2019年12月1日 準決勝 愛知尾州ボーイズ ● 1 - 7 東海中央ボーイズ
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愛知尾州一年生、同県対決に完敗!
個々の課題と向き合い、前へ進め!
冬錬突入!心も身体もさらなる成長を!
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【投-捕】篠原、山本-加納
関西、北陸、東海地区から64チームが参加する南山城大会もいよいよ準決勝、決勝戦が行われる最終日を迎える。三週目となる連日の遠征に父兄の皆さんも疲れがピークかと推察するが、夜明け前に集合し、決戦の地「山城総合運動公園野球場」へ向かう。道中の山々は朝日に照らされた紅葉が美しく、到着した球場外野の芝は霜で真っ白となっており改めて秋の深まりを感じる。
早朝集合、車での移動、寒さは準決勝の相手となる東海中央ボーイズさんも同じ。両チーム入念なアップを経てシートノックが終了。その後ベンチ前では両チーム声出しによる応酬が繰り広げられ、アシックス旗決勝戦に続く戦いは試合開始前から気持ちが高ぶる中いよいよプレーボールとなる!
今日の試合先発の篠原はこの大会3度目。佐藤監督の期待と信頼に応える立ち上がりは三者凡退に抑え攻撃へのリズムを作る。先取点を取りたい愛知尾州の攻撃前、佐藤監督から中途半端なバッティングはいらないと檄が飛ぶ。先頭の福田サードゴロエラーで出塁、2番大野は定石通り送りバントで中軸へ繋ぎベンチの雰囲気も盛り上がるが3番畑、この大会好調の加納が抑えられ無得点。東海中央ボーイズ沖投手攻略がこの試合カギとなるか・・。
嫌なムードで迎えた2回裏、4番バッターにレフトオーバーのツーベースヒットに中継ミスが重なりノーアウトランナー3塁。続く5番はセカンド強襲の内野安打であっさり先制点を許す。その後フォアボール、エラーで満塁としショートゴロの間に1点を追加されるが、ここで相手スクイズを見事に外し追加点を許さず2点に止める。
取られたら取り返すのが野球、3回裏愛知尾州の攻撃は1番からの好打順!1回に続き福田が相手エラーで出塁しノーアウトランナー2塁とチャンス到来。一気に逆転に繋げていきたいが、ワイルドピッチによる1点のみに終わる。今日の愛知尾州、攻撃の見せ場はここまで、その後は相手の沖投手の伸びあるストレートと切れある変化球に凡退が続き河村の2安打に抑えられ完敗。この大会初優勝には届かず準決勝での敗退となる。
この試合、東海中央ボーイズさんの攻撃陣に萎縮しているように感じた投手陣、肝心な場面で焦りからくるエラー、バッター有利のカウントで難しい球に手を出す攻撃陣。勝ち進むほど増してくるプレッシャーからか、大事な局面でのこの1球、このワンプレーができていなかったように感じた。東海中央ボーイズさんはここ数年、各年代が凌ぎを削って戦ってきた好敵手。40期生は前大会のアシックス旗に続き今大会も東海中央ボーイズさんが立ちはだかる。このチームを倒さなければチームが目標とする全国制覇はない。今日の試合で感じた差はまだまだ十分に埋められる差だ、ただこの差を埋めるため、どれだけ個々人が目標意識を持って努力できるかだと筆者は思う。この時期の負けは次に生かしてこそ意義がある。(O)
2019年11月30日 準々決勝 愛知尾州ボーイズ 〇 8 - 1 小松ボーイズ
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愛知尾州一年生、初のベスト4進出!
5回コールドで完勝、さあ最終日へ!
投打の主役、相馬完投&加納ホームラン!
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