふんでいる選手が多い、プレーの一つ一つに落ち着きがあるのが読み取れる、これが経験のなせる技、愛知尾州一年生においても経験を積むこと、できれば成功体験すなわち勝つことである。第3試合はともに勝ち上がりのチーム同士の対戦で中日本女子が連勝、左うちわで阿部代表と小島監督が引き揚げる。

 陽が西に傾いた16:15に第4試合がプレーボール、好球必打でファーストストライクを振りにゆくが福田、大野凡退、板野フォアボールも加納センターフライでチェンジ、この試合も前の試合を引きずっているように見えたのは筆者だけだろうか、先発は伊東、淡々と長身から投げ込むボールに威力を感じる、ゆるいゴロで内野安打を打たれランナーを出すが板野が盗塁刺しでピンチの芽を摘む、その後も三回まで快調で無失点、しかし打線も低調、二回はワンアウト後に連打の一・二塁も伊東のサードゴロが第一試合同様にダブルプレー、あと一本が出ずに四回突入、その表にようやく愛知尾州にワイルドピッチから先制点、その裏ツーアウトランナー無しから連打とこちらもワイルドピッチで同点、四回終了時に大会本部より日没コールドゲームの宣告、今日一日は消化不良のままでの終了となった。暑さも多少緩んだ今日の若狭、熱い気持ちだけは緩ませてはいけない!明日はスカッと勝ちたい!

                   

 今年の夏は、昨年同様の酷暑の夏であった、幸いにして中学生の大会において全国的にも大きな事故はなかったことは幸いである、今日の日没コールドゲームの判断は英断であった、秋の陽は釣瓶落としと言われるほどに日暮れが早い、硬式ボールを取り扱うことでボールが見えなくなると事故につながる、観客の皆さんの中には、まだまだできるのではないか というご意見もあろうかと思われるが事故が起こってからでは遅い、是非ともご理解をお願いしたいと思います。夏の暑さ対策もあるが秋の公式戦の日暮れの対策も選手や父兄さんの身体を守ることにはかわりはない。(W)




2019年9月15日  愛知尾州ボーイズ ● 1 - 3 紀州ボーイズ

愛知尾州一年生、緊張の船出 機能不全で勝利ならず!
この経験、活かすも活かさぬも自分次第!



【投-捕】相馬、篠原-板野
【二塁打】徳重



 福井県支部の各チームが開催する中学生の硬式野球大会、この嶺南地域においては、春が美方ボーイズさん、若狭ボーイズさんが5月の連休明けに主催で開催、秋は今回の若狭高浜ボーイズさんが主催で開催と長年にわたり中学生の硬式野球を大会でもって支えてきた経緯がある、9月の新チーム結成間もない時期であり、試しあうには絶好の場を提供いただいている、特に今大会では4月に入団し半年の時間を経て一年生がエキジビションとして8チームがエントリー、公式戦とまではいかないがトーナメント形式、例え初戦に負けたとしても最低3試合を公式戦の形式で戦うことができる、チーム関係者にとっては大変ありがたい大会参加となった。開会式の大飯球場、国道27号線沿いの小浜湾に面した球場で人工芝の鮮やかな緑、秋の気配の陽光、5月の大型連休には連盟主催大会の讀賣杯中日本大会のメイン球場として利用される福井県嶺南地区のアマチュア野球の聖地としても知られている素晴らしい設備の球場である、このような球場で初めての開会式で行進のできる愛知尾州40期生は大変幸せなことである、しかしこの行進の優劣こそが試合に直結するということを肝に銘じてほしい。開会式では、若狭高浜ボーイズ3年生のJrオールJAPAN選出の中山選手が始球式の捕手をつとめ、投手は、この夏日本一に輝いた中日本女子チームの主戦投手をつとめた日高 結衣投手、打者は仮にデッドボールとなってもあまり支障のない美方ボーイズ会長、連盟本部評議員の齋藤 勢津夫さんと大変豪華なメンバー、うなりをあげた剛球に齋藤選手空振り、見事な投球の始球式であった。

                

 今度は国道27号線を逆に東へ向かうこと約30キロ、若狭町の三方グランドを目指す、春それも5月の若狭に毎年行く筆者にとって秋の若狭は初めての経験、山々の緑が青葉のころとは違い、冬に向かっていることを知らされた、一年生またエキジビションということもあり本日は両球場ともに4試合の運営、6回、一時間30分の制限時間となる、充分なアップを終えて一塁側愛知尾州、三塁側紀州(和歌山県支部)の総勢45名の選手がホームプレートに集合、ここから長い三年生夏までの多くの公式戦のスタートとなる、予定より少し遅れて10:31にプレーボール!
先攻の愛知尾州、練習試合好調な打線も遠征、早朝の集合から開会式、さらに移動で第一試合と今までの練習試合とは条件は過酷である、先頭福田、大野、板野と8球で三者凡退。かわって先発相馬に紀州打線が先制パンチ、積極的にトップバッター初球を振りぬく、打球はセンター真正面もセンター加納グラブにあてるもノーキャッチ、続く二番打者も初球をたたくとこれもやはりセンター加納へ懸命の前進にもかかわらず無情にも再びノーキャッチ、唖然とするベンチの佐藤監督、早速守備の変更、センター加納と林の交代を告げる、しかしながらここからの紀州ボーイズの三連打、わずか20球で2失点、好球必打の紀州ボーイズの相手ミスを突く先制攻撃が展開された初回の攻防なった。二回先頭汚名挽回の打席四番加納、レフト前ヒットで出塁、林の内野ゴロでランナー入れ替わってスチール、徳重のタイムリーツーベースで林還って1点差も後続を断たれる。ここからは長い膠着状態、次の1点が勝負を分ける分岐点となることは両軍ベンチは百も承知、四回表に板野のエラー出塁、加納この日2本目のヒットでノーアウト一・二塁の大チャンス、このゲーム最大のポイントがやってくる、林送りバントで二球連続失敗の後三振、続く徳重の打球は三塁へサード捕球し三塁キャンバス踏んでツーアウト、長い距離のスローイングで間一髪ファーストもアウトでダブルプレー、絶好の反撃チャンスを逃した形となった。その後逆に五回に失点、次の1点は紀州に記録され万事休す、六回表の最後の攻撃は、エラーのランナー二人を出すも無得点、散発3安打で1-3と完敗の第1戦となり、佐藤監督はじめスタッフ一同が熱望していた、この夏日本一を達成した小島監督率いる中日本女子選抜チームとの対戦が立ち消えとなった。

 返す返すも初回の守りの立ち上がりに尽きるが人間にミスはつきもの、起こってしまったことは仕方ない、いかに切り替えて次に臨むかが大事である、大量失点も予想されたが2点でとめたのは収穫、相手を見ればその後も初球からガンガン振ってくる、やはり攻撃では積極性に欠ける部分がみられた、もう一つ前述したが四回表のノーアウト一・二塁のチャンスの送りバント、結果論ではあるがヒッティングという選択肢はなかったか、今年から中日ドラゴンズの監督となった与田監督のコメントを新聞紙上でよく拝見する、”結果がすべて”というフレーズが大変多くでてくる、潔いフレーズであると感じる、その裏には結果の責任はベンチにあるという言葉がかくれていると思う。もう1試合勝って一年生初の宿泊遠征を楽しみたい!(W)


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