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2017年11月~2019年8月の試合結果
ベンチ入り19人の総力戦 実らず! 【投-捕】江﨑、和田、宮島、浅井、船橋-落合 【三塁打】田村 最終日、最後の公式戦、多くの思いを乗せて迎えることになった、ここまで試合ができることは大変幸せなこと、三位決定戦が岡崎中央ボーイズの勝利で表彰式が終了し整えられた決勝の舞台、グランド担当の岡崎葵ボーイズさんの関係者、ご父兄さんに入念な整備をしていただきプレーボールの時となる、試合に先立ちシートノック、一球一球丁寧にボールを受けて、これが最後と、ノックを終える、対戦相手は、同支部の愛知瀬戸ボーイズ、SSK大会二回戦で1-3と苦杯をなめて全国出場を断たれた、相手にとって不足なし! 先攻愛知尾州、愛知瀬戸サウスポー吉田投手に相対する、内藤4球目をライトフライ、自見も粘ったが6球目をセカンドゴロ、ツーアウト、三番落合センター前ヒットからスチールで四番藤井に期待がかかるがサードゴロ、先制機を逸した。その裏先発江﨑、今日はベンチ入り投手全員でつなぐリレー、先頭打者を今日スタメン起用好調のレフト田村へのハーフライナー、がっちりさばいてワンアウト、二番打者にライト前ヒット、三番打者のダブルプレーにおあつらえ向きのサードゴロを曽根がセカンド送球もそれて一・二塁で一点ピンチ、四番打者のふらふらとレフトとショートの間に上がったフライに渡辺とびついて捕球、振り向きざまにセカンド送球でダブルプレー、誰かがミスすれば誰かがフォローする、そして信頼関係を築いてゆく、ミスした選手は切り替えて次に臨む、今大会好投が続く江﨑、無失点で切り抜けてベンチに全力疾走で戻る(岡崎市民球場スピードガン最速116キロ)、35期生の江﨑 雄斗さん(江﨑 柊斗選手の実兄)もスタンドで見守り、チェンジの瞬間、笑顔が広がる。できれば吉田投手が投げてる間に先制点のほしい愛知尾州に三回にチャンス、先頭七番田村、5球めをたたくと打球はライトセンター間に走って、走ってスリーベース、ノーアウトのチャンス到来にベンチ・スタンドも盛り上がる、この機に二回好投の和田(スピードガン最速117キロ)にかえてピンチヒッター大津、残念ながらファーストへのファウルフライ、一番に戻って内藤、浅いセンターフライ、二番自見フォアボールも三番落合ひっかけてサードゴロ、ホームが遠い愛知尾州の攻撃となった、三回は宮島(スピードガン最速117キロ)の投入、ライトフライ、センターフライ、ショートゴロと三者凡退、リズム良く攻撃陣にバトンを渡す。四回からは愛知瀬戸 豊國投手の登板、ワンアウト後の渡辺ライト前ヒットも曽根がショートゴロダブルプレー、二年生の愛知瀬戸二遊間、しっかりとさばいてチェンジ、新チームにおいては脅威となる予感がする。四回4人目の浅井(スピードガン最速122キロ)が登板、二番からの愛知瀬戸好打順、先頭ピッチャーを弾く内野安打、続く打者の送りバントにサード曽根ダッシュも一塁カバー遅れて内野安打、ノーアウト一・二塁、この場面昨日の愛知木曽川戦と同じシチュエーション、やはりきた送りバントに浅井ダッシュで捕球、振り向いてサード曽根に送ったが後逸、残念!ノーアウトフルベースのピンチからタイムリーで船橋(スピードガン最速110キロ)に交代も犠牲フライ、さらに不運なセンター前へのヒットで3点の失点、中盤より追う展開となる。 五回表、ワンアウト後に田村に頭部デッドボール、ピンチランナー臼ヶ谷、しかしここも浅井のショートゴロダブルプレーで無得点、試合は終盤に向かう。後がなくなった愛知尾州六回は一番打者からの反撃に期待がかかる、内藤ピッチャー前にセーフティーバントがヒットとなり出塁、すかさずスチール、自見の内野ゴロで三塁進塁、落合いいあたりもサード正面のゴロで内藤くぎ付け、ツーアウトとなったが藤井にレフト戦へのタイムリーでようやくの得点、しかし後続を断たれ試合は最終回へ、先頭岡元、センター返しのヒットで出塁、ピンチランナー小島、船橋粘ってフォアボール、途中出場臼ヶ谷初球をきっちり送りバントでそれぞれ進塁で原田レフトフライ、最後内藤がショートゴロで万事休す、38期生最後の大会は準優勝に終わった。 6年前に初めて全国出場をはたす以前から愛知尾州ボーイズを見続けてきているが、よく周りの皆さんから言われるのはよく打つというフレーズがとびだすが金属バットの技術革新、バッティングマシーンの向上や室内練習場の整備など少年野球を取り巻く環境はこの10年で大きく様変わりしている、どのチームも愛知尾州とそん色なく打つことは間違いないと思われる、このチームにおいてはセンターラインを中心とした守りを重点においたチームであると筆者は考える、特に内野の守りにおいては毎年しっかりと鍛えられていると感じている、今日の試合に限らず今までも守りにほころびが出た時には結果はかんばしくない、しかし人間である、誰でもミスをする、問題はその後の対応、いつまでもひきずることなく次に臨んでほしい。 藤川監督が今大会のミーティングで言われた言葉に中に、“まだまだ通過点、きみたちには将来がある。”まさにその通りで本番である高校野球の入り口にようやく着いたところである。 ◇38期生の戦績 〇 一年生時 ・アシックス旗一年生大会 優勝 ・京都南山城一年生大会 一回戦敗退 〇 ジュニア時 ・美方レインボー大会 準決勝敗退 ・下呂市長杯大会 三回戦敗退 ・岡崎市長旗大会 準決勝敗退 〇 レギュラー時 ・毎日新聞旗大会 準決勝進出(大会中止) ・中日スポーツ杯中日本ブロック選抜大会 二回戦敗退 ・ミズノ旗大会兼春季全国大会支部予選 優勝(春季全国大会 2年ぶり4回目の出場) ・東邦ガス旗大会 一回戦敗退 ・春季全国大会 三回戦敗退(ベスト16) ・毎日新聞旗大会 優勝 ・讀賣杯中日本大会 二回戦敗退 ・美方レインボー大会 準決勝敗退 ・春日井市長旗大会 一回戦敗退 ・SSK旗大会兼全国選手権大会支部予選 二回戦敗退 ・浜松大会 優勝 ・ゼット旗大会 準々決勝敗退 ・東海理化旗・ゼット杯大会 準優勝 ~公式戦 全成績 38勝13敗 立派な成績である、卒団してもここで培ったことを忘れずはばたいてほしい!(W)
【投-捕】浅井、船橋-落合 【二塁打】落合、浅井 最終日進出が決まって、一安心の愛知尾州ナイン、その緩みが凶とでた東海理化旗・ゼット杯第15回ボーイズリーグ愛知県東支部大会準決勝となった、対戦相手は、つい先日の8月11日(日)の浜松大会のこれまた準決勝で対戦した岐阜県支部の関ボーイズ、本日の第二試合で愛知県東支部全国制覇の経験もある愛知豊橋ボーイズにコールド勝ち、勢いに乗ってリベンジに燃える相手との対戦となった、涼しかった午前の曇り空から一転、夏の忘れ形見の太陽が両軍ベンチに照り付ける13時44分に愛知尾州後攻でプレーボール。 先発は休養充分の浅井、初回、先頭打者をライトフライ、二番打者にはコースギリギリに決まったストレートで見逃し三振、三番打者にショートゴロ、リズムよく三者凡退かと思いきや渡辺エラーで四番打者の3球目にスチール敢行も落合キャノンに防がれてタッチアウト!事なきを得るがこの失策が後々に尾を引く事とは誰もが予想しえないことであった、その裏愛知尾州に早速先制点、ワンアウト後に自見デッドボール、落合フォアボールの一・二塁から藤井、セオリーどおりフォアボール後の初球をジャストミート、フックのかかった打球がレフトへ、自見が還って1点先取、さらに二回は曽根が粘りに粘ってフォアボール、浅井の送りバントがフィルダースチョイスとなって一・二塁、続くスタメン起用の原田が送りバントを決めて二・三塁、田村フォアボールでワンアウトフルベース、一番に戻って内藤のセンターフライを関ボーイズ中堅手落球でまず1点、自見のピッチャーゴロもエラーで続いて、たたみかける愛知尾州、落合がタイムリーツーベースで続いて4点の追加、二回終了時で5-0、三回表裏は両軍無得点で試合が落ち着いてきたかにみえたが四回に思わぬ暗転、四回表、好打順の関ボーイズ、一番打者の何でもないショートゴロに渡辺反応できずにエラー出塁、ここから関ボーイズの猛攻二番打者から六番打者までの5連打、六番打者のライトセンター間のタイムリースリーベースで同点、中継ミスが出てバッターランナーも一挙にホームイン、怒涛の6人連続得点で試合がひっくり返る、リセットされたところで投手船橋の交代、好調維持の船橋そこから三人を片付けて、長かった四回表関ボーイズの攻撃が終わる。 ここから関ボーイズ中村投手、愛知尾州ボーイズ船橋の両サウスポーの投げ合いで無得点、もはやこれまでかと思われた最終回にさらなるドラマが幕を開ける、後がない愛知尾州、先頭自見がファーストゴロで凡退、大事な先頭打者を打ち取られた愛知尾州に追い込まれた感が一層強くなる、打ち取った関ボーイズに安堵感がみえたところにスキがでる、三番落合粘ってフォアボール、一塁側ベンチの東コーチの声が一段と高まる、四番藤井に追い込まれてから関ボーイズにとって痛いデッドボール、逆転のランナーが塁を埋める、前進守備の関ボーイズ守備陣、疲れのみえた中村投手に渡辺も球をじっくりと見極めてフォアボール、ワンアウトフルベースとなって関ボーイズ内野は中間守備に変更、迎えるバッター曽根に投じた3球は全て外れてボール、3ボール0ストライクとなって関ボーイズベンチがこの場面でピッチャー交代、背番号29の大橋投手背をくるりと向けて投げ込む、メジャーに言った野茂投手を彷彿とさせるフォームから投げ込まれるスライダーに3球とも見てしまった曽根が三振、ツーアウトフルベース!チャンスはまだある、ピッチャーからレフトにまわった浅井、2ボール2ストライクからの5球めを一閃、ライトへ打球が伸びる、伸びる、関ボーイズ右翼手懸命の背走も一歩届かずで打つと同時にスタートの落合、藤井がホームイン、劇的なサヨナラ勝ちで翌日の決勝進出となった。 勝ち負けはほんのわずかの差、だがよくひっくり返した、要因の第一は逆転された後の船橋の攻めのピッチング、第二はあきらめない心を作ってくれたベンチの東コーチの檄、第三はベンチ裏応援席でごみ拾いをしてくれた藤井父母会長、まだまだあるが大量点の先制、エラーからの逆転、膠着状態の中盤、最終回の粘りとわずか2時間の試合時間の中で多くの心理状態を経験した、これを糧に明日の決勝戦、そして高校野球に活かしてほしい、最後に明日の決勝はこれまでさせてくれた父兄さんに感謝の心が深いチームが勝つ!(W)
【投-捕】江﨑、和田、宮島ー落合 【二塁打】藤井 夏休みも残り一週間、ということは愛知尾州三年生にとっても公式戦の活動は今日明日の二日間、東海理化旗・ゼット杯争奪第15回ボーイズリーグ選抜愛知県東大会もベスト8が出そろった、本日の対戦カードは、岡崎市民球場の第一試合が福井ボーイズ・大野ボーイズ合同チーム(福井県支部)VS愛知瀬戸ボーイズ(愛知県西支部)、第二試合が愛知知多ボーイズ(愛知県中央支部)VS岡崎中央ボーイズ(愛知県東支部)、そしてここ豊川市千両球場の第一試合が愛知木曽川ボーイズ(愛知県西支部)VS愛知尾州ボーイズ(愛知県西支部)、第二試合が愛知豊橋ボーイズ(愛知県東支部)VS関ボーイズ(岐阜県支部)となった、それぞれの勝ち上がりチーム同士が第三試合で準決勝を戦い、勝利チームが翌日の岡崎市民球場での決勝、敗戦チームが同じく三位決定戦にまわることになる、ありがたいことに三位決定戦が行われることで、とにかく準々決勝を勝ち上がれば明日まで公式戦を戦えることになる、三位決定戦ではなく決勝まで行って勝利し愛知尾州38期生の底力を見せつけようではないか! 千両と書いて「ちぎり」と読む、地元の方でしか読めないと思われるが諸説あり、養蚕の盛んな地域で繭から糸を出す際にちぎりという道具を使用したと言われている、人の名前と同様に地域の名前も固有名詞であり、正確に覚えることが肝要である、先週の暑さに比べてわずか一週間で秋に近づいた、グランドの諸所にも赤とんぼが一匹、二匹と弧を描く、涼しい中、8時58分愛知県東支部山下審判長のコールでプレーボール! 先攻の愛知尾州、愛知木曽川左腕水谷投手に相対する、先頭内藤セカンドゴロ、自見おっつけてライト前ヒットも落合、渡辺凡退で無得点、かわって愛知尾州先発江﨑、すんなりツーアウトをとるがフォアボール、四番打者を高々とショートフライに打ち取ってこちらも無難な立ち上がり、その後もともにテンポ良く、ストライク先行で試合の流れが早い、膠着状態が破れたのは四回表、先頭渡辺の内野安打、曽根2球目変化球を丁寧に送りバント、渡辺二塁進塁、このチャンスに六番藤井にライトオーバーのタイムリーツーベースで渡辺還ってようやく試合が動く、その裏江﨑最後のイニング、試合が動けば目まぐるしくなるのが野球の流れ、しかし5球で渡辺、曽根の好守もあって三者凡退、四回を45球、被安打1、与四球2で奪三振こそないがリズム良く、打たしてとるピッチングで零封、リリーフ陣に後を託す。五回愛知尾州に追加点、先頭のピンチヒッター岡元の三遊間へのライナーに愛知木曽川遊撃手が腰砕け、レフト前に転がるヒットでピンチランナー小島、内藤の三塁前送りバントは間一髪のアウト、二番自見は粘ってフォアボールで一・二塁、ここでダブりスチール決まって二・三塁、三番落合きっちりと犠牲フライで追加点で2-0とする。 ここから継投、二番手和田の登板も先頭打者にフォアボールで降板、ランナー背負って宮島登板もサードゴロに打ち取るがエラーとなりノーアウト一・二塁のピンチ、ここから鍛えられた愛知尾州守備陣のプレーが見られる、まずキャッチャー落合、宮島の投球を受けるとリードの大きなセカンドランナーへのけん制球、アウトにこそできないがこの送球が次のプレーにつながる、愛知木曽川定石通りに送りバント、マウンドを駆けおりた宮島、振り向きざまにサード曽根に送球でまずワンアウト、曽根とるや否やファースト服部へダブルプレーで見事にピンチ脱出、落合のけん制で一歩いや半歩のリードを縮めたこと、宮島、曽根の素早い送球と奏でられたハーモーニーのような美しい流れのダブルプレー、これも練習の賜物、後続を断った宮島、その後も快調な投球で危なげなく逃げ切って2-0の完封勝利となる。 この日鶴岡大会で不在の神田、進学関連で不在の垣花、大津を欠いた17名で午後からの準決勝進出とともに最終日進出を遂げた!(W)
【投-捕】宮島、船橋ー落合 【三塁打】曽根 【二塁打】服部、神田、渡辺、自見 暑さを表現する言葉は沢山あるが夏日、残暑、暑中、猛暑日、酷暑など今年報道されている中で生命の危険と気象庁でもアナウンスされる暑さとなっている、試合を行う豊川市三河臨海緑地内臨海球場においては、豊橋地域で発表の最高気温をはるかに超える気温であると予想される、ここはあえて暴暑とよばせてもらう、このお盆期間は公式戦が目白押し愛知尾州は敗退してしまったが8月11日(日)は、ジュニア山﨑武司杯最終日、8月13日(火)からはレギュラーのゼット旗争奪大会、並行して中日ドラゴンズカップ等、雨の影響もありチームによっては超過密スケジュールとなっている、夏休みということもあり仕方ないこともあるが、この暑さ、水分補給と体調管理を万全にしてもらいたい、これは選手だけではなくご父兄さん、指導者にも言えることである。 来週から熊本市のリブウオーク藤崎台球場をメインに行われるボーイズリーグ鶴岡一人記念大会の中日本ブロック代表に選出された神田が、この試合を最後に愛知尾州としての公式戦を終了する、なんとしても勝って、来週も大好きな野球を楽しもう! 大会三日目への進出の相手は、北陸支部の射水ボーイズ相手にスモールベースボールを展開した浜松修学舎ボーイズ、昨年のこの大会準々決勝での対戦があり、その時は敗戦、前世代の借りを返し神田の壮行試合に華をそえたい、相手は浜松修学舎ボーイズではあるが並行して戦うのは、この暴暑となる。 後攻の愛知尾州先発は宮島、ワンアウト後にセンター前ヒットでランナーを出すが三番打者をショートへのゴロ、渡辺軽快にさばいてセカンドキャンバスを踏んで一塁神田に転送、第一試合同様に初回のピンチをダブルプレーでしのいだ、かわってその裏浜松修学舎ボーイズ先発サウスポー太田投手にツーアウト一・三塁と攻め込むが無得点、二回に浜松修学舎ボーイズに先制点、宮島追い込むも勝負球が甘くはいって先頭打者にヒットをあびる、送りバント、内野安打のワンアウト一・三塁から七番児玉選手、ロングヘア―をおさげにした髪がキャップからのぞく女子選手、2球めを軽打、同時スタートの三塁ランナー還って、第一試合の浜松修学舎ボーイズの野球がこの試合も展開される。 なんとしても追いつきたい愛知尾州、ランナーだすが浜松修学舎ボーイズ太田投手のけん制の術中にはまって二回裏も無得点、三回、宮島ノーアウトのランナー背負うも浜松修学舎ボーイズの送りバント2個の攻撃にも動ぜず無失点、その裏先頭宮島のピンチヒッター服部のコール、第一試合からの好調維持、4球めをたたくと打球はライト・センター間へのツーベースでピンチランナー小島、大声援を受けて服部がベンチに戻り反撃ののろしが上がる、内藤送りバントが内野安打となって一・三塁で内藤がスチール、ワンアウト後に世界大会から帰ってノーヒットの落合おっつけて逆転タイムリー、まだ試合は残っている、落合!燃え尽きるには早すぎる!ようやくひっくり返して船橋の投手交代、浜松大会MVPの圧巻の投球で流れが完全に愛知尾州に傾く、四回船橋タイムリー、五回神田の2点タイムリーツーベース、渡辺タイムリースリーベース、ワイルドピッチ等で4点、コールド対象の六回には自見のツーベースから落合のタイムリーでゲームセット、浜松修学舎ボーイズのペースに陥った序盤こそ苦しんだが中盤からは地力を発揮してコールド完勝、なんといっても打の服部、投の船橋の二人の活躍で連勝、これで来週も野球ができる! 到着した午前7:00に荷物をもってグランドに行く際に、一塁側を流れる豊川に目をやったところ何羽かの水鳥が水面で戯れている場面を見た、今日一日だけは水鳥になりたいと思ったお盆期間最後の日曜日となった。(W)
【投-捕】江﨑、和田ー服部 【三塁打】服部 【二塁打】藤井、江﨑、神田 今年も最後の大会がやってきた、愛知県東支部さんの主催で行われる東海理化旗・ゼット杯争奪第15回ボーイズリーグ選抜愛知県東大会が8月17日(土)に台風一過の岡崎市民球場で華々しく開幕となった、大会参加51チーム、愛知県、岐阜県、三重県、静岡県は言うに及ばず福井県、石川県からも参加、三年生最後の栄冠をかけての暑い、いや熱い戦いが4日間繰り広げられる。愛知尾州は初日試合は組まれず、8月18日(日)の二回戦からの登場となる。お盆休み最終日とあって渋滞が予想され早朝5:00の集合、それにしても暑い、長かった梅雨が明けてからの気温は尋常ではない、昨年も同様であったが日本の夏は、これからこうなってしまうのかと思うと憂鬱になってしまう、降り立った豊川市三河臨海緑地内臨海球場、普段は、愛知県東支部の東三河ボーイズさんの本拠地として使用され、中日ドラゴンズの藤嶋投手が中学時代に汗を流した球場である。対戦相手は、昨日の一回戦で岐阜中津ボーイズを退けた静岡県支部の駿東ボーイズ(すんとうと読む)、公式戦の対戦は二度目、3年前の春の中日本大会一回戦で強風いや暴風といっても過言ではないコンディションの中、小浜球場で3-0と勝利している、静岡県東部において強豪のリトルシニアを相手に培われた実力を発揮しての一回戦突破、決して侮ってはいけない、今大会負けたら引退の三年生、1試合でも多くこのメンバーでと思うのは選手だけではない、2年半支えてくれた父兄さんも選手以上にその気持ちがあると推し量れる、多くの思いを背にAM9:00プレーボール! 後攻愛知尾州の先発江﨑、今日は勝てば2試合、少しでも多くのイニングを投げ、後ろにつないでいきたい、早打ちの駿東打線にワンアウト後に連打、早くもスコアリングポジションにランナーを背負って四番打者の3球めセンター返しされた打球の反応の江﨑、ジャンプ一番捕球、ショート垣花からファースト神田へ一点の乱れもない2年半鍛えられたボール回しでダブルプレー、ピンチ脱出、全員が全力疾走でベンチに戻る、この流れのままで攻撃へつなごう、その裏トップの内藤フルカウントからデッドボール、スチール、ワンアウト後、三番曽根のフォアボールの一・二塁から四番神田ライト右へのタイムリーで先制、藤井も続いてレフト前タイムリー、追い打ちで六番服部、レフトへ2点タイムリー、4点が初回に記録されて試合の主導権を握る、その後も江﨑は快調に投げ込む、二回三者凡退、三回ランナーゆるすも無失点、四回先頭打者を内野安打出塁させるが服部バズーカでスチールを防いで四回45球無失点でお役御免、攻撃陣は、三回に藤井タイムリーとピンチヒッター原田のセンターへの犠牲フライで2点、二番手和田が五回に1点を失うが五回に相手バッテリーミスから1点、六回は先頭大津のフォアボール、ピンチランナー渡辺がスチール、ピッチヒッター船橋の技ありレフト前ヒットの一・二塁のチャンスに服部のレフトオーバーヒットで渡辺生還で8-1、コールドゲームで午後からの三回戦進出となったゲームであった。 前日の8月17日(土)の朝、チームLINEに訃報が走る、10年前の中日本大会の初優勝時にベンチ入り、藤川監督を支えた浅井 努コーチの急逝の一報である、巨体を揺らし明るさ忘れず、大きな声で叱咤激励を繰り返してくれた姿を見ることができないのは残念無念、野球はチームスポーツ、個人のために勝ちたいと思ったことは未だかつて思ったことはないが、この試合、浅井コーチのために何としても勝ちたいと思ったのは私だけではないと思う、その人柄から多くの方が参列されたお通夜、関わった沢山のOBやご父兄さんにお会いすることができ、元気なお顔を拝見することができたがこのような形でお会いすることは不本意であった、浅井 努コーチのご冥福を深くお祈りいたします。合掌。(W)
【投-捕】船橋、宮島、渡辺-落合 3回戦に勝利し、40分のインターバルが取られる。手早く食事と次戦の準備は非常に頼もしく見えた。自軍に限らず、対戦相手である愛知中央支部の強豪東海中央ボーイズさんにも言えることであるが、旧西支部の各チームは選手審査、挨拶、試合への準備等どれを取っても手際良くこなす。大会本部から見ても非情に好感が持てると感じた。 後攻めの愛知尾州、先発投手船橋は堅守と打たせて獲る投球で初回を無失点に抑えるが、2回表、2死から4連打を浴び2失点。追い込みながらも粘られて痛打を許してしまう。 早く追い付きたい愛知尾州、スコアボードに「0」が並び、試合は終盤6回を迎える。先頭5番渡辺がセンター前ヒットで出塁、続く藤井の2球目にエンドランが決まり渡辺好走塁で3塁へ。無死1、3塁のチャンスに曽根が左中間へ大飛球が犠飛となりようやく1点返す。 その後船橋のヒット、内野エラーで1死満塁のチャンスを迎えるが牽制死と盗塁失敗が続き、絶好機も1点返すのみでこの回が終わる。 最終回の7回表、先発船橋がフルイニング投げ切り、猛打の東海中央を2点に抑える。 7回裏、逆転サヨナラを迎えたい愛知尾州は1番からの好打順。内藤期待に応えセンター前ヒットで出塁、すかさず盗塁成功も送球エラーで3塁を陥れる。このチャンスに「仕事人」自見がインコースの難しいボールをすくい上げ、レフト前へ同点タイムリー! ついに同点に追いつく! 延長に入り8回、両軍とも無失点で規定により9回よりタイブレーク採用となる。1死満塁から始まる東海中央さんの攻撃、内野ゴロがエラーとなり2点を失う。 2点取られたら3点取り返せるのがタイブレーク。その裏の攻撃に期待が掛かるが空振り三振とライトへフライで試合終了、ベンチ入りの選手ほぼ全員を使っての総力戦は、昨年の同大会準決勝に続き東海中央さんに2年連続の惜敗となった。 負けた原因を探せばきりがない。守備、走塁、バントミス、浜松大会からの連戦の疲れなのか、これまで培ってきた野球ができていない。最も残念なのは前の試合に神田が豪快なスタンドインを放ったが、この日は台風の影響で風が強く、フライを上げると押し戻され、いい当たりも凡フライになる。確かにホームランは脅威であり、その感触は誰もが酔いしれる。個人の満足よりチームの勝利を最優先に考え、強く叩く意識で打席に立った選手は何人いただろうか。これまでの戦績と指導者からの教えから、君たちはもっと良いプレーができるはずであり、もっと勝てると考えている。 いよいよ残る大会は「東海理化旗」を残すのみ。下を向く間は無く、悔いなく全力で挑んで欲しい。 最後に今大会の3日間、本部会場でのグランド担当を任された。初日の開会式に始まり、最終日は暴風警報による中止のため朝の準備のみとなったが、お盆の御多忙の中、未経験にもかかわらずこの大役を見事なチームプレイで円滑にこなして頂いた愛知尾州一年生ご父兄に、心より感謝申し上げたい。(U)
【投-捕】浅井-落合 【本塁打】神田 【三塁打】藤井 【二塁打】曽根、臼ヶ谷、渡辺 大会は2日目、今日も灼熱の中、パロマ瑞穂ボールパーク野球場でプレイできる喜びを噛み締め、勝利に邁進しよう!3回戦の対戦相手は強豪犇めく神奈川県支部「横須賀ボーイズさん」、関東のチームと公式戦で対戦できるのも残り僅か、今自分達の持てる力を精一杯発揮し、今日の2試合を連勝で最終日進出に繋げたい。 先発マウンドは右のエース浅井、先頭打者に安打を許すも、後続を打たせて獲る投球で3人で抑える。ややボールが荒れ気味だが、打たせてバックがしっかり守った。 その裏愛知尾州の攻撃、2死2塁のチャンスに4番神田が振り抜いた打球がレフトに放物線を描き、99mのフェンスを超えスタンドへ入る圧巻の2点本塁打で先制する。 2回にも2死満塁から自見のセンター前2点タイムリー安打、3回にも藤井のタイムリー3塁打、臼ヶ谷にもタイムリー2塁打が飛び出し都合3点、7-0のコールド圏内として優位に試合を進める。 投げては大量リードで楽になった浅井が得点許さず5回を零封、大会規定により5回コールドゲームが成立する。 守備も攻撃も終始危なげない試合運びで完勝。やはり初回の四番神田の一撃が効いている。午後から準々決勝も勝利し最終日進出を懸ける(U)
【投-捕】和田、宮島-服部、落合 【二塁打】渡辺 「第25回ゼット旗争奪大会」の開会式は高校野球、大学野球でも使用するパロマ瑞穂スポーツパーク野球場。決勝までの全試合を愛知尾州ボーイズは戦うことができる。この世代はアシックス旗、ミズノ旗を獲ってきた。残されたゼットの旗は愛知尾州ボーイズ38期生20人で勝ち取ることを期待する! この試合のスターティングメンバーは、①センター臼ヶ谷②ショート渡辺③レフト原田④ファースト大津⑤サード岡元⑥ライト田村⑦キャッチャー服部⑧ピッチャー和田⑨セカンド垣花で初戦名古屋中央ボーイズさんとの戦いに臨む! 先発和田の立ち上がり、ライトフライ、ファーストライナーで2アウトの後、四球と盗塁でランナー2塁から相手4番バッターにライト前ヒットを許し1点を先制される。その裏愛知尾州の攻撃は、2番渡辺にツーベースヒットが出るも、2つのキャッチャーフライもあり無得点。緩急でくる相手投手に対し力みが目立つ。立ち上がり制球に苦しんだ和田2回のピッチングは、先頭をヒットで出すも、後続には切れあるボールを投げ込み無得点に抑える! 早めに追いつきたい2回の攻撃、1アウト後田村がセンター前ヒットで出塁、盗塁で2塁を狙うが惜しくもアウト!試合開始以降重い展開が続くが、2アウトから服部がエラーで出塁、代走内藤が盗塁成功、代打浅井セカンドエラーの間にセカンドから一気に生還し同点となる。その後愛知尾州の攻撃は3回に原田がレフト前ヒット、4回は田村、5回臼ヶ谷がそれぞれヒットで出塁も、平凡なフライが多く打線は繋がりを欠き無得点が続く。同点で迎えた6回裏の攻撃を前に、藤川監督からは「この回1点を取りに行くぞ」と激が飛ぶ!勝負の6回1アウトから途中出場の曽根がデッドボールで出塁!ここでも足を絡めた攻撃を見せる。1塁ランナーの曽根が盗塁、相手の送球エラーも絡み1アウト3塁のチャンス。ここでやはり途中から出場の藤井が気合いのセンター前タイムリーで勝ち越し!最終回のマウンドは3回から登板している宮島。宮島はここまで2安打に抑える好投を続えてきた。最終回も冷静なピッチングで三者凡退に切って取り二回戦突破!翌日に繋げることができた。 この日 試合の都度父母の方からある試合速報には、「真夏の熱帯夜のような試合」と記されていた。早朝に集合し開会式の後猛暑の中で2試合を待機しての試合はモチベーションを保つのに大変だったのではないかと推察する。しかし引退間際の選手にあえて伝えておきたい。この試合普段ゲームに出ている選手がベンチスタートであったが、ベンチワークができていただろうか?ベンチにいた筆者には試合内容以上に残念であった。残された大会はゼット旗を含めあと2大会。38期生20人全員で勝ち取る勝利を待っている! また開会式で選手宣誓したキャプテン藤井の原文も記しておく「平成から新しい時代令和に生きる私たち選手一同は、ここまで支えて下さった両親、野球の怖さ、楽しさを教えて下さった監督、コーチに感謝すると共に、辛い練習を一緒に乗り越えてきた仲間と野球ができる喜びを噛みしめ、真夏の暑さに負けない熱いゲームを全力ですることを誓います。」堂々とした選手宣誓に感動をもらったのは筆者だけではなかったと思う。(O)
【投-捕】宮島、和田、江﨑、船橋-落合 40分のインターバルを取り、決勝戦の相手は数々の死闘を繰り広げた、ホームチームの浜松ボーイズさん。 この試合、先行の愛知尾州、先頭の内藤のサードゴロが相手サードの悪送球となり、いきなりノーアウト2塁のチャンスを作る。続く2番自見がフォアボールで続き、3番落合がきっちりサード前に送りバントを決め、1アウト2、3塁とする。ここで、4番の頼れる神田がレフト線にタイムリーヒットを放ち幸先良く1点を先制する。続く5番渡辺のスクイズで更に1点追加する。その後、相手エラーで2アウト満塁とし、8番臼ヶ谷が選球眼良く押し出しで更に1点追加し、初回3点を先制する。 その裏、先発のマウンドに上がるのは宮島。1アウトから、ヒットとフォアボールででランナーを2アウト1、2塁とされ、続くバッターに三遊間を破られ1点返される。更に続くバッターにも右中間を破るタイムリースリーベースヒットを打たれ直ぐさま同点とされ、初回から点の取り合いとなる。 2回表、1アウトから2番自見がセンター前ヒットで出塁するも、後続が打ち取られ無得点に抑えられる。 2回裏、制球が安定してきた宮島が三者凡退に抑える。 3回表、1アウトから田村、曽根の連続ヒットで1、2塁のチャンスを作るも、セカンド牽制で2アウト、8番臼ヶ谷もセンターフライに打ち取られ、チャンスをものにできない。 4回表、9番宮島に代わり代打原田がフォアボールで出塁。1番内藤の場面で三遊間を破るエンドランが決まり、ノーアウト2、3塁とする。続く2番自見のファーストゴロの間に1点追加。3番落合は、浅いレフトフライに打ち取られるも、続く頼れる4番神田がセンター前にタイムリヒットを放ち、更に1点追加し、この回貴重な2点を追加する。 4回裏、ピッチャー和田がマウンドに上がる。落ち着いたピッチングで、三者凡退に抑える。 5回表、先頭の藤井がセンター前ヒットで出塁。続く7番曽根がきっちり送り、1アウトランナー2塁とする。更に8番臼ヶ谷がセンター前ヒットで続き1、3塁のチャンスを作る。続く9番原田のショートゴロダブルプレーかと思われたが、ファーストの足が離れ、つきも味方しこの回貴重な1点追加する。 5回裏、マウンドには準決勝に続き江﨑が上がる。先頭バッターのショートゴロが悪送球となり、ノーアウト2塁とされ、1アウト3塁後、センターへの犠牲フライで1点返される。後続は抑え何とか最少失点で抑える。 6回表、先頭の2番自見がレフト前ヒットで出塁、続く落合見逃し三振で1アウト後、4番神田の場面でエンドランを仕掛け、見事ライト前ヒットとなり1、3塁と追加点のチャンスを広げる。続く5番渡辺がきっちりとスクイズを決めこの回貴重な1点の追加点を奪う。 6回裏、マウンドには、準決勝につ続き船橋がマウンドに上がり、落ち着いた投球で無得点に抑える。 7回表、先頭の7番曽根がレフト前ヒット、8番臼ヶ谷の送りバントがフィルダースチョイスでノーアウト1、2塁、9番原田の送りバントが再度フィルダースチョイスでノーアウト満塁の絶好のチャンスを作る。続く1番内藤は浅いセンターフライ。2番自見の場面でスクイズを仕掛けるも相手バッテリーに外され、3塁ランナーが三本間挟まれ2アウト。自見もファーストゴロに倒れノーアウト満塁の絶好機で得点を奪えず、嫌な流れで最終回の守りにつく。 7回裏、ベンチ、応援の父兄さんの期待を胸に尾州ナインが各ポジションに付く。ベンチメンバーも含め全員の優勝への気持ちが一つになり、前の回のピンチを無得点に防ぎ勢いのある相手の攻撃をしっかりと3人で抑え試合終了。 3年ぶりに優勝旗を掴むことができた。 3年生がこの仲間と挑める大会は、今大会を含め残り3大会。今日の準決勝、決勝と残りの大会を絶対に優勝するという全員の強い思いが感じられた。この気持ちを更に高めて、この仲間と戦える残りの試合を、全員の力で悔いのないように戦ってほしい。(FH)
【投-捕】浅井、江﨑、船橋-自見、服部、落合 【二塁打】自見 真夏の日差しが照りつける中、今までこの大会で何回も死闘を繰り広げたこの渚園グランドで、今年も試合ができることに感謝したい。まずは、この試合に勝利し、決勝の舞台に立てることを期待したい。 準決勝の相手は、関ボーイズさん。初回、後攻の愛知尾州、先発ピッチャーは浅井。1アウトからフォアボールで出塁を許すも、後続を抑え無得点で切り抜ける。 その裏、愛知尾州の攻撃は先頭の内藤がセンター前ヒットで出塁すると、すかさず盗塁を決める。続く2番自見がきっちり送るバントを決め、1アウト3塁のチャンスを作る。続く3番曽根がデットボールで出塁し、1、3塁のチャンスで4番神田がセンター前タイムリーヒットで初回1点先制する。 2回裏、先頭の岡元がフォアボールで出塁すると、続く8番浅井がセンター前ヒットで1、2塁のチャンスを作る。パスボールの間にランナー2、3塁となり、9番臼ヶ谷が三遊間を抜けるレフト前へのタイムリーヒットで1点追加。その後、フォアボールでノーアウト満塁の絶好のチャンスを作る。続く2番自見内野フライ、3番曽根、4番連続三振に打ち取られ、絶好の追加点のチャンスを逃す。 3回表、ヒットと送りバントで1アウト2塁のピンチを背負うも後続をしっかり打ち取り0点に抑える。 4回裏、1アウトから9番臼ヶ谷がレフト前へヒットを放ち、好走塁ツーベースヒットで出塁。2アウト後、2番自見の右中間へのタイムリーツーベースヒットでこの回1点追加する。 5回表から、ピッチャー江﨑キャッチャー服部に交代。1アウトからフォアボールと盗塁で1アウトランナー2塁から、ライト前へのタイムリーヒットで1点返される。パスボールでランナー2塁とされるも、後続を打ち取りこの回1点で抑える。 その裏、1点を返された愛知尾州の攻撃は、1アウトから6番藤井が三遊間を破るヒットで出塁。その後、2アウト3塁とし、パスボールの間に1点追加する。 6回表からピッチャー船橋がマウンドに上がる。1アウトからセンター前ヒットでランナーを許すも、後続をきっちり打ち取り無得点に抑える。 最終回も、ランナーを出すものの粘り強く後続を抑え勝利を掴む。 この試合、なかなかチャンスを作ることができなかったが、少ないチャンスで1点づつ積み重ね勝利することができた。 いよいよ、決勝戦のステージに立つことができる。残り3大会のまず1本目の優勝旗を、3年生全員の力で掴み取ってほしい。(FH)
【投-捕】宮島、浅井-落合 40分のインターバルを取り、2回戦の相手は地元菊川ボーイズさん。 この試合も先行の愛知尾州、2番自見がフォアボールで出塁。続く3番落合もレフト前ヒットで続くが、4番神田がショートゴロのダブルプレーに打ち取られ無得点。 愛知尾州先発は宮島。先頭バッターに三塁線抜けるツーベースヒット、2番バッターにフルカウントからフォアボールを与え、いきなりノーアウト1、2塁のピンチを背負うも、後続を打ち取り無得点に抑える。初回、両チーム共チャンスを作るが、得点できず。 2回表、先頭の5番渡辺、6番曽根がヒットで出塁。続く7番藤井が送りバントを2回失敗し、追い込まれてからショートゴロのダブルプレーとなり、後続もセカンドゴロに打ち取られ、初回に続きチャンスで得点できず。 3回表、1アウト1、3塁のチャンスを作るも、3、4番が内野ゴロに打ち取られ、この回もチャンスで1本が出ず、無得点に抑えられる。初戦とはうって変わって、タイムリーがなかなか出ない嫌な雰囲気となる。 4回表、2アウト2、3塁のチャンスを作り、ここで9番宮島に代わり代打田村の場面で、相手キャッチャーのパスボールで、ようやく待望の先取点を取る。 4回裏、ピッチャー浅井に交代。ランナー2塁に背負うも無得点に抑える。 5回表、1アウトから2番自見、3番落合の連続ヒットで、2、3塁のチャンスを作り、続く4番神田のサードゴロの間に1点追加し、この回貴重な追加点を取る。 その後、両チーム共ピッチャーが無得点に抑え、7回表愛知尾州の攻撃も三者凡退に抑えられ7回裏を残すのみとなる。 7回裏、先頭バッターを一、二塁間を抜けるかと思われたあたりを、セカンドの自見が間一髪の横っ飛びで抑えるスーパープレイで大事な先頭バッターを打ち取る。その後、2アウトからデッドボールでランナーを出すも、後続をピッチャー浅井がきっちり抑えゲームセット。接戦をものにし準決勝進出を決めた! この試合、毎回チャンスを作るがあと一本が出ず、苦しい展開であったが、3年生全員の力で勝利を掴み取ることができた。このメンバーで戦えるのもあとわずか、一つでも多く試合ができるように、チーム全員で心を一つにし戦ってほしい。(FH)
【投-捕】船橋、江﨑-落合、服部 【二塁打】内藤、自見、神田、渡辺、藤井 昨日の雨も上がり、非常に蒸し暑い野球をやるには、若干体力を消耗しやすい日となった。高校野球もまもなく代表校が決まる大詰めを迎えている中、3年生も中学生として戦える大会も3大会となった。中学野球の集大成として悔いのないものにしてほしい。 初回、先行の愛知尾州、2番自見がフォアボールで出塁。2アウト後、4番神田のレフト後方への打球にレフト追いつくも落球の間に1点先制する。 愛知尾州先発は船橋。先頭バッターにライト前ヒット、牽制悪送球でランナー2塁とされ、続くバッターの送りバントの際に1塁送球がそれ、いきなりノーアウト1、3塁のピンチも背負うも、後続を抑え無得点に抑える。 2回表、先頭の曽根がライト前ヒットで出塁。その後、2アウト1、3塁から1塁ランナーの盗塁悪送球の間にラッキーな1点を追加。続く1番内藤のセンターオーバーの2ベース、2番自見がレフトオーバーのツーベースでこの回3点を追加する。 その裏、ピッチャー船橋が三者連続三振に打ち取る。 3回表、先頭の4番神田がレフト線へのツーベースヒットで出塁。送りバント後、6番曽根が三塁線を破るタイムリーヒットで1点追加。その後、連続四死球で2アウト満塁とし、1番内藤のセンター前タイムリーヒットで更に2点を追加する。 4回表、2アウト2、3塁から7番藤井のセンター前へのタイムリーヒットで2点を追加する。 5回裏からピッチャー江﨑がマウンドに上がる。先頭バッタを振り逃げで出すも後続をきっちり抑え、まず初戦を取る。 この試合、チャンスできっちり自分のスイングすることができ、取れるときにきっちり得点することができた。この流れのまま一つひとつ自分たちの野球をやり切ってほしい。(FH)
【投-捕】浅井(亮)、船橋-落合 【二塁打】自見、内藤 前夜からの降雨で開催が危ぶまれたが、午後には何とか天候が回復し、大会二日目は全会場二回戦のみの開催となった。本日の会場である県営一宮運動公園野球場においては、雨天の中でのグラウンド設営、水取り、整備等、大会関係者及びグラウンド担当チーム各位の御尽力があってこそ試合ができることに、心から感謝申し上げたい。 昨日の初戦を快勝し、勢いに乗りたい愛知尾州。今日も勝って来週の準決、決勝と一気に全国への勝ち名乗りを挙げたいところである。小雨降りしきる中、13時26分愛知県西支部山田審判長よりプレイボールが掛かる! 一回戦に続き先取点が欲しい愛知尾州は二回表、6番藤井と7番青山が四球、9番浅井(亮)のヒットで満塁とした後、ワイルドピッチで藤井生還、先取点を挙げる。 二回戦の先発「右のエース」浅井(亮)は3回までを無失点にまとめるが、4回裏、愛知瀬戸ボーイズさんの攻撃に捕まってしまう。先頭4番打者を四球で歩かせ、犠打とヒット2本で同点を許す。さらに内野のエラー2つで勝ち越しを許す。ここで藤川監督タイムを取り内野に激を飛ばすが、流れ変わらず内野ゴロの間に3点目、ここでベンチは浅井(亮)を諦めサウスポー船橋にスイッチ。船橋は変化球で空振り三振を獲り後続を断つ。 5回にスコアリングポジション、7回には1死2、3塁で一打同点まで追い詰めたが、あと一本が出ず3-1で敗退、この瞬間、夏に大阪で行われる選手権、そしてジャイアンツカップへの予選出場権を失う。 悔しい結果となってしまったが、選手にはこの現実を受け入れ、今日の敗戦をこれからの野球人生に活かしてもらいたい。試合後に涙にくれる君たちを見るのはつらい、しかし今日声を枯らせて応援をしてくれた父兄さんもつらいはず。愛知尾州レギュラーチームとしての活動はまだ二か月余り残っている。そして本番となる高校野球も少しずつ近づいている。残された時間を悔いなく過ごし、全員が未来の自分に向けて前を向いて歩いて欲しい。(N)
【投-捕】宮島、和田、小鹿、渡辺-落合 【本塁打】神田、藤井、渡辺 【二塁打】渡辺、藤井 4年ぶり夏の全国、またはジャイアンツカップへの挑戦権を懸け、梅雨入りの中、今年も熱い戦いが始まる。 後攻めを選択した愛知尾州、大会初戦の先発は宮島。緊張の初回は先頭打者を死球で出すも、後続をしっかりと抑え無失点スタート。 先取点の欲しい愛知尾州は1回表、切り込み隊長内藤が9球粘って四球を選ぶと、ワイルドピッチの間に3塁へ。2番渡辺がレフトフェンス直撃のタイムリー2塁打で先制。落合変化球に見逃し三振の後、4番神田がレフトフェンス越える2点本塁打が飛び出す!連続長打で得点するが、まずい走塁もありビッグイニングとは行かず3点のみとする。! 中押し、ダメ押しの欲しい愛知尾州の攻撃、2回に藤井のセンターオーバー、3回にも渡辺がレフトポール際に入るソロ本塁打で5-0、4回には「絶好調」藤井のレフト線ツーベースから代打小島(雄)の犠飛で6-0とし、コールド圏内まであと1点とする。 欲張れば消耗を抑え、5回で終わっておきたい展開ではあるが、この後長久手ボーイズさんの継投にあと1点が取れず、フルイニングを戦うことになる。 守っては宮島が4回、和田が5回、小鹿が6回と得点を与えず、6-0で迎えた最終回の守りは渡辺が連続三振のあと、最後の打者をサードゴロに打ち獲り、この回から守りについた岡元が落ち着いて捌き試合終了、4年ぶりの夏の選手権大会に向けて完勝スタートを切った。 3ホーマーが飛び出し勢いに乘るが、細かい走塁ミスやチャンスに見逃し三振など、反省点は多数ある。もっと貪欲に、相手の嫌がることもできたはず。接戦となった時、その1点が勝敗を左右することもある。手綱を締め直し「悲願達成」に向けて明日も勝利を勝ち獲ろう。(N)
【投-捕】浅井、宮島、小鹿、船橋-落合 5月では稀な真夏日が予想される早朝、高校野球の聖地でもある春日井市民球場にて、令和最初の「第26回春日井市長杯争奪東海大会」開会式が行われた。 閉式後、1回戦の会場である慣れ親しんだ名古屋富士ボーイズさん吉根グラウンドに移動、手早く食事とアップ、選手審査を済ませ、12時48分プレーボールがかかる。 後攻を選択した愛知尾州は、先発浅井が初回、2回を打者6人で片付け上々の立ち上がりを見せるが、3回岐阜中央ボーイズさんの打線につかまってしまう。先頭7番打者ライト前へヒット、セカンドゴロで2進後、レフト線抜けるタイムリーツーベースを浴び先制を許す。さらにライトへのライナーを藤井がまさかの落球で1点追加、この時藤井は足を痛め担架で運ばれるアクシデント。しかし代わった投手宮島が好リリーフで後続を断つ。 流れに乗れない愛知尾州は、5回表にもヒット、犠打の後ライト線に落ちるタイムリー安打で1点追加、3点目を献上する。 ここまでノーヒットの愛知尾州、先頭代打小島(啓)が粘りに粘って四球で出塁、ライトフライと三振でツーアウトから、9番自見のエンドランが右中間へのヒットとなり、ワイルドピッチを挟んで2、3塁のチャンスに1番内藤がライト前へ2点タイムリーを放ち一点差とする! 6回から小鹿、船橋と継投し、無失点で迎えた最終回の裏、後がなくなった愛知尾州最後の攻撃であるが、あえなく外野への飛球3つでゲームセットとなり、春日井市長杯は屈辱の初戦敗退となった。 昨日から急な暑さで気温も30℃を超え、脱水を起こすなど全体的に体が重い。打撃ではファーストストライクから積極的に打ちに行っただろうか。外野守備では前に突っ込み補殺を狙いに行っただろうか。暑さのなかでの戦いであったが条件は対戦相手も同じはずである。 これから本格的な夏を迎え、さらに暑い中での戦いを強いられる。酷暑の中でのゲームは体力は消耗し、自主練、食事、睡眠など平日の過ごし方が大切となる。選手権予選まであと2週間、言うまでもないが大一番への準備はもう始まっている。(U)
【投-捕】宮島、落合-落合、自見 【三塁打】落合 【二塁打】岡元、浅井 前夜は毎年恒例のお宿「三四郎」さんで一泊、選手はミーティングや夜間練習などでチームの結束力は高まったであろうか。会場をメイン会場である美浜町民野球場に移し、準決勝は「愛知小牧ボーイズ」さんを迎え撃つ。奇しくも同じ愛知県西支部同士の対戦となった。準決勝から落合、神田も合流し、いつものメンバーで勝利を勝ち取ろう!父兄さん応援団期待の中、10時45分にプレイボールがかかる。 先発のマウンドは2回戦に続き「好調」宮島が登板、安定の投球で4回までスコアボードにゼロを刻んで行く。攻撃では各バッターが強い当たりを連発するが、悉く小牧さんの正面と好守に阻まれ、こちらもゼロ行進が続く。 両チームとも我慢比べとなった5回からキャプテン落合が登板、6回1死から四球の後、左中間タイムリー2塁打を浴び、均衡破る先制点を許してしまう。あとがなくなった愛知尾州は最終回の攻撃、1死から打撃好調の浅井がサード強襲2塁打を放つも続く小島の放ったセカンドライナーが4ー6と渡りダブルプレーでゲームセット、準決勝敗退となり、この瞬間レギュラーの部連覇が消えた。 攻撃ではライナーを連発するも、相手正面や好守に阻まれアンラッキーが続く展開となったが、これも「野球」である。運が悪いだけではない、勝利できなかった理由が必ずあるはず。野球の神様は結果しか教えてくれないが、理由をつかむのは選手の君たちである。必ずどこかに答えがあり、その答えを全員が見つけた時、強いチームに成長すると感じている。(N)
【投-捕】宮島、服部、曽根-自見 【三塁打】浅井 約2時間のインターバル後、2回戦は越前ボーイズさんと対戦する。初回の攻撃、死球で出た内藤が相手エラーから生還して先制、守っては先発宮島がテンポの良い投球で5回まで危なげなく無失点に抑える。 6回にいつも投手陣を支えてくれる服部が登板、その服部は落ち着いたマウンド捌きでテンポ良くアウトを積み重ねた。その裏「スミイチ」を避けたい愛知尾州は、2死から浅井の3塁打で好機を作り貴重な追加点が入る。 最終回越前さん9番打者にセンターオーバー2塁打からセカンドゴロ2つの間に1点失うが、2死から曽根にリレー、服部はセカンドに入り、最後の打者の強いゴロも服部の元へ!これを落ち着いて捌き流れるようなセカンドトスで試合終了。 相手好投手から2安打のみと苦戦を強いられたが、投手陣の踏ん張りと随所に好守が見られ最少失点での勝利。我慢強く耐え抜いたゲームとなった。(N)
【投-捕】浅井、和田、江﨑-自見 【本塁打】浅井 連覇のかかる愛知尾州レギュラーの初戦、対戦相手は河村竜生主将を率いた35期生が決勝で苦汁を飲んだ相手「東濃ボーイズ」さんを迎え撃つ。 ボーイズリーグ世界大会、日本選抜チームへのトライアウトで落合主将と4番打者神田を欠いての初日となった。選手層の厚さを見せつけ、横綱相撲で初日を連勝したい。 初回渡辺の安打からチャンスを作り、ダブルプレー崩れの間に先制、4回はこの日4番に入った大津が期待に応えヒットで出塁し、原田のライト前で生還。 6回代打田村の犠飛と、7回にも浅井のセンターオーバーランニングホームランでダメ押しの4点を挙げる。 守っては浅井、和田、江﨑の3人で完封勝利となった。初戦見事な快勝で連覇に向けて好発進となった。(N)
【投-捕】浅井、船橋、宮島-落合 【二塁打】渡辺 絶好のコンディション、読売杯第34回中日本大会中学生の部の二日目は夜半の曇り空から好天にかわり、メイン球場の大飯球場の他、計4会場で三日目の最終日進出をかけて熱戦が展開される、愛知尾州はAM9:00に大飯球場入り、今日2試合、そして明日2試合戦って優勝を目指す、立ちはだかるのは昨日の一回戦で岡崎中央ボーイズを11-2のコールドゲームで下した岐阜県支部の中濃ボーイズ、この世代はジュニア時代に二度の対戦、公式戦では勝ちがない、この若狭の地でそのリベンジをする! 昨日の激闘が記憶に新しいがそれはそれ、愛知県西支部より参加の4チームも初日を終わって愛知尾州と名古屋富士の2チームとなり支部の威信をかけて戦う、第一試合、愛知県中央支部の東海ボーイズが大垣ボーイズを退けて、対戦相手を決める第二試合、愛知尾州後攻で11:26にプレーボール、先発は満を持して浅井が登板、休養充分で腕がよく振れて落合のミットをめがけて投げ込まれる、しかしそれ以上にバットが振れていたのは中濃打線、先頭打者のライト前ヒット、送りバントで進塁、ツーアウト後の四番別所選手のライトオーバーのスリーベースで先制点が中濃に記録される、その裏愛知尾州、中濃先発長身右腕小西投手に相対する、内藤、渡辺と好球必打も正面をついてツーアウト、三番落合のレフト前ヒットでスチールをからめて揺さぶるがこのチャンスに四番神田が凡退、初回の攻防は0-1となる。 二回中濃にビッグイニング、振りの鋭い中濃打線に浅井がつかまる、下位打線といえどもスリーベース、タイムリー、ワンアウト後にライト前ヒット、さらに初回にライト前ヒットの一番打者にレフトオーバーのランニングホームラン、中継が乱れたとはいえども、これで5点め、ランナー無しでリセットできたはずがここも連打を浴びてさらに2点の追加、予想だにしなかった7点のビハインド、コールド対象の点差、ここがデッドライン、しかしまだ二回である、急きょリリーフの船橋がとりあえず断ち切った。二回裏反撃期待も曽根、青山、藤井で三者凡退、三回船橋フォアボールのランナー出すも無失点、雲間からわずかな陽がみえだしたか、その裏ワンアウト後に自見のフォアボールを足場に渡辺の内野ゴロで1点を還す、四回の船橋のピッチング次第で流れの潮目は確実に来ると信じて託す、ランナーだすがここも無失点、しかし四番からの好打順も三者凡退、しかしあきらめてはいけない。 グランド整備後の五回表、ここも船橋が回またぎで三者凡退とリズムをつくる、その裏先頭藤井が三遊間を抜いて初めてのノーアウトのランナー、船橋に代えてピンチヒッター原田、ライト前にクリーンヒット、藤井が三塁進塁、自見がスクイズを初球で決めて藤井ホームイン、二塁ランナー原田に代えてピンチランナー小島(啓)、トップに戻って内藤レフト前ヒットで小島(啓)好走塁でホームイン、これで3-7、じわじわと中濃を追い詰める、二番渡辺も続いてツーベースでワンアウト二・三塁、ここで中濃ベンチが動く、昨日5イニング完投の別所投手がライトからピッチャーへ、三番落合、四番神田との勝負、この試合最大のポイントとなる。181㎝ 75㎏の中学生とは思えない体躯から141㌔のストレート、同じ腕の振りからの128㌔のスライダー、間違いなく世代ナンバー1右腕、この投手を打ってこそ価値ある一打となる、この勝負、落合三振、神田ショートゴロと別所投手に軍配、昨日の試合展開を思い出してみてほしい、愛知尾州は序盤の3点先取から追加点がとれず終盤に追いつかれた、今日の中濃も同様7点先取後の追加点がとれず別所投手の投入となった。その後愛知尾州は宮島の投入、六回三者凡退、七回不運なヒットもあり1失点、最終回3-8の劣勢からもピンチヒッター小島(雄)三振、ピンチヒッター岡元出塁も内藤、渡辺連続三振でゲームセット、中日本大会は二回戦、ベスト16で敗退となった。 悔しい敗戦、中濃にまたしても借りを返すことができずということになった、初回・二回の大量失点を追いかける形になったが二番手船橋、三番手宮島が試合を壊さなかった、中日本大会の三日間スケジュールを考えた場合に登板が必ずあることを準備していたからこその投球だと確信する、またベンチ内では大量失点後に元気さがなくなった雰囲気を渡辺が鼓舞していてくれた、ゲームセットまであきらめてはいけない、何があるかわからないのだから、逆境となるも悲観せず順境であっても慢心しない、そんなことを教えてくれた中日本大会の2試合だった。 この後は6月の選手権予選まで、あと一か月、どういう準備が必要なのか、今一度自分の胸に問うてみよう。(W)
【投-捕】小鹿、宮島、渡辺-落合 【三塁打】臼ヶ谷 【二塁打】小鹿 讀賣杯中日本大会、むかえて第34回を数える、昭和・平成そして改まった元号令和のもと三つの元号をまたいで開催される公益財団法人 日本少年野球連盟主催の伝統の大会が今年もまた超大型連休の折り返しとなった5月3日(祝金)に晴天そして薫風の中、福井県嶺南地域の若狭の大飯球場で中日本ブロック113チームの選ばれし32チームが集結し開幕となった。中日本大会がこの福井県支部主管となり若狭地域で開催となり5年目、支部の皆さんの努力で定着してきた、メイン球場の大飯球場からほぼ30~40分以内に開催球場に移動することができ参加チームも大変助かるというのが本音である。3度目の優勝を目指す愛知尾州においては開会式終了後に大飯郡高浜町の高浜中央球場に移動、移動時間はわずかに15分、好天の中の第一試合、静岡県支部の菊川ボーイズとの対戦となった、ホームから真正面に見える青葉山、見事な稜線でさしずめ若狭富士と名付けておこう。 一塁側に陣取る先攻の愛知尾州、初回は内藤、自見、落合と三者凡退、かわって愛知尾州の先発は二年生の小鹿、決勝まで進出すれば三日間で5試合の超過密日程、1イニングでもいや一人でも多く投げ切って投手起用に幅をもたせてほしい、その小鹿、緊張の初回ではあったがヒットのランナーをゆるすも無失点、上々の立ち上がりでスタートする、二回愛知尾州に先制点、神田の内野安打を曽根が送って青山のセンターへの大飛球で神田進塁、渡辺のセカンド内野安打で神田が還り1点先取、さらに三回は小鹿のライト線ツーベース、内藤のバントヒットで一・三塁、内藤スチールでノーアウト二・三塁、バッター自見の際にワイルドピッチで小鹿生還、ツーアウト三塁から神田の鋭い打球がセンターをおそいタイムリーで2点め、序盤を終えて3-0と愛知尾州のペースとなる、点をもらった小鹿のピッチングがさえる、スリークウォーターからほうるボールに菊川打線が沈黙する、二回、三回と凡打の山、その間に愛知尾州としては追加点がはいればという思いに反して四回残塁3、五回も残塁3、そして六回も残塁1とあと一本がでない、しかし小鹿は快調、六回まで無失点の66球の完封ペース、最終回に入る、まず表の愛知尾州の先頭神田がこの試合4本目のヒットで出塁、曽根がこの試合3つめの送りバントを決めるが青山、渡辺凡退で無得点、完封をかけて小鹿がマウンドへワンアウト後に菊川の大逆襲、スリーベースと代打攻勢であっという間の同点劇、静岡から帯同の一年生を加えた大応援団の歓声が球場に響き渡る。試合は振り出しとなり延長戦突入、八回先頭の守備からはいった臼ヶ谷がレフト・センター間に快心の一打、思いっきりよく三塁を陥れノーアウト三塁の大チャンス、一番に戻って内藤のレフトへの犠牲フライでようやく三回以来の得点で勝ち越し、これで終止符がうたれるかと思いきや、かわった渡辺に試練、先頭打者のヒット、続く打者のサードゴロ、おあつらえむきのダブルプレーもセカンド落球、さらに悪送球もあり同点、サヨナラのツーアウト二・三塁の大ピンチに超ボテボテのショートゴロ、曽根がすくいあげて処理、ギリギリのタイミングで一塁送球でアウト!勝ち越しは許さない! ここからは規定によりタイブレイク、ワンアウト満塁からの攻撃は愛知尾州落合から、鋭く強いあたりがサードを襲うが正面をついてサードキャンバスをふんでファースト転送でこれしかないダブルプレーで無得点、この試合二度目の徳俵に足がかかった愛知尾州、その裏ワンアウトフルベースからの同じシチュエーション、菊川の先頭打者の打球はセカンド小島(啓)へのゴロ、落ち着いてキャッチャー落合に送ってフォースアウト、さらに一塁転送でダブルプレー、ここもこれしかないプレーで無失点、まさに守り合いで延長十回に突入、ここもワンアウトフルベース、4打数4安打、ここで一番頼りになるバッター神田の登場、ベンチ・応援席の期待に応えてレフトへ2点タイムリー、今度こその思いでこの試合三度目の勝ち越し!その思いをもって渡辺がマウンドへ、先頭打者のライナーが渡辺の足元を襲う、本職は内野手の渡辺がガッチリさばいて落合→神田へとわたってダブルプレー、延長十回、2時間16分の死闘、何度も死にかけた愛知尾州に勝利の凱歌があがり翌日の二回戦進出となった。 前述もしたが中盤の四・五・六回への中押し点がとれなかったことが終盤に試合をもつれさせた、とは言ってもそれは後の祭り、むしろ菊川の攻撃に立ち向かい勝ち越し点をゆるさなかった守りを評価したい、以前NPBの打撃タイトルに勝利打点王というものがあった、実質の勝利に貢献と現実が解離していたなどの理由で現在は廃止されているが、この試合では攻撃では5の5の神田、投では先発で試合をつくった小鹿がヒーローであるが、あえて記させていただければ七回裏のサヨナラ負けの大ピンチでショートゴロをさばいた曽根のプレーを勝利守備として称えたい。攻撃は最大の防御なりという言葉もあるが、防御は最大の攻撃である という言葉もあってよい。こういった試合を経験し乗り越えてチームは一歩ずつ階段を上ってゆく。(W)
4番神田 勝負強さ光る連続タイムリー! 平成最後は優勝で締めた! 【投-捕】浅井、船橋-落合 【三塁打】青山、内藤 【二塁打】神田 平成最後のボーイズリーグ愛知県西支部公式戦、第26回毎日新聞旗争奪大会決勝戦、名古屋富士ボーイズVS愛知尾州ボーイズの顔合わせとなった、いよいよ大詰め本日の試合は決勝戦のみの1試合、公式戦の予定を作成する支部企画運営部において今回は、各チーム勝ち上がっていけば、初日を1試合、二日目を2試合そして最終日を決勝のみの1試合とすることにした、いろんな考え方があるが今までの予定でいくと最終日は準決勝~決勝と2試合、初日・二日目を土曜日・日曜日で行い3試合を勝ち抜いてきたチームにだけ与えられる決勝戦の舞台、中5日空くことにより投手起用においても両チームともにエースをたててのガチンコの勝負になり決勝戦に相応しい試合が展開されるという期待をもっての英断であったと推測される、筆者個人の見解ではあるがこの決断を尊重する、決勝戦に進出できるチームはどの大会でも特別なチームであると思われる、じっくりと休養をとり練習で培った力を充分に発揮してもらいたいと考える、是非その期待にこたえて良い試合を両チームにお願いする。 このレギュラー世代において愛知尾州と名古屋富士の公式戦の対戦は4度目、過去3回の戦いを振り返ってみる。 ・平成29年11月12日 アシックス旗争奪一年生大会 決勝 愛知尾州 5-4 名古屋富士 ・平成30年 8月 5日 岡崎市長旗争奪大会 準々決勝 愛知尾州 3-1 名古屋富士 ・平成30年11月24日 ミズノ旗争奪大会(春季全国大会支部予選代表決定戦) 準決勝 愛知尾州 7-0 名古屋富士 どの対戦も公式戦が佳境となる終盤での戦い、今回も決勝戦の舞台となる、休養充分での両チーム、今までの結果を忘れて戦い、結果を出して一位通過で中日本大会に出場することで今日も早朝から応援してくれている父兄さんに報いよう! 快晴無風のアポロンスタジアム、管理されている小林さんが早朝5:30より丹精こめてグランドを仕上げていただき決勝戦に相応しい舞台を整えていただいた、こうして試合ができることは小林さんのように多くの方がかかわってくれていることを忘れずにプレーすること、外野の桜も週半ばの花散らし雨に負けずに先週同様にほぼ満開の状態を保ってくれた、シートノックも終わりAM8:59定刻より1分早く大石プレートアンパイアのプレーボール!後攻の愛知尾州先発浅井が投げ込む、名古屋富士先頭バッター好球必打のファウルからの2球めは一・二塁間へ自見追いすがって捕球、一塁へ送るも内野安打、ノーアウトのランナーを背負うが落ち着いてそこから三者を打ち取って無失点、かわって愛知尾州も名古屋富士先発サウスポー藤本投手に相対するが内藤・渡辺・落合と三者凡退、初回の攻防を0-0で終える。 二回も両チーム無得点も先週ホームランの青山がレフト・センター間へのスリーベースを放つが得点ならず。 三回に試合が動く、まずは名古屋富士、下位打線からつかんだチャンスを上位打線がつないでツーアウトフルベースから浅井痛恨の押し出し四球で先制をゆるす、その後はキャッチャーファウルフライで切り抜け最少失点、しかし追う展開となる、その裏愛知尾州が反発、先頭浅井が変化球をうまくすくいあげレフト前にクリーンヒット、自見初球を送りバントで浅井二塁へ進塁、初球をキッチリ決めてくれたことで攻撃にリズムができる、トップにもどって内藤、今度はレフト・センター間を深々やぶって浅井を還して同点、ツーアウトになったが二・三塁の勝ち越しチャンスに神田がセンター前タイムリー、四番の仕事をしてくれた! 三回終わって2-1のリードではあるが、ここからは両軍膠着状態、次の1点を求めて攻防が続く、五回表から愛知尾州は継投に、船橋の登板、かわりっぱなツーアウトからツーベースをゆるすが落ち着いて後続を断ち切って無失点、その裏愛知尾州に待望の追加点、ワンアウト後、渡辺、落合の連続フォアボール、名古屋富士先発藤本投手の球数が100球に近づく、このチャンスに再び神田、今度はライト・センター間にタイムリーツーベース、曽根も続いてレフトへの犠牲フライ、青山も振り切ってレフトとショートの間に落ちるタイムリーで都合3点、終盤の2イニングを残して5-1とリード、栄冠を引き寄せる。 点をもらった船橋のピッチングがさえる、六回快調に三者凡退、最終回ここもテンポ良く三者凡退、三年ぶり4度目、毎日新聞旗が愛知尾州にひるがえった瞬間となった。 春季全国大会に出場しベスト16、帰ってきて間もなく始まった公式戦、中日本大会出場権もかかった大事な大会に優勝、受け身にならず攻めていく姿勢が獲らせてくれた優勝であった。5月の超大型連休に福井県若狭地域で開催の読売杯第34回中日本大会に愛知県西支部一位通過チームとして出場する! 最後にボーイズリーグの選手審査について記す、おそらく小学校の野球や他のリーグにはないシステムではないかと思われる、写真付きの登録証を手に持ち審査員に示して大きな声で名前と生年月日を言い、照合していただく、同時に道具の審査を受ける。ユニホームのボーイズリーグマークの確認をして審査員の背を向けて背番号をよばれたら回れ右をして選手証を示して自分の名前と生年月日を大きな声とわかりやすく言うことが肝要である、筆者も審査の経験があるがえてして早口になり伝わらないという経験をしたことがある、この場で大事なことは大きな声でゆっくりと言い、伝えることである。今日の愛知尾州ナインは合格!これも試合のうちプレーボールからが試合ではない!(W)
【投-捕】浅井、船橋、小鹿、和田、宮島-落合 【本塁打】渡辺、青山 【三塁打】藤井② 【二塁打】落合、小島(啓)、内藤 中日本大会出場権獲得に酔いしれる間もなく、インターバルの後、準決勝が始まる。 先行を取った愛知尾州、初回の攻撃は無得点。その裏名古屋北東ボーイズさんの攻撃、先の試合に続いて先発は浅井。2死からヒットでランナーを出した後、不運なイレギュラーヒットと内野ゴロエラーが続き2点を失ってしまう。続く2回の浅井は投球に勢いを取り戻し、しっかり締め無得点に抑える。取られたら追いつきたい愛知尾州の攻撃は3回表、2死から2番渡辺、左中間への公式戦第1号本塁打でまず1点を返す!続く落合がサードの頭を越える2塁打、4番神田のライト前タイムリー安打で同点とする! 同点とした後の大切な3回の守り、投手船橋に交代。船橋打たせて取る投球が冴え三者凡退に切ってとる。 勝ち越したい愛知尾州は4回表にビッグイニングを築く。先頭6番青山、打撃を買われた先発起用に応えライトオーバーの勝ち越ソロホームランで勝ち越し!このホームランが打線の勢いを加速。続く小島(啓)がレフトオーバー2塁打、藤井ライトへのタイムリー3塁打、3連続安打で2点目。ここでベンチは代打臼ヶ谷を送る。その臼ヶ谷は期待に応えライトへ犠飛を放ち、藤井生還。トップに戻り1番内藤レフト線を強烈な打球で抜ける2塁打、ワイルドピッチと四球などが絡み、4番神田は2打席連続となる2点タイムリーヒットでこの回一挙5点!長打が続いた後の打者がコンパクトなスイングで繋ぎ、走者を効率よく返す攻撃は見事! 4回から小鹿が登板、制球に苦しむ場面もあったが粘りの投球で2イニング無失点、5回には藤井の3塁打、臼ヶ谷のタイムリーで1点を追加し5回を終わって8対2。6点をリードし終盤を迎える。 重要な終盤の戦い、今日の愛知尾州は継投策。6回和田は三振1つと内野ゴロ2つの三者凡退に抑え、7回宮島はランナー1人出すも落ち着いた投球で無得点に抑えゲームセット!決勝進出を決めた! 今日の愛知瀬戸ボーイズ戦、名古屋北東ボーイズ戦では、思うような力を出せなかった選手もいたと思う。練習では自分に厳しく、試合は楽しめるよう、どこまで準備に本気で取り組めたのか見つめ直して欲しい。やはり練習は自分自身との戦い、試合では相手と戦う心と体の準備をして中日本大会では全員で戦ってきて欲しいと願うばかりである。 次週、決勝戦を迎える。5月からは元号が変わり「令和」となるが、今大会が「平成」最後の大会であり、平成最後の旗は何としても掴みたい。中日本大会の前に勢いをつけるためにも「優勝]で盛り上げて行こう!(O)
【投-捕】浅井、船橋、宮島、落合、渡辺-落合、小島(雄)、落合 【本塁打】落合 【二塁打】青山、落合 初戦をコールド発進した愛知尾州レギュラーチーム、本日の対戦相手は近年、春季大会、選手権大会、ジャイアンツカップに出場経験がある愛知瀬戸ボーイズさんを迎え撃つ。 初回の愛知尾州、1アウト後、2番渡辺がセンター前ヒットで出塁も、相手投手の力強いストレートに押され後続続かず無得点。対する愛知瀬戸は立ち上がり制球不安定な先発浅井を攻め、ヒット、ツーベースでいきなりノーアウト2・3塁の大ピンチを迎える。ここで相手3番打者の時、キャッチャー落合から矢のような牽制で3塁ランナータッチアウト!。大きく傾きかけた流れを断ち切るビックプレー!浅井は後続を抑え無得点で切り抜ける。ピンチを切り抜けた2回愛知尾州の攻撃、曽根ライト前ヒット、青山のライトオーバーツーベースヒットでチャンスを作るも、愛知瀬戸、大江投手の前に後続の三人が連続三振に倒れチャンスを生かせず。なんとか先取点の欲しい愛知尾州3回の攻撃、先頭の1番内藤が俊足を生かし内野安打で出塁、 盗塁の後、2番渡辺の打球がライトへ犠飛となり走者3塁へ、このチャンスをなんとかものにしたい愛知尾州、ここで3番落合がレフト線へのタイムリー2塁打で待望の先制点!続く4番神田はストレートの四球を選び1、2塁、5番曽根はライトへ痛烈な打球でヒット、当たり良すぎて2塁ランナーは3塁でストップし満塁、その後ショートゴロエラーで1点追加、相手パスボールの間に3塁ランナー曽根の好走塁もあり、この回一挙4点を取る。 このまま主導権を取り試合を進めていきたい愛知尾州3回の守りだが、エラー、四球があり1アウト1・2塁のピンチ、今日の浅井、ランナーを出しながら粘ってきたが、ここで船橋にスイッチ、船橋後続を抑え無得点。 追加点の欲しい愛知尾州は4回、2死からレフト前ヒットで出た渡辺に続く、3番キャプテン落合がレフトフェンスを軽々越すツ-ランホームランを放ち6-0とする。 5回以降、あと1点が欲しい愛知尾州、一気にコールド勝ちにもって行きたいところであるが、スコアリングポジションにランナーを置くがもう一本が出ず。一方愛知瀬戸の攻撃は、船橋の後を引き継いだ宮島が、5回6回をノーヒットに抑える好投で流れを渡すことなく最終回を迎える。 最終回の守り、不運なヒットとパスボール、四球などが絡み2点を失うも、落合-渡辺のリレーで6-2と逃げ切り、二年連続10回目の中日本大会出場が決まった。 打者が打てない時もある、投手が打たれる時も当然ある。上手く行かないことの方が多いのが「BASEBALL」。攻撃陣がつないで得点し、投手陣もつないで守り切り勝利を勝ち取った。中でも、要所で出た内外野の好守備が流れを渡すことなく勝利へと導いたと言っていい!コールドや完封などの派手な勝ち方でなくていい、選手それぞれが役割をこなし、ゲームに出なかったメンバー含めチーム全員で勝ち取った勝利は大きい。(O)
【投-捕】小鹿、和田-落合 【三塁打】藤井、曽根、神田 平成最後のフレーズがいたるところで言われるこの時期、やはりボーイズリーグ愛知県西支部においても平成最後の公式戦、第26回をかぞえる毎日新聞旗争奪大会が開幕した、開会式は愛知県のアマチュア野球の聖地、熱田愛知時計120スタジアム(熱田球場)、愛知尾州は組み合わせ抽選会において直行くじを引いたため開会式をパスして長久手スポーツの杜グランドにAM7:30に降り立つ、快晴無風の絶好のコンディション、このチームの課題として挙げられている土曜日第一試合の戦い方に注目が集まる、ボーイズリーガーであれば全てにあてはまる金曜日までの学業、切り替えて土曜日からの活動、目覚めが遅いというのか、ここを克服していかないといけない! 一塁側愛知長久手ボーイズ、三塁側愛知尾州ボーイズ、愛知長久手先攻でAM8:55にプレーボール!先発は小鹿、長身から投げ込まれるボールに力を感じる、愛知長久手トップバッターを見逃し三振、二番打者をサードゴロ、曽根が軽快にさばいてツーアウト、しかし三番、四番に連打をあびてスコアリングポジションにランナーがすすみピンチを迎えるが五番打者をショートゴロ、同じ二年生の田頭がガッチリ捕球、セカンド今日スタメンの小島にわたってフォースアウト、スリーアウトチェンジで事なきを得る、かわって愛知尾州トップバッター内藤、愛知長久手サウスポー村瀬投手に空振り三振、田頭サードゴロ、落合背中にデッドボール、神田きっちりとらえたがショートゴロでスリーアウトチェンジ、早いテンポで初回を終える。 二回愛知尾州の猛攻、ワンアウト後に青山レフト前にチーム初安打、続く藤井がおっつけて、ボールを引き寄せてライト・センター間へツーベースで二・三塁、小島も好球必打の三遊間ヒットで青山先制のホームイン、小鹿送りバントで進塁、ツーアウトとなったが内藤のバントヒットで二者生還、田頭デッドボールの一・二塁からダブルスチール、ここでキャプテン落合センター前タイムリーでさらに二者生還、神田も続いてセンター前ヒット、打者一巡で曽根がこれもおっつけてライト・センター間のタイムリーツーベース、落合還って6点、流れを引き寄せる見事な集中打と脚をからめた攻撃となった。 点をもらった小鹿、三回まで落合のミットめがけて投げ込む、被安打3、奪三振3の無失点、ここから追加点のほしい愛知尾州、三回ワンアウト後から小島がフォアボールで出塁、カウント3ボール2ストライクからの6球めの難しい変化球をカットしたことで選んだフォアボール、よく粘った、この小島の出塁で端を発し小鹿の二打席連続の送りバントが良いつなぎとなり内藤フォアボールの後に田頭のタイムリー、相手投手のボークも出て2点の追加で8-0とリードを拡げる。 四回二番手和田の登板、ワンアウト一・二塁のピンチをまねくが三回に続いて 田頭⇒小島⇒神田とわたるショートゴロダブルプレーに打ち取りピンチ脱出!しかしながらもったいなかったのは0ボール2ストライクからのデッドボール、追い込んだ後に課題を残す。その裏愛知尾州先頭神田の目の覚めるような速い打球がレフトをおそってランナー二塁、相手ミスも出て三塁に進んだ後にワイルドピッチで生還9点め、青山フォアボールでピンチランナー臼ヶ谷、スチールをきめた後に藤井のレフト前タイムリーで10点め、コールドゲーム成立、翌日の二回戦進出となった。 大差がついてコールドゲームとなったが、小鹿の好投もあり二つの送りバントが点に結びついた、相手にワンアウトを与える送りバントではあるが今日の試合では大変効果的であった、また三回・四回のピンチでのダブルプレー、よく耐えた試合であった。これで明日の二回戦に勝てば二年連続10回目の中日本大会出場が決まる、全国に行けても中日本大会に行ける保証はない、自力で勝って出場権を獲得するのみ!(W)
【投-捕】浅井、船橋、落合-落合、小島(雄) 【三塁打】曽根 【二塁打】落合② 昨日の初戦勝利から一夜明け、宿泊先の久喜市からバスで移動、昨日に引き続き試合会場の庄和球場に到着。今日も全国大会を体感できることに感謝し、二回戦、三回戦と勝ち続けメイン会場である大宮球場を目指そう! 二回戦の対戦相手は一昨年の第47回大会優勝チーム、千葉県支部代表の京葉ボーイズさん。この大会では当時の新谷主将中心に36期生主体のチームで出場、二回戦で同チームと対戦し惜敗している。そんな先輩たちの想いを胸に今日も全力で戦って欲しい。11時22分プレイボールがかかる! 先行の愛知尾州は初回2死2塁のチャンスを作るも無得点。その裏、先発投手は初戦に引き続き右のエース浅井。1死からセンター前ヒットと犠打の後、京葉さん4番打者にセンター前タイムリーを浴び先制を許す。 1点を追う愛知尾州は3回表、先頭臼ヶ谷が四球を選び、スリーバント失敗の後、自見はきっちりと投手前へ犠打を決め、2死2塁のチャンスに3番落合が三塁頭上を執念で抜くタイムリー2塁打で同点とする。勝負強さは優勝候補の京葉さんにも負けていない! その裏京葉さんの攻撃、先頭2番打者センター前ヒットで出塁、盗塁のあとファーストへのゴロで走者3塁へ、1死3塁からライトフライが犠飛となり1点勝ち越されてしまう。 後半戦、早めに追いつきたい愛知尾州は浅井に代わって4回から登板の船橋がショートゴロエラーで出塁、臼ヶ谷1球で犠打を決め1死2塁とし、1番内藤ショートゴロが送球エラーを誘いセーフ!その間に1点入り船橋生還、再び同点!内野ゴロで2死2塁とし、京葉さんは投手交代、逆転のチャンスに3番落合四球を選び2死1、2塁、ここで4番神田がレフト前へのタイムリーヒットを放ち勝ち越し!4-3とする! その裏京葉さんの攻撃、ツーベースヒット、三振と内野ゴロエラー、四球で満塁のピンチ!ここで5番打者のセンターフライ犠飛で同点、さらにライト線に落ちる2点タイムリーツーベースを浴びてしまう。取られたら必ず取り返す、これが全国を制した京葉さんの勝利への執念なのか。 2点ビハインドの愛知尾州は6回表、1死から7番曽根が四球を選び、ここで愛知尾州ベンチは代打の切り札原田。空振り三振も捕手、後逸で3塁へ進塁。2死3塁からワイルドピッチにより3塁走者生還!京葉さんのバッテリーミスで1点差へ。押せ押せの愛知尾州は2死から代打青山、フルカウントから四球で2死1塁、1塁走者に代走田頭を送り、1番切り込み隊長内藤がセンターへ抜けるヒットでつなぎ2死1、2塁の同点のチャンス!しかし後続続かずこの回を終える。 6回裏キャプテン落合が登板、小島(雄)がマスクを被る。その落合は気迫の投球で三者凡退に!リズム良く最終回の攻撃に繋げたい。 後がなくなった愛知尾州は最終回、先頭打者は好救援の落合。本日ここまで2塁打2本と四球、そして再び四球を選び全打席出塁とするが、京葉さん伊藤投手に後続を断たれ5-4で惜敗、平成最後の春の陣は二回戦で涙を飲んだ。 結果は1点差、たかが1点、されど1点、しかし1点以上に京葉さんとの「差」は皆が感じているであろう。1点を取る執念、1点への準備、1点への気持ち、今日の敗戦で自分たちに足りないものを夏までに掴んで欲しい。 春の全国の舞台に立つことができた。今持てる力は出し切ってくれたと思う。しかしこれだけでは君たちの「目標」には届かない。 平成が終わり、新しい元号となる来週には次の大会が待っている。選手には夏の大阪で再び全国の舞台に立ち、頂点を目指すためにも、今日から切り替えて準備をしてもらいたい。(N)
【投-捕】浅井、船橋-落合 【二塁打】曽根 平成最後の全国大会が始まった、平成31年3月26日(火)AM8:30、花冷えの埼玉県営大宮公園野球場、埼玉西武ライオンズの準フランチャイズである大舞台で第49回日本少年野球春季全国大会の開幕となった。今年は来年に控える東京オリンピック・パラリンピックの影響で都内施設の改修工事等の関連でここ埼玉県の大宮公園野球場をメイン会場として埼玉県内各地の球場で熱戦が行われる、この大宮公園野球場で試合をするには愛知尾州は3つの勝利が必要、必ずここで準決勝から決勝を戦う決意で入場行進に臨む! 前年優勝の愛知県東支部の愛知豊橋ボーイズを先頭に中学部41チーム、小学部16チームの隊列が入場行進を行う、中学部19番目の行進となった愛知尾州ボーイズ 20落合 智哉(一宮市立尾西二中)主将を先頭に、1江﨑 柊斗(一宮市立奥中)、5曽根 大地(名古屋市立城山中)、6岡元 莉輝(みよし市立三好中)、7田頭 瑠生(稲沢市立稲沢西中)、9小鹿 隼翔(あま市立美和中)、14船橋 知聖(小牧市立篠岡中)、16浅井 亮賢(名古屋市立宝神中)、18和田 貴英(羽島市立羽島中央中)、21磯部 祐吉(名古屋市立守山中)、22自見 直哉(名古屋市立川名中)、27小島 雄飛(大治町立大治中)、35小島 啓輔(一宮市立浅井中)、47大津 直翔(一宮市立西成中)、51田村 圭梧(名古屋市立黄金中)、52青山 竜騎(小牧市立桃陵中)、55服部 歩夢(愛西市立佐屋中)、57藤井 航(名古屋市立日比津中)、58垣花 翔太(北名古屋市立師勝中)、69臼ヶ谷 天晴(あま市立甚目寺中)、70宮島 新(あま市立七宝中)、71渡辺 航輔(美濃加茂市立美濃加茂西中)、75内藤 侑弥(名古屋市立富田中)、88神田 要(各務原市立各務原中央中)、99原田 慎之介(名古屋市立桜山中)の選ばれし愛知尾州ナショナルチームの凛とした行進、この感激そしてこの経験を味わえるのは限られた代表チームだけ、その思いをかみしめて一歩、一歩踏みしめて行く! 開会式当日は試合なし、午前中は自由行動、全員が開幕試合の見学でバックネット裏で見つめる、開会式直後の試合は、京都嵐山ボーイズ(京都府支部)VS桐生ボーイズ(群馬県支部)の対戦、京都嵐山右腕橋本投手と桐生左腕川井投手の投手戦、7回終わってスコアレス、8回延長も決着つかず9回タイブレイク突入、3-2で桐生の逆転サヨナラ勝ち、のっけからこれぞ全国大会という試合を見せつけられ、あらためて気合いが注入された。 明けて3月27日、埼玉県春日部市の庄和球場に降り立つ愛知尾州ナイン、対戦相手は西九州支部代表の西松ボーイズ、西九州支部は佐賀県、長崎県に二県にまたがる広域の支部、西松ボーイズは佐賀県の西部の長崎県に隣接する西松浦郡にホームタウンがある、佐賀県出身の野球人といえば広島東洋カープの緒方監督、埼玉西武ライオンズの辻監督と昨年のセパ両リーグの優勝監督が思い出される、有田焼き・伊万里焼きに代表される陶器の名産地、明治前は肥前とよばれた地域である、明治維新を推し進めた中心諸藩の総称に薩長土肥というものがある、薩摩・長州・土佐・肥前の略号である、肥前鍋島家においては幕末に洋式化をすすめアームストロング砲という大砲を製造し明治維新の戊辰の戦いをくぐりぬけてきた、明治維新後も肥前佐賀出身の江藤 新平が現在にも通ずる日本の司法制度を立案したといわれている、また江戸時代中期に肥前佐賀藩にて編纂された"葉隠武士道(はがくれぶしどう)"の中にある有名な一節、”武士道と云うは死ぬことと見つけたり”があるが解釈としては、大きな目的のためには自己を捨てたところの判断こそが最良の結果を得られるという意味であるとも伝えられている。精神美を極める土壌に育まれた佐賀県のチーム、もちろん初めての対戦である、全国大会という舞台であるからこそ対戦できるこの経験を楽しんでいこう! 埼玉県春日部市の庄和球場、降り立った際には風もなく春の陽光が降り注ぐ絶好の野球日和、球場外の広場にてアップを繰り返す、試合時間が近づくにつれて愛知県から駆け付けてくれた父兄さんやチーム関係者が続々と到着、全国大会ということで誰もがはやる思いをおさえている、もちろんナインも同じ、午前7:30から始めたアップも終わり8:15に球場に移動、その練習風景を対戦相手の西松ボーイズ首脳陣がじっくりと見つめる、9:00の選手審査を元気よく済ませて攻守決めのじゃんけんで後攻が決まり9:10のシートノック、そして9:30千葉県支部審判部の唐澤主審のプレーボールの声でいよいよ試合開始となる。 先発の浅井、落合のサインにうなずいて初球を投げ込む、この立ち上がりに難しさがある、西松の先頭バッターが4球めをたたくと打球はライトの藤井へ、深めの守備が功を奏してガッチリと捕球でワンアウト、二番の左打者の打球は早い球足となりセカンド自見一歩及ばず無情にもセンター前に抜ける、ランナーを背負って三番打者の一打はレフト線へのライナー、これも深めの守備の臼ヶ谷が軽快にランニングキャッチ、四番打者の打球もライト藤井のグラブに入りスリーアウトチェンジ、ランナーを出したが浅井は上々の立ち上がりとなる、かわって愛知尾州、不動の一番内藤、西松先発の右腕の片渕投手、ガッシリした体格から投げ込まれる速球は威力充分も立ち上がりに細かなコントロールがつかないところを見極めてフォアボールで出塁、自見の打席で二度のワイルドピッチで早くもホームに生還、足でもぎとった先取点となる。その後も攻撃の手を緩めない愛知尾州、二番自見もフォアボール、三番落合背中へのデッドボール、落合も痛いがマウンドの片渕投手も西松ベンチがもっと痛い出塁となる、四番神田はここでセンター前へクリーンヒット、これでノーアウトフルベース、五番藤井のショートゴロの間に自見生還、六番渡辺三遊間タイムリーで落合生還、曽根のセカンドゴロで渡辺二塁封殺も一塁への送球がそれて藤井生還、浅井フォアボールでスチール敢行、二塁送球がそれて三塁ランナーの曽根も生還で都合5点のビッグイニングが初回から展開され、裏方に回ってくれたバット引きの青山、エルボーガードをランナーコーチに取りにゆく田頭には忙しい攻撃となった、プロでも難しいと言われる立ち上がり、全国大会という大舞台、初めての球場、対戦したことのない遠隔地の相手、他支部の審判さん、遠征宿泊等、いつもと違う要素は沢山あげられる、この試合は愛知尾州に有利に運んだがいつ逆の目にでるともかぎらない、大胆にいきすぎても慎重になりすぎてもいけない、言葉では説明できない難しさがある。 初回を終わって5-0のリード、二回表の西松の攻撃をおさえると愛知尾州に主導権がくる、この二回をショートフライ、ライトフライ、レフトライナーと浅井が三者凡退で退けて流れの潮目が愛知尾州にきた、とくにスリーアウトめのレフトライナーは誰もが抜けたと思った打球、シートノックの際から好返球をみせていた臼ヶ谷のファインプレーであったことを付けくわえておく、今度は逆に追加点がほしい愛知尾州、二回は残塁2、三回も残塁1、四回も残塁2とあと一本が出ずに無得点、四回表には西松の反撃も最少失点で切り抜け、前半終了で5-1、何とか追加点がほしいのは三塁側ベンチと応援席を含めた思いであるのは必定、さあ後半戦、その始まりの五回表に浅井が先頭にフォアボールを与えてピンチのにおいが立ち込める、続く打者は三塁正面のゴロ、曽根が捕球し早いスローイングでセカンド自見へ、丁寧に丁寧にいこうする思いとは裏腹にボールが手につかずオールセーフ、ボーイズリーグの中学部の戦いは7イニング、自チームにおいても相手チームにおいてもチャンスと言われる場合は2度あるいは3度ある、その裏返しのピンチも同じこと、この試合2度めのピンチがやってきた、犠打でランナーをすすめられ内野ゴロの間に1点を返されるがここも最少失点、5-2で終盤に向かう、六回から愛知尾州は予定どおりの継投、左腕船橋、六回セカンドゴロ、サードゴロ、サードゴロと10球で三者凡退、西松に傾きかけた流れをせき止める、さらに最終回もサードゴロ、サードゴロ、センターフライとつけいるすきを与えず見事な火消し、5-2で西松ボーイズに勝利、二年ぶりの全国大会勝利となった。 前述したが開会式そして初戦であった二回戦、よい経験になったと思う、人は、学習と経験によって成長する、本を読んだり、教師の授業を聴いたりする学習だけでは成長に限界がある。それまでとは異なる視点を得るには経験が必要となる。同世代においては支部の他チームではできない経験をさせていただいた、ここまでくることができたのは決して自分達だけではなく、たゆまぬ指導をいただいた藤川監督をはじめとした指導者スタッフ、それにも増して大きいのは普段から見守ってくれているご父兄さん、その感謝の気持ちを忘れずに戦うこと、そして今年2019年の日本少年野球連盟ボーイズリーグのスローガン「成功のカゲに恩人あり」を常に念頭に置くこと!(W)
【投-捕】浅井、小鹿、落合-落合、自見 【二塁打】渡辺 球春到来、今年もこの大会からシーズンが始まった。 1回裏東海ボーイズさんは浅井の立ち上がりを攻め、先頭打者のセンターオーバー3塁打から先取点、2回はヒットと死球の後、またまた1番打者にライトフェンス超えのスリーランホームランを浴びてしまい、4点のビハインドを背負う。 3回表、追い付きたい愛知尾州は先頭9番臼ヶ谷センター前、1番内藤セフティーバントで続き、自見のスクイズと落合、神田、藤井の3連続タイムリーで同点とする。 守っては2回より緊急登板の一年生小鹿は、バックの好守にも支えられ無失点を続ける堂々のピッチング、小鹿の好投に応えたい愛知尾州は走者を出すものの、好機にあと1本が出ず勝ち越せない。 両チームとも決め手を欠いたまま延長戦に入る。6回よりリリーフの落合は一人も走者を許さず、東海ボーイズさんの勝ち越しを許さない。 試合は2時間を超え、9回よりタイブレーク方式が採用される。1死満塁で始まる愛知尾州の攻撃は内野ゴロと3塁走者の飛び出しで得点ならず、 その裏東海ボーイズさんの攻撃は内野ゴロのエラーが失点となり、屈辱のサヨナラ負けとなる。 これまで数々の名勝負を繰り返して来た東海ボーイズさんとの一戦、さすがに大きく立ちはだかり、楽に勝たせてくれない。 これも大一番への試練として、もう一度今日の負けを振り返り、気持ちを切り替え残された時間を練習に精進してもらいたい。(N)
延長タイブレイクの死闘を制して頂点に! 渡辺(航) 守備に打撃に走塁にリリーフに 大車輪の活躍! ピンチヒッター岡元 流れを変えるクリーンヒット! 【投-捕】宮島、船橋、江崎、渡辺-落合 【二塁打】内藤、自見、藤井 秋の陽は釣瓶落とし、よく言われるフレーズである、釣瓶(つるべ)と読む、井戸から水を汲み上げる滑車のことである、その滑車の水を汲む部分が井戸に落ちる際のスピードが早いことから言われるたとえで秋の太陽が西に沈む際にあっという間に隠れてしまうことをいう、13時27分の第2試合終了、日没と球場撤収時間を鑑み、大会本部より一番目の通達として ”本来決勝戦は制限時間が2時間20分のところ2時間、さらに2時間を超えて新しいイニングに入らずタイブレイクとする。”ということである。ここ2、3日ぐっと温度が下がり冬の扉が近づいてきた、また日没時間も午後5時くらいになってきたように感ずる11月の3連休2日目、ともに支部代表となった両チーム、決勝では支部の威信をかけた戦いとなる、もう一度考えてみよう。この大会はミズノ旗争奪大会、優勝旗は一本しかない、また第一試合終了後に愛知尾州ベンチにおいて決勝戦敗戦の場合は、胴上げと祝勝会は無しとチーム通達が回る、全国出場の喜びもつかの間、気合いを気持ちをもう一度フルスロットルにせねばならない。 愛知県中央支部愛知知多ボーイズ、愛知県西支部愛知尾州ボーイズの優勝戦が14時01分プレイボール、後攻愛知尾州の先発宮島、満を持しての先発、ワンアウトからヒット、デッドボールの一・二塁から四番打者をサードゴロ、自見⇒田頭⇒神田と一点の乱れもない流れでダブルプレー、ここも全力疾走で宮島がベンチに戻る、かわって愛知尾州、愛知知多サウスポー先発投手にランナーをだすもののストレートとチェンジアップのコンビネーションにタイミング合わず無得点、早い流れの中、二回に宮島ツーアウトランナー無しからホームランをあびて愛知知多に先制点、三回さらに愛知知多に追加点、2本にヒット、デッドボールに送球ミスが重なって3点の献上、三回表終了で0-4、この追い込まれた状況下で愛知尾州の底力が発揮される、ワンアウト後ピンチヒッター岡元、高めを叩いてセンター前へクリーンヒット、ピンチランナー原田、内藤のタイムリーツーベースで原田長躯生還、自見も続いてライト前ヒット、ライト後逸で内藤生還、ワイルドピッチが二つ続いて自見労せずして生還で3-4、ランナー無しでリセットされて落合ヒット出塁、藤井高々とレフトフェンス直撃のツーベース、神田のセカンドゴロで藤井挟殺、二・三塁にランナー残り渡辺センター前へ同点タイムリー、臼ヶ谷ショート内野安打で逆転、田頭も続いてタイムリー、6点のビッグイニングで試合をひっくり返す、四回からは船橋の登板、かわりっぱなにストレートのフォアボール、苦しい投球も何とか無失点、しかし五回に愛知知多も船橋をとらえて押し出しと犠牲フライで2点、試合を振り出しに戻す、ここからはともに昨日から3試合め、厳しい投手事情、鶏ガラのスープの出汁を何度も煮詰めて出汁がでない状況、一つのアウトを丁寧にとっていくしかない状況で終盤に試合は進む、迎えた七回に大会本部より両チームベンチに二つめの通達、”2時間以内で7回終了となっても延長戦ではなくタイブレイク、さらにタイブレイクは二回まで決着つかない場合は抽選とする。ここまできた試合、抽選は避けたい。 7回表ショートから渡辺リリーフ登板、ヒットのランナー一人だすが無失点、その裏愛知尾州藤井、神田、渡辺で三者凡退、ついにタイブレイク突入、八回表愛知知多トップバッター、3ボール1ストライクからの打球は渡辺へ、先週のJRAのG1レース、マイルチャンピオンシップの三連単同様に1⇒2⇒3の最高の結果、ダブルプレーで無失点。 かわって愛知尾州、三塁ランナー藤井、二塁ランナー神田に代わってピンチランナー小島、一塁ランナー渡辺のワンアウトフルベースのシチュエーション、1点入ればサヨナラの場面、先頭臼ヶ谷残念ながらサードフライでツーアウト、ラストバッター田頭振りぬいてサードへの強いゴロが強襲ヒットとなり藤井歓喜のホームイン、6年ぶりのミズノ旗優勝の瞬間となった! 第二試合終了からのインタバルが30分、タイブレイク突入の中、疲労困憊の状態で集中力を切らさず勝利を勝ち取ってくれたナインに拍手喝采の三塁側大応援団、声も枯らしての応援が実った。試合終了後の閉会式、愛知県中央支部田畑副支部長より両チームに”感動をありがとう”のお言葉をいただく、この世代としてはアシックス旗一年生大会に続く2個めのタイトル、思い出してほしい、そのアシックス大会の閉会式においての講評で”愛知尾州は優勝して追われる立場になる。”の言葉をいただいた、その後苦しい戦績となっていたが今回の優勝でも同じことが言える、それに立ち向かうにはどうすればよいか、練習を積み重ね追ってくる相手にあきらめさせるくらいの実力を身につけることである。来年3月26日開幕の春季全国大会まで4ヶ月、愛知県西支部代表の自覚をもって過ごしていこう!(W)
浅井 5回粘投 無失点! 【投-捕】浅井(亮)、船橋-落合 【三塁打】自見、臼ケ谷、藤井 【二塁打】渡辺 愛知尾州ボーイズが愛知県西支部代表決定戦に駒を進めてきたのは5度目となる、戦績は3勝1敗、いずれも楽な試合はない、勝った試合をふりかえってみてもその苦しさはわかる。 ・2013年 3月 9日 愛知尾州 6-2 尾張 延長8回決着つかず 延長9回タイブレイクでの勝利。 ・2015年 3月 8日 愛知尾州 7-1 名古屋 点差はあるが終盤まではほぼ互角、どちらに転んでもおかしくない試合であった。 ・2017年 3月 4日 愛知尾州 7-3 愛知知多 延長8回に突き放す。 球場は、いずれも東邦ガス空見球場 今年までの東邦ガス大会においての準決勝であった、初の全国を決めた2013年は、初祖 晋太郎投手(現 中京大2年)、栗原 健投手(現 亜細亜大2年)の左右の両輪を擁して愛知尾州最強世代と今も言われている時でさえ延長戦、さらにタイブレイクまでもつれにもつれた戦いは、愛知尾州の歴史の中でも語り継がれる好勝負、苦しい試合であったからこそ勝った喜びもひとしおであった。おそらく今日の試合も簡単ではない、苦しい峠を乗り越えてこそ見たことのない風景を観ることができる。 今年は、ご存じのとおり取り巻くシチュエーションが大きく異なる、秋の開催となり球場も小牧市民球場という大舞台、勝てば二年ぶり4度目の日本少年野球春季全国大会の出場となる、相手は愛知県西支部の名門中の名門、名古屋富士ボーイズ、真紅のユニホームに歴史を感じる、現世代は一年前の愛・地球博記念アシックス旗争奪一年生大会の決勝戦、そしてジュニア時代の今年8月の岡崎市長旗大会準々決勝と二度の公式戦対戦があり、ともに勝利しているが忘れて戦う、今日の一戦だけは別物として臨まねばならない。 このミズノ大会、別ゾーンでは愛知県中央支部の代表決定戦が行われている、昨日ともに猛打で勝ち上がった愛知名港ボーイズと愛知知多ボーイズの準決勝が第一試合で行われ、経験値の差か、愛知知多ボーイズが5-1と勝利し春季全国大会出場と決勝進出を決める、愛知県西支部ゾーンの昨日の2試合は、中央支部とは違いともに僅差の勝負、二日間で3試合の強行日程、これを克服してこその栄冠である、一塁側名古屋富士ボーイズ、三塁側愛知尾州ボーイズの一戦は愛知尾州先攻で11時40分愛知県中央支部鶴見審判長のプレーボールがかかる。 先頭内藤、名古屋富士先発左腕の藤本投手に相対する、ボールカウント2ボール1ストライクからの4球目をたたく、ショートゴロで間一髪アウトだが今日も全力疾走ができている、初回一番打者から漂うこの緊張感、まるで日本シリーズ第7戦かと思わせるこの気分は、やはり全国予選代表決定戦からくる緊張感か、ここにいることを幸せだと思いプレッシャーを楽しもう!二番自見三球めをフルスイング、強い打球がレフトセンター間を転々、これも全力疾走スリーベースとなって大チャンス、三番落合の打席にキャッチャーパスボール、三塁側にわずかなファンブルであったが果敢に突っ込み先取点、自見一人でとった先制点となる、その裏先発浅井、ランナーを出すが無失点、初回の攻防は1-0、主導権を握ったが次の1点がほしいところに思わぬ形で追加点、二回表渡辺フォアボール、続く浅井ショートゴロでおあつらえむきのダブルプレー、チャンスついえたかに思えたが臼ヶ谷センターオーバーのスリーベース、これも全力疾走で三塁を陥れた、ラストバッター田頭、今大会スタメン起用が続き進境著しい一年生が振り切ってセンター前にしぶとく落とすタイムリーで1点、愛知尾州からみればチャンス逃したと思えた場面から下位打線での得点、名古屋富士からみればダブルプレーでツーアウトランナー無しから八・九番の連打での追加点、ショックを与える二回表となった、さらに三回表は絶好調自見のライト前ヒットを皮切りに渡辺の芸術的なライト線タイムリーツーベース、浅井も追い打ちで2点タイムリーで3点追加、四回表も自見にこの日3本目のヒットを足場に藤井のタイムリースリーベースで1点、四回表終了で6-0とし試合を優位に進める、しかしベンチはまだまだ緩めない、二年前のSSK大会準決勝(代表決定戦)、今も忘れることができないが愛知知多ボーイズとの一戦、二回終了7-1から逆転をゆるし全国出場を逃したことが頭をよぎる、その裏まで浅井は必死の投球、心臓の鼓動がベンチあるいはスタンドまできこえるほどの中で踏ん張って四回まで無失点、四回終了で6-0、ベンチからみてセーフティーリードではない、ドラマが起こるとすればグランド整備後の五回、残念ながら五回表愛知尾州、この試合初めての三者凡退、その裏浅井は投球イニング制限で最後のイニング、二人のランナー出すが事なきを得て名古屋富士打線に目覚めをさせない。 六回表ラストバッター田頭の三遊間ヒットを足場にツーアウト三塁から三番頼りになるキャプテン落合のタイムリーが出て7-0、コールド対象点差となる。愛知尾州継投にはいり昨日2イニング完璧の船橋登板、緊張感からワンアウトフルベースのピンチをまねくが最後はセカンドゴロ、田頭がガラス玉を扱うように丁寧に送り、ウイニングボールはファースト神田がガッチリ捕球、規定により六回コールドゲームで見事勝利!二年ぶり4回目の春季全国大会出場を決めた。点差ほどの楽な試合ではないことは明白、ワンプレーで流れがかわる野球の怖さを封じ込めた戦いであった。現三年生の悔しい思いに加えて全国初出場までに涙した多くの先輩方の思いを背負い結果を残してくれた選手諸君に敬意を表する。 下馬評という言葉があることをご存知の方も多いと思われる、その昔、お殿様が馬から下馬する場所で近習の者たちの噂話をすることからでた言葉である、全く責任のない方たちの予想ということで現在では使われることが多い、今回の大会において、愛知県西支部は、愛知尾州であるという声が圧倒的に多かった、今年夏のSSK大会においてもそのような状況だったと記憶する、しかし結果は二回戦敗退、下馬評というのは、それまでの実績から言われることが多く、決してそれだけで測れないものがある、中央競馬を見ていれば一目瞭然、一番人気と二番人気で決着するレースなどほとんどない。大会までの調整具合、ケガ人等、表にはでない情報のほうが多い、その本質はベンチの中にしかない、5年前に初めて全国出場してから練習試合の対戦相手にも恵まれるようになってきたが毎年選手がかわることは必定で全国に行くことができた年も行くことができなかった年もある、その中で今年のように短い期間にチーム力をアップしてくれた藤川監督はじめ指導者に皆さんには頭が下がる思いでいっぱいです。ありがとうございました。また支え続けてくれたご父兄さん、本当におめでとうございます、皆さんのご子息は確かな足跡を残してくれました、来年の春、関東で大暴れしましょう! もう1試合、6年ぶりのミズノ旗を新生愛知県西支部にもたらす戦いを制してこそ価値ある一日となる。(W)
内藤 値千金、勝ち越しツーランホームラン! 【投-捕】浅井(亮)、船橋-落合 【本塁打】内藤 【二塁打】内藤、田頭 一、二回戦とコ-ルドで勝ち上がって来た愛知尾州レギュラーチーム、三回戦は普段練習試合等で慣れ親しんだ森林公園第一野球場にやって来た。やや肌寒いが快晴で紅葉の映える中、12時20分プレイボールがかかる。 先手を取りたい愛知尾州は3回裏の攻撃、ヒットで出たキャプテン落合を、四球とエンドランで2、3塁とした後、6番渡辺(航)のセンター前タイムリーで先制する。追加点のチャンスであったがスクイズ失敗。悪い流れを守りに持ち込みたくないところである。 ミスの後はやはりピンチを迎える。4回表、ここまで無失点に抑えてきた浅井(亮)であったが名古屋北東ボーイズさんの打線が黙っていない。内野にエラーが続き、四球とヒットを絡めあっさり逆転を許してしまう。 流れを変えたい愛知尾州はその裏の攻撃、死球で出た臼ヶ谷を田頭がきっちり送り1死2塁、1番内藤の放った投手フライがエラーを誘い1死1、2塁、臼ヶ谷、内藤盗塁で2、3塁とし2番自見の内野ゴロもまたまたエラーを誘い同点!不思議なものでエラーは敵チームまで伝染するのか? 振り出しに戻した愛知尾州は6回、1死から田頭が左中間2塁打でチャンスメイク!元気印の1番内藤が振り抜いた打球はこれまた左中間真っ二つに破る当たり!内藤快足を飛ばしてそのままランニングホームランとなり喉から手が出るほど欲しかった勝ち越し点をもぎ取る! 2点の勝ち越しに成功した愛知尾州は最終回、6回からリリーフ登板したサウスポー船橋が小気味良いピッチングで三振と内野ゴロふたつで締めゲームセット!最終日進出を決めるとともに春の全国大会出場に王手をかけた! プレッシャーのかかるなか、やはり楽な展開ではなかった。中軸にも一本が出ずなかなか追加点が取れないゲームではあったが、二人の投手を中心に我慢強く守り抜いた好ゲームであった。明日の全国の切符を懸けて戦う相手は、これまで幾度となく名勝負を繰り返してきた名古屋富士ボーイズさん。楽に勝たせてくれない相手であることはもちろんであるが、カッコ悪くても泥臭くても、明日の準決勝に勝利して何としても全国行きの切符を掴み取って欲しい。2年ぶりの大田スタジアムに立つことを願い、明日の小牧市民球場で全てを懸けよう!(N)
浅井 前日の汚名返上 コールドながら完封勝利! 貴重な追加点 藤井四番の仕事 ツーランホームラン! 【投-捕】浅井(亮)-落合 【本塁打】藤井 【三塁打】自見 【二塁打】落合、渡辺(航)、浅井(亮) 初戦快勝の愛知尾州レギュラーチーム、今日は名古屋北東ボーイズさん専用の八草グランドに降り立つ、第一試合は昨日尾張ボーイズをくだして勢いに乗る名古屋旭丘ボーイズと名古屋北東ボーイズの試合、前半の投手戦からうってかわって終盤ビッグイニングをつくった名古屋北東ボーイズが12-1と圧勝で11/23(祝金)の準々決勝に駒をすすめた、その対戦相手を決める第二試合、一塁側愛知江南ボーイズとの対戦、週初めの天気予報とうってかわって晴天の八草グランド、やはり良い天候のもとで試合をしたいという選手、父兄さん、指導者、大会関係者の気持ちが通じたと思いたい。 今日の第二試合、愛知江南ボーイズVS愛知尾州ボーイズの二回戦が12時40分プレーボール!落合キャプテン試合前ジャンケンに勝って先攻、愛知江南先発サウスポーのサイドハンド野中投手に挑む、先頭内藤果敢に初球を叩くがライトへのフライ、好球必打!それでよし!昨日の試合ではファーストストライクをなぜか見逃す傾向にあり心配されたが結果は別として積極性がみられた、二番自見も二球目をひっぱりサードライナー、三番落合粘ったがスイングアウトの三振、三人で終わったが内容は昨日とは段違いの初回の攻撃となった、先発は昨日途中降板の浅井、一番打者をショートゴロに打ち取るが二番打者にセンター前にクリーンヒット、フォアボールより打たれるほうが納得がいく、スチールと三番打者のセカンドゴロでツーアウト三塁のピンチ、四番打者のピッチャーへの打球、飛び上がって好捕、ライナーアウトで無失点、初回の攻防はイーブン、二回に一つの転機、先頭四番の藤井、ぼてぼてのサードゴロ、全力疾走で間一髪のアウト、これがジャブのように後々効いてくる、ツーアウトから渡辺フォアボールで初めてのランナー、変則左腕のけん制球を確認、これも後々に活きる出塁となったが後続なく無得点、その裏浅井もヒットのランナーを出すが落合キャノンに防がれて無失点、互角の両軍、二回終了で0-0と早いテンポで試合が進む。 三回に一気に試合に動きがでる、先頭固さのほぐれない臼ヶ谷、変化球にタイミング合わずスイングアウト、後逸のキャッチャーを横目に一塁に全力疾走、送球をファースト落球で命拾いでノーアウト一塁、送りバントの田頭、これまたファーストがキャンバスから足が離れてセーフで一・二塁、先頭戻って内藤のセーフティ気味の送りバントも内野安打となりノーアウトフルベースのビッグチャンス、ここでバントの名手自見にスクイズ、成功し愛知尾州に先制点、この場面においても一塁への全力疾走で間一髪のアウト!愛知江南守備陣にプレッシャーを与え続ける。さらに落合、高々とセンターへの犠牲フライ、2点めが入るがこの時に反省すべきプレーが生まれる、三塁ランナー田頭当然ホームに走るが二塁ランナー内藤も三塁へタッチアップ、センターからの中継の送球が三塁へ転送されサードの後逸がなければセーフ・アウトは微妙なタイミング、もしアウトであれば2点めの得点は入ったかどうか、もう一度よく考えてみよう。ツーアウトとなって四番藤井、ここは一発狙ってよい場面、高めを強振、打球はレフトフェンスを越えての貴重な貴重な追加点、4点がスコアボードに記録される。援護点を受けた浅井にも気合いが入る、下位打線の八番、九番を連続三振、ツーアウトからヒット出塁ゆるすが無失点、迎えた四回打線がつながる、臼ヶ谷、田頭凡退のツーアウトランナー無しから内藤フォアボール、自見ライト線へのタイムリースリーベース、落合レフトオーバータイムリーツーベース、藤井フォアボール、神田三遊間タイムリーヒット、渡辺技ありライト線タイムリーツーベース、浅井もレフト線へ2点タイムリーツーベース、フォアボール二つを挟んで5連打、6人連続得点で都合10得点、コールド対象となる見事な4回表の攻撃となった。最後浅井がその裏三者凡退に打ち取って10-0となりコールドゲーム成立、11/23(祝金)の準々決勝進出となった。 この試合、相手守備陣のミスにつけこんで先制した形となったが、それを誘発したのは誰もができる全力疾走、これに尽きる。忘れずに今後も続けてほしい!今日の選手の入り方は合格点、しかしこれが当たり前にできるようにすることである、土曜日だから、第一試合だから、遠征だからというの理由にならない!おかげさまで来週進出となった、帯同していただいている父兄さんの応援が間違いなく選手の背中を押してくれている、勝つことで喜んでいただけるお顔を拝見できることが大変うれしいことである、父兄さんにおいても、またチーム関係者においても一喜一憂することがある、なぜスポーツは野球は面白いのか、これほど熱くさせてくれるのか、野球のシーンからドラマが見えてくることがある、そのシーンは野球選手にだけ特別にみえてくるものではなく、広く人間に共通するドラマがみえてくることがある、いつのまにか野球を見ていて人間を見ていることになる、筋書きの無いドラマ、勝っても負けても野球は面白い、勝てば自信につながるが鍛えられることはない、負ければ苦難を与えられるが強靭な精神力に鍛えてくれる、来週いよいよ全国代表が決まる、その場にいられるように一週間みつめなおして臨んでいこう!(W)
【投-捕】浅井(亮)、宮島、船橋-落合 【本塁打】落合 【三塁打】渡辺(航) 【二塁打】内藤、落合、渡辺(航)、神田 平成最後のミズノ大会は、来年3月に行われる春季全国大会支部予選を今年より兼ねることになった、今年度より春季全国大会の代表を小・中学部ともに年内に決めることになった愛知県西支部と愛知県中央支部、今までの流れとは違うため、どこのチームにおいても調整方法が変わる、難しい秋となった。昨年までの一冬越した成長の度合いを測る東邦ガス大会での代表決定戦から新チーム結成から二ヶ月での代表決定戦、この結果で代表決定チーム以外の支部の14チームは、来年夏の全国予選に舵をきることになる、冬練の厳しさが増すことになる、いや代表となったチームにおいても冬の鍛錬に一層の上積みある! 会場となったアポロン球場、第一試合は、初回の先制攻撃から逃げ切りの名古屋旭丘ボーイズ、第二試合は地力の勝る愛知江南ボーイズが勝利、ともに規定の二時間たっぷりの熱戦となった。第三試合いよいよ愛知尾州の出陣、13時36分に稲沢中央ボーイズ先攻でプレーボール、先発浅井初回の立ち上がりは、フォアボール、奪三振ともに2個と緊張感たっぷりではあったが何とか無失点、その裏内藤、自見とレフトフライ、サードライナーのツーアウトランナー無しから三番落合、二球目を叩くとアポロン球場の深いレフトセンター間を破る打球、走って走ってランニングホームラン、ほしかった先制点が愛知尾州に記録される、二回は浅井が三者凡退、落ち着いたかなと思われた三回に思わぬ落とし穴、ワンアウトからフォアボール、ツーアウトをとってからクリーンアップを迎え連打でフルベースのピンチ、五番打者に粘られ痛恨の押し出しフォアボール、さらに六番打者に三遊間を破られ試合をひっくり返される、ここでベンチは早くも宮島の投入、きつい場面でのリリーフが公式戦では続く、制球力の良さと向かってゆく気持ちの強さにかけたベンチの思いに応えて二球でサードフライに抑えて淡々とマウンドを降りてベンチに戻る、その裏愛知尾州も反発する、ツーアウトランナー無しから自見のエラー出塁に端を発して落合、藤井の連続フォアボールのフルベースから神田の強いあたりのピッチャーゴロは投手のグラブを大きくはじく強襲ヒットがタイムリーとなってまず同点、続く渡辺センター左へのタイムリーで落合、二塁ランナー藤井も還って再逆転、ようやく愛知尾州に試合の主導権が転がり込んでくる。リードをもらった宮島の投球がさえる、四回三者凡退、五回は味方エラーから1失点もきっちり抑える、五回裏先頭落合の稲沢中央レフトに寄ったシフトの逆をつくライトへのヒット、スキをついて好走塁で二塁を陥れてノーアウト二塁のチャンスメイク、ここも神田、渡辺の連打とピンチヒッター岡元の内野ゴロで追加点、五回終了で8-3とリードを拡げる、六回三番手船橋の登板、先頭打者にストレートのフォアボール、点はとられなかったもののこれはいだだけない、勝ち上がっていけば相手レベルはあがることになり無失点ではすまないことを肝に銘じてほしい。その裏、この試合三度目の神田、渡辺の連続タイムリーでピンチランナー原田がホームを踏んで10-3、コールドゲーム成立、翌日の二回戦進出となった。 このチームの特長である土曜日のゲームへのはいりの悪さ、球場入りしてからの指導者からの指示への反応がイマイチ、結果としては勝ったが内容は前述したようにほめられるものではない、まだまだすきだらけで明日の二回戦、勝てば来週11/23(祝金)、25(土)の二日間で3試合の強行日程、もう一度自分の行動を振り返り、見直すこと、人間一年365日、一日24時間ずっと絶好調の人はいない、悪い時にこそ真価が問われる、神様に試されていると思い、次に臨んでほしい。(W)
【投-捕】浅井、宮島、江﨑、船橋-落合 【本塁打】落合 【二塁打】内藤 秋も深まり、あの暑かった夏はどこへいったのかと思う日々である、今日は11月3日文化の日、国民の祝日として昭和23年(西暦1948年)から制定されている、それ以前は明治天皇の誕生日として明治節として祝日となっていた、今年は数えて明治150年となる節目の年である、大河ドラマ “西郷どん ”が活躍していた激動の時代から150年、気が 遠くなるようだが明治維新があり日本が近代国家の仲間入りをし開国となったからこそベースボールが日本に輸入され、今の日本野球がある、平和で野球にいそしむことができることに感謝である。 晴天のもと、早朝の集合で西濃ボーイズさん専用球場に向かう、高速道路走行中の車窓から西に伊吹山、頂上付近にはわずかながら白い冠雪が肉眼でもとらえられる、冬に一歩ずつ近づいていることを実感する、そのふもとにある盆地が関ケ原、418年前に天下分け目の合戦が行われた地、この大垣という地に来て再認識させられたが北の方角からは中山道、東の方角からは東海道と、そして南へくだれば養老から伊勢路へと、古くから交通の要所であることがよくわかった、雨で一日順延となったが今日と明日で中日本の秋のチャンピオンが決まる、今日が二回戦から準々決勝、明日が準決勝から決勝と優勝するには二日間で4試合、大変厳しいスケジュールではあるがここを踏ん張り勝ち抜くことが要求される。充分にアップ時間をいただいてJR東海道線の往来をみながら8:59愛知尾州先攻でプレーボール! 早速西濃先発本格派右腕井上投手の立ち上がりを攻める、先頭内藤見極めてフルカウントからフォアボール、バックネットまでのわずかな距離ではあるがパスボールで二塁進塁、自見今日も決めてくれた、送りバントでワンアウト三塁のチャンスに三番落合が二球目の真っ直ぐをジャストミート、打球は高々とレフトフェンスを越えて先制のツーランホームラン、幸先よく2点がスコアボードに記録される、その裏先発浅井、先頭打者にセンター前ヒットをあびてツーアウト一・二塁のピンチをまねくが踏ん張って無失点、二回愛知尾州に追加点、渡辺、臼ヶ谷のヒットでツーアウト一・三塁のチャンスから内藤のライト・センター間深々と破るスリーベースで渡辺に続いて臼ヶ谷も長駆好走塁でホームイン、前打者田頭のバント失敗を帳消しにする一打、誰かがミスしても他の選手がカバーしてゆく、これが信頼関係の構築につながる、そんな二回表の攻撃であった。浅井はランナーゆるすが二回も無失点、三回に愛知尾州ノーアウト一・二塁のさらなる追加得点のチャンスを逸するとその裏、ノーアウト二・三塁の大ピンチ、ここを最少失点の1点で切り抜けて序盤三回を終わって4-1、愛知尾州が主導権を握りながら後半戦に向かう。 次の1点がどちらに入るか四回表、先頭臼ヶ谷がストレートのフォアボール、今大会二戦めとなるが先頭打者の出塁が目立つ、また得点に結びつている、続く田頭送りバントが投手前でエラーとなる、さらに内藤の送りバントがフィルダースチョイスでノーアウトフルベース、自見のセカンドゴロで1点、落合サードゴロ、藤井センターフライと後が続かず1点どまり、取られたら取り返す5-1とする、しかし五回裏から西濃ボーイズの逆襲、ワンアウト後からフォアボールの後に4連打、瞬く間にリードは1点に縮まる、ベンチはここで浅井をあきらめ宮島の投入、押せ押せムードの西濃ペースの雰囲気の中、宮島がワンアウト一・二塁のピンチでショートゴロに打ち取って渡辺-田頭-神田と渡ってダブルプレー、ひとまずピンチをしのぐ、きつい場面でのリリーフ宮島、よく踏ん張った。 六回表先頭臼ヶ谷背中にデッドボール、あたった臼ヶ谷も痛いが西濃にとっても痛い出塁、田頭送りバント、ワイルドピッチで臼ヶ谷三塁進塁、内藤選んでフォアボール、パスボールでワンアウト二・三塁からバントの名手自見の場面でスクイズの敢行、臼ヶ谷ホームインそして内藤も駿足とばしてホームを狙うがわずかに及ばずタッチアウト、1点におわり再び6-4と突き放す。しかし二枚腰の西濃、六回裏宮島から江﨑そして船橋とつなぐ愛知尾州の継投の中、同点に追いつき最終回へ、藤井のフォアボール出塁でチャンスをつくるものの無得点、その裏抑えればタイブレイクというところ、先頭スリーベース、タイムリーとつながれ万事休す、サヨナラで6-7、中日スポーツ杯中日本ブロック選抜大会は残念ながらベスト16で敗退となった。 この試合、まさに力負け、大きなミス、勝負どころでのミスがあったわけではない、リードを守ろうとする消極的なプレーがあったわけではない、相手専用球場ということで多少のアドバンテージが西濃にあったかもしれないが打ち負けていた。厳しい結果となったが受け入れることが必要、11月17日開幕の春季全国大会支部予選にどういった形でこの敗戦をつなげてゆくのか。あと二週間で結果はでる。(W)
自見 3犠打 つないで勝利に貢献! 内藤 4の4 神田 4の3 猛打でけん引! 【投-捕】浅井、船橋-落合 【二塁打】落合、浅井、内藤 5月に福井県支部主管で行われる中日本大会は讀賣杯、この秋の10月に岐阜県支部主管で行われる中日本ブロック選抜大会は中日スポーツ杯とそれぞれのスポンサーが後援として日本少年野球連盟本部主催の大会として全国大会の次に位置する中日本ブロックのボーイズリーガーにとっては大きな大会である。新チームになったばかりの最初の大会が地区予選を兼ねる大会となり厳しい予選を勝ち抜いた32チームが秋の中日本ブロックチャンピオンをかけて今日から戦うことになる、あいにくの雨、みずほ市役所での開会式後に秋の味覚の柿で有名な岐阜県大野町の大野レインボースタジアムへの移動、グランド担当の岐阜西ボーイズさんのナインが黙々と水取り作業、こうして多くの方が試合を行うために汗を流していただいていることをわかってほしい。対戦相手は昨年一回戦でも対戦し苦杯をなめた三重県支部の桑員ボーイズさん、愛知尾州ナインより一足早く到着、去年の借りは必ず返す! 急速に回復した天候に13:06にプレーボール!先攻愛知尾州、早速トップバッター内藤が追い込まれながらもショートへの内野安打で出塁、二番自見がすかさず初球を送りバントで内藤進塁、初球にきっちりときめることで攻撃にリズムができる、三番落合強いあたりのショートゴロもひるまず内藤三塁へ、このチャンスに四番藤井変化球にスイングアウトの三振、ここは無得点、その裏先発浅井簡単にツーアウトをとるもののヒット、フォアボール、ヒットとフルベースのピンチ、なんとか踏ん張って六番打者をセンターフライに打ち取って事なきを得る。初回の攻防はイーブンで立ち上がる。 二回はともに無得点、三回に試合が動く、先頭のラストバッター田頭、背中へのデッドボール出塁、スチールの後に内藤のセーフティバントヒットで一・三塁、ここで自見二球目にスクイズで田頭ホームイン、さらに内藤好走塁で三塁を陥れ、おせおせの場面に落合のレフトセンター間タイムリーツーベース、ツーアウト後神田のセンター前タイムリーがとびだして都合3点の先取となる。点がはいれば試合は動くもの、その裏桑員も先頭打者の高く上がったショートへのフライがポテンヒットとなりツーアウトまでこぎつけるがランナー三塁の場面でセンターに抜けようかという打球にショート渡辺追いつくがファースト送球が出来ず1点を返される、続く打者の打球はセンターへの浅いあたり臼ヶ谷懸命のダッシュ、グラブの先に納めて最少失点で守りきる。三回終了で3-1、試合の行方はまだまだわからない。 四回、先頭浅井の一打は大野レインボースタジアムレフトフェンス直撃のツーベース、ツーアウトとなるが好調内藤がレフトセンター間へのタイムリーツーベースで浅井生還、取られた後に取り返す貴重な追加点となった、さらに五回は渡辺のスクイズ、六回は落合のセンターへの犠牲フライ、七回は臼ヶ谷のスクイズと小刻みに追加し7-1、六回七回と二番手船橋、フォアボール2個とコントロールに難があったが無失点に抑えて、中日本ブロック選抜大会二年ぶりの勝利で来週11/3の二回戦ベスト16に進出となった。 この試合ふりかえってみると愛知尾州打線は初回から六回まで先頭打者が出塁し、桑員守備陣にプレッシャーを与えていたし二番自見の犠打が内藤の出塁を活かしてくれる、守備陣ではキャッチャー落合のイニング合間の二塁送球は桑員ベンチ盗塁の企画を阻止し、変化球をそらさない身体をはったキャッチング、ショート渡辺の再三の好守備、セカンド田頭も桑員の強い打球をさばき、センターの臼ヶ谷の広い守備範囲とセンターラインの守りが失点を防いだといっても過言ではない守りの勝利であった。この中日本ブロック選抜大会も楽しみではあるがその後に控える春季全国大会支部予選に期待がかかる。(W)
渡辺、内藤、田頭 マルチヒット! 【投-捕】浅井、船橋-落合 【二塁打】田頭、渡辺 新チームの船出はいつも厳しいものである。大会初戦、緊張の立ち上がりを失点から始まった愛知尾州。1点ビハインドの三回裏の攻撃、1死から1年生田頭が内野安打で出塁、1番内藤粘って四球、臼ヶ谷サード前へ絶妙なセーフティバンドで1死満塁とし、押し出しとワイルドピッチ2つ、4番落合の犠飛などで4点とゲームをひっくり返す。 5回裏にも藤井の2点タイムリーが飛び出し、瀬戸ボーイズさんを突き放す。なおも6回裏、レフトオーバー2塁打で田頭が出塁、1番内藤のセーフティバントがエラー誘い、3番渡辺の右中間へタイムリー2塁打、仕上げは6番神田のタイムリーでこれが10点目となる。 投げては浅井、船橋が3失点に抑え、結果コールドゲームとなり新チームの大会初戦をコールドで飾った!(N)
【投-捕】浅井、船橋、曽根-落合 今大会で3回目を迎えた岡崎市長旗大会は、愛知県内のチームだけではなく他の地域からも多くの参加があった、その中で1チームのみが最終日進出となった、そのチームである東京城南ボーイズが決勝進出をかけた相手となる。ボーイズリーグ東日本ブロック東京都東支部の名門チーム、先ごろ行われた全国選手権大会にもレギュラーチームが出場しベスト8、またU-15の日本代表、ボーイズリーグ世界大会にもそれぞれ1名が選出されるなど輝かしい実績をバックに、この大会に参戦し一回戦8-1岡崎葵(愛知県東)、二回戦8-1敦賀(福井県)、準々決勝10-3東名古屋(愛知県中央)と3試合連続のコールドゲームで勝ち上がってきた、関東それも東京都のチームと試合をすることなどは皆無、胸を借りるつもりで戦おう! 先攻愛知尾州、先制点が欲しいところ、先週好調の一・二番の内藤、臼ヶ谷が二者凡退、渡辺ラッキーな内野安打出塁も落合三振で無得点、コントロール重視の東京城南中村投手に抑えられる、かわって愛知尾州先発浅井、先頭打者から振り回してくる上位打線に三者連続三振、早いテンポで初回が終わる、二回に愛知尾州にチャンス、ワンアウト後に神田センター前、藤井レフト前、浅井ライト前へと鮮やかに三連打、ランナーを背負うことで真っ直ぐ主体の中村投手の配球を読み、まさに好球必打の攻撃となった、しかし自見のあたりはショート真正面へのライナーで二塁ランナー藤井が帰塁できずダブルプレーで無得点、惜しいチャンスを逃す。 二回裏浅井も三者凡退と快調、三回表愛知尾州も先頭からの攻撃も三者凡退、その裏東京城南にチャンス、先頭打者のライト線へのスリーベースでノーアウト三塁、1点覚悟の守り、三振、セカンドゴロで自見がランナーを追い込んでツーアウト、センターフライでスリーアウト、無失点で切りぬけてともにチャンスをものにできず三回終了0-0、互角の勝負は後半戦に突入する。 四回表、ツーアウトから神田の二本目のヒットがでるが後続を断たれ無得点、その裏浅井が乱調、先頭打者からのフォアボール、ツーベース、フォアボールのフルベースからワンアウト後にワイルドピッチでまず1点を与え、内野ゴロで追加点、代わった船橋もタイムリーをあびて、この回3失点と試合が動く。取り返したい愛知尾州、下位打線からの攻撃で足をからめてダブルスチールで1点を返して1-3とする。しかし五回裏にも東京城南に犠牲フライで1-4、点が入ると止まらない流れ、六回表から東京城南継投に入る、二番手今井投手の登板、ノーアウトから渡辺、落合の連打、曽根の送りバントで二・三塁、好調神田に期待もセンター前に抜けようとするあたりもセカンド好捕、1点は返したがそこまで、最終回も三者凡退で万事休す、三連覇をかけた岡崎市長旗大会、ベスト4で敗退となった。 Thinking Baseballという言葉を聞いたことがあるかと思う、直訳すれば「考える野球」となる。攻めていても守っていても次の一球、次のプレーでフライ、ライナー、ゴロであった場合を考える、また相手守備位置を確認する、これはグランドに出ているプレーヤーだけではない、コーチもベンチにいる選手もしかりである、今日の試合の中で反省すべき材料は多くある、野球は、打つ、走る、投げるだけではないことを思い知らされた試合であった。(W)
渡辺、勝ち越しタイムリー! 浅井-曽根の1失点リレー! 【投-捕】浅井、曽根-落合 【二塁打】藤井、落合 第一試合の終了が13:20、本来であれば40分のインタバルで第三試合開始というところで、この酷暑から、また日没時間にも充分に時間があることから1時間空けての開始という通達が大会本部より回る、下馬評の高かった愛知県中央支部の東海、愛知名港に連勝、今度は同一支部、愛知県西支部の名古屋富士ボーイズさんとの対戦、この世代では昨年平成29年11月12日のアシックス大会決勝以来の公式戦対決、その時は5-4で辛くも逃げ切り優勝の栄冠を勝ち取ったが今度はどうか!ともに1試合を戦い、消耗も激しいが最終日進出に向けて互いに負けられない一戦が14:20にプレーボールがかかる! 落合キャプテン、試合前じゃんけんに勝って後攻を選択、先発は昨日から連投の浅井、今日は規定により4イニングのみ初回からエンジン全開、名古屋富士打線にストレート主体で見逃し、空振り、空振りと三者連続三振でベンチに戻る、かわって愛知尾州打線、内藤、臼ヶ谷と初球から果敢にいくがフライを打ち上げて凡退、うまくタイミングを外されたか、渡辺もレフトへのファウルフライでこちらも三者凡退、互いにあっさりと終わった初回となった。 二回も浅井は三者凡退、その裏愛知尾州、先頭落合フォアボール、曽根のショートゴロで二塁進塁も神田、藤井と変化球を振らされて無得点、三回に名古屋富士に先制点、先頭の七番打者の初球、甘くはいってライト・センター間へのエンタイトルツーベース、ランナーを背負いコントロールが乱れて二つのフォアボールからフルベースでスクイズを決められて1点の献上、最少失点で切り抜けたが、この試合も追う展開となる。折り返しの四回裏打ちあぐねていた打線がつながる、ツーアウト二塁から神田が同点のセンター前タイムリー、前打席で空振りの変化球を見極めてのタイムリーは価値がある。 四回終わって1-1のイーブン、給水タイムとグランド整備、審判さんにも充分に休憩をとっていただき、仕切り直し、ここで投手交代曽根の登板、二塁に田頭、三塁に自見と守りも変更、先頭にヒットをあびるが踏ん張って無失点、その裏先頭自見が空振り三振も振り逃げで一塁へ内藤の送りバントなどからツーアウト三塁のチャンスに期待の渡辺、強い打球がサードへ強襲ヒットとなり自見生還で試合がひっくりかえる、さらに落合のセンターオーバータイムリーツーベースで渡辺長躯生還、2点の差をつけて五回が終わる。 六回、七回、曽根ランナーを背負うが最後はショートへのゴロでダブルプレーで試合終了、連続の逆転勝ちで来週の8/11の岡崎市民球場準決勝進出となった。 相手とも暑さとも戦った今日の2試合、よく踏ん張った。切らさなかった集中力を野球の神様は見てくれていてご褒美をくれたように感じる。ここまで3試合戦って、来週の準決勝・決勝につなぐことになったがやはり今は、公式戦を一つでも多く経験することが大事である、勝たないと次にいけないトーナメント戦、レギュラーチームまであと一か月を切り、最後の大会となる、スタメンに出場するナイン、ベンチで控えとなった選手、試合の中ではピンチヒッター、ピンチランナー、リリーフ、守備固めまたランナーコーチ、バット引き、エルボーガードをランナーコーチまで取りに行くことなどスコアに表れない役割もある、その準備をいかにしてゆくかを試されている期間とも言える。試合に、一球一球に集中し次の事を考える、そして自主的に行動する、勝って優勝することももちろんうれしいことである、当面の大きな目標は、今年より制度が変更となった来年の春季全国大会支部予選が11月に始まる、三ヵ月先とはいえあっと言う間に来る!その準備のため今があるということを忘れずにこの一週間すごしてみよう!(W)
江﨑-塩瀬-船橋 安定の2失点リレー! 【投-捕】江﨑、塩瀬、船橋-落合 【二塁打】藤井、塩瀬、内藤 平成最後の夏は、猛暑いや酷暑として長く記憶されることになるかもしれない、35℃を超える日が7月中旬から続き、高温は災害であると発表もされた、日中の運動についても多くの制約がつく夏となった、あと一か月でレギュラーチームとなる愛知尾州ジュニアチーム、昨日の東海ボーイズ戦を勝ち上がり、ここ三州ボーイズ専用球場に場所を移して来週の最終日進出をかけて戦う、今から4年前の平成26年7月12日、岡崎市長旗大会の前身である愛知県知事旗争奪ジュニア大会において、本日から開幕した第100回全国高校野球選手権大会の西愛知代表の愛工大名電高校所属の永井 翔主将に率いられた愛知尾州ジュニアが見事に優勝を決めた縁起の良い球場である。三回戦の相手は、愛知県中央支部の愛知名港ボーイズ、本日は緑色を基調としたセカンドユニホーム、いつもと違うと感じたのは筆者以外にも多くみえるかと思う。 第一試合は、愛知県西支部同士の一戦、名古屋富士ボーイズが愛知長久手ボーイズをコールドで下し午後からの準々決勝に進出、その相手を決める対戦が海風の影響で尾張地域より幾分か涼しく思える11:10にプレーボール! 先攻愛知尾州、愛知名港サウスポー西川投手の丁寧な投球に内藤、臼ヶ谷、渡辺がそろってセカンドゴロで三者凡退、かわって愛知尾州先発長身の江﨑、緊張の投球も一番打者をフルカウントからのセカンドゴロ、二番打者をフォアボール、三番打者をライトフライのツーアウト一塁からファーストランナーがスチールを敢行、キャッチャー落合あわてずに二塁送球もゆっくり間に合ってスリーアウト、愛知名港の攻撃の選択肢をせばめる送球であった。初回は両軍無得点、互角の立ち上がりとなる。 先制点は、愛知名港に、二回ワンアウトから連打にパスボールに二・三塁からタイムリーヒット、中継の送球が乱れて二者生還で2点をゆるす。 三回表、先頭江﨑のヒットのチャンスにダブルプレー、愛知名港併殺網にひっかかり後続もなく無得点、その裏に今度はピンチ到来、ヒット、送りバント、フォアボール二つでツーアウトフルベース、ここで追加点が入れば勝負の流れは大きく愛知名港の傾くところで、サードへの痛烈な打球を曽根がさばいてベースを踏んでピンチ脱出、なんとか試合を壊さず中盤に向かう。 四回ようやく愛知尾州藤井にタイ ムリーが出て1-2、その裏愛知尾州ベンチは二番手塩瀬の投入、三者凡退も二つめのアウトはセンター臼ヶ谷のファインプレー、大いにベンチも応援席も盛り上がり反撃に期待の持てる塩瀬の攻めの投球であった。 五回、先頭塩瀬のライトオーバーエンタイトルツーベース、内藤の送りバントが内野安打となり一・三塁、すかさず内藤スチールの二・三塁から臼ヶ谷のバットが一閃、レフト前への逆転タイムリー、渡辺送りバントでつないで曽根のタイムリー内野安打で4-2と試合をひっくり返す、その裏三人目の船橋が登板、テンポよく腕がよく振れ緩急がさえる、三者凡退、流れを相手に渡さない、愛知尾州さらに追加点が六回内藤タイムリー、七回落合タイムリーと続いて6-2、最終回まで船橋がノーヒットで無得点で抑えて逆転勝ち、午後からの三回戦に進出となった。 今大会から二回終了時、四回終了時(グランド整備もあり)、六回終了時と都合三回の給水タイムがとられることになった、むろん暑さ対策である、大会本部の英断ともいえる、特にジャッジを担当していただいている審判さんは激務である、また応援していただいているご父兄さんにおいても、暑い時期ではあるが熱中症にならないよう、この夏を乗り切っていただきたい。(W)
浅井 6回1失点の好投! 【投-捕】浅井、曽根、落合-落合、自見 【本塁打】内藤 【二塁打】臼ヶ谷 今日は岡崎の花火大会。昨年の今頃は、暑い尾州グランドで先輩達の試合速報を見ながら汗と泥にまみれ練習の日々。今日は、胸に尾州の真っ白なユニホームに袖を通し、第3回岡崎市長旗争奪大会に、ふたつの愛知尾州の名が書かれた優勝ペナントを結んだ優勝旗を持ち岡崎市民球場を入場行進、自然と背筋も伸びる。 開会式を終え、岡崎中央ボーイズの額田グラウンドへ移動。練習試合で訪れたグラウンドも大会となるとどこか景色も違う。異常な夏の暑さの中、前の試合を観戦しながらのスタンバイ、2時間の待機はいつになく長く感じる。流れる汗とともに、集中力も継続することが難しい。前の試合、乱打戦を東海ボーイズが勝利し対戦相手が決まる。 試合前のノックも暑さで硬く固まったグランドに集中力を欠くプレー、声も弱々しい。公式戦としての緊張感が感じられない。しかし、試合は待ってくれない。東海ボーイズ先行で試合開始。先発のマウンドには、浅井。先頭の左バッターに、三遊間深いところにミートされる、ショート渡辺が逆シングルで抑えるも内野安打を許す。公式戦の緊張感が暑さを忘れさせる。試合開始が落ち着く前に2番バッターに1、2塁間へ運ばれる。しかし、神田が横っ飛びで一死を取り、試合を落ち着ける。その後の打者を浅井が抑え、無失点で大切な初回の相手攻撃を抑える。 愛知尾州の攻撃は先頭内藤、3ボール1ストライクからの4球目の高めの球を叩くとレフトフェンスの先にボールは消える。内藤らしい思い切りの良いスイングで、先頭打者ホームランにより愛知尾州に先制点をもたらす。その後も臼ヶ谷がレフト前ヒット、渡辺が四球を選びチャンスメイクするも、落合、曽根、藤井が凡退し先制後のチャンスを活かせない。 2回、簡単に二死を取るが、3人目の打者にライト前ヒットを許す、硬いグランドに跳ねたボールを内藤が後逸。後逸したボールを追う内藤に、内藤らしいスピードを感じない。打者に3塁を楽々与え、続くバッターにレフト前タイムリーを許し同点とされる。ミスは仕方ない。しかし、ミスの後処理は、尾州グラウンドでの練習ノックをどう処理してきたかが表れる。公式戦の1点は致命傷ともなる。 3回裏、臼ヶ谷が初回に続き、左中間を破る二塁打で出塁、更に足で見せる。相手ピッチャーのモーションを盗んだ三盗が悪送球を誘い再び尾州先攻する。 4回先頭、藤井四球で出塁すると牽制悪送球で無死2塁のチャンス、ここまで守備で好プレーを重ねる神田が、体のキレの良さをセンター前タイムリーで感じさせる。更に四球でチャンスを広げ、内藤が内藤らしい綺麗なセーフティバントを決めると相手守備も乱れこの回3点を奪い、愛知尾州が優位に試合をつくる。この日も40度に迫る気温の中での試合、集中力も気を許すと途切れ、試合結果を左右する。試合は先発浅井が尻上がりに調子を上げ2回以降ゼロを並べる。攻撃陣も得点を積み重ね、6回、神田、内藤のヒットでダメ押し点を取り試合の勝利を決定づける。 最終回、浅井から曽根にマウンドを繋ぐが、暑さのせいかいつもと違い体が重い印象。先頭打者に四球を出したところで落合へ緊急で繋ぎ、2点を奪われるもその後を抑え逃げ切り勝利。曽根には、明日の試合でリベンジして貰いたい。 この試合、最高のファインプレーはベンチでスタンバイする選手全員。出場するメンバーに席を譲り、「水分取れよ」と声を掛ける服部。グラブやボールを準備し「頑張れ」と声援を贈る岡元、小島。怪我でユニホームを脱ぎ炎天下でボールボーイを買って出てくれる原田、和田。サブキャッチャーとして汗だくで準備する小島。暑いこの試合に24人全員で戦う。試合に出ているメンバーも、全員で戦っていることを忘れずにプレーすれば、集中力を欠くプレーは出来ない。全員の想いが暑さを忘れさせ、熱く集中した試合をつくる。愛知尾州ジュニアは一人一人が繋ぎ、試合をつくり、勝利へと繋ぐ野球。さぁ、僕らの暑い夏がスタートした。岡崎に、三輪目の大きな花火を打ち上げたい。(FJ)
個々の課題と向き合い、前へ進んで行こう!! 【投-捕】曽根、船橋、江﨑-落合、自見、藤井 【三塁打】内藤 【二塁打】藤井 2回戦を勝利し約40分のインターバルの間に昼食を済ませ3回戦を迎える。これからレギュラーチームとなり様々な大会へ挑むが上に行けば行くほど、このように短時間の中で食事や休息を取りコンディションを調整しなければいけない場面は増えてくる。この経験も後にきっと君達の大きな力になるであろう。 3回戦、対戦相手は中濃ボーイズさん。先週の美方レインボー大会準決勝で最終回に明暗を分け苦杯を舐めた相手である。13:40気温もぐんぐん上がる中プレーボール。 先発は前回同様曽根。先頭バッターを空振り三振とし幸先の良いスタートではあったが続くバッターに四球を与えてしまう。続くバッターをセカンドゴロに打ち取るもファンブルでオールセーフ1死1、2塁となる。続く4番バッターをショートゴロに打ち取り6-4-3とボールを回すが1塁セーフ、その間に2塁ランナー生還し1点先制を許す。 中濃ボーイズさん先発投手も先週と同じ。ぜひともリベンジしたい。先頭臼ケ谷が早速ストレートの四球を選び出塁。すかさず盗塁を試みるもOUT。続く内藤、右中間を破る3塁打でチャンスを作る。1死3塁。3番渡辺初球をセカンドゴロ、4-3送球の間に3塁ランナー内藤ホームを狙うがOUTとなる。 2回両チーム無得点で3回を迎える。この日好調の落合がデッドボールの影響も有りベンチへ下がる。 3回表、三振と内野ゴロで簡単に2死を取るも次の打者に四球を与える。すると相手3番打者に左中間を抜ける当たりを打たれ1塁走者生還、さらに次の打者にワイルドピッチ等絡め追加点を与えてしまう。 3回裏、先頭藤井がサード強襲ヒットで出塁、続く田頭も内野安打で続き0死1、2塁。自見が四球を選び無死満塁のチャンスを作る。打順はトップに帰り臼ケ谷。ここもストレートの四球を選び押し出しで1点を返す。続く内藤のセンターフライを落球、2人が返り同点とする。イケイケの雰囲気ではあったが後続打ち取られ同点止まりとなる。 4回表、試合を振り出しに戻した大事なイニング。曽根はヒット1本許すも落ち着いて後続を断ち無得点に抑える。するとその裏、1死後7番藤井の放った打球は左中間を破り、ワンバウンドでフェンスに届く2塁打!そして3塁への盗塁の間に捕手のエラーを誘い逆点のホームを踏む!!守備陣を大きく交代し5回を迎える。 5回表1死後から四球を与え1死1塁。盗塁後ワイルドピッチ、送球エラーで四球のランナーを返してしまい同点。更にサード強襲の当たりから出塁、内野安打、ライト前ヒットと連打で1死満塁。ここで相手5番打者にエンタイトルツーベースヒットを打たれ2点献上、さらに連打を浴びこの回6失点とされる。 その裏愛知尾州ジュニアの攻撃は、1死後から内藤が四球を選び、さらに2つの盗塁を決め1死3塁。ショートゴロの間に本塁へ帰り1点を返す。 6回表ピッチャー船橋に交替。相手上位打線も3人でしっかり押さえリズムを作る。すると6回裏、中濃ボーイズさんも投手交代。先週も対戦した長身の右投げ本格派投手。なんとかリベンジを果たしたい愛知尾州打線ではあったがこの回3人で打ち取られる。 最終回、ピッチャー江﨑が登板。1死からセンター前ヒットを許すも続くバッターを4-6-3のダブルプレーで嫌な流れを断ち切る。 その裏愛知尾州は代打攻勢。しかし力及ばず三者連続三振に抑えられゲームセットとなった。 惜しくも2大会続けて同じチームに敗戦し優勝を逃してしまった。しかし、試合の経験数が増えるにつれ、試合前の準備や動き、選手チェックに向けた整然と並べられた道具を見たときに確かな成長を感じ取ることが出来た。 現時点では、時にものすごく個のレベルの高い選手と対戦する事もあるだろう。しかし、野球は1人対1人のスポーツでは無い。現レギュラーチームも含め多くの先輩たちが付けてきた胸の赤いマーク「AICHI Bisyu」。監督から言われた様に、相手もその赤いマークを意識している。そのマークに心から自信が持てる様、誇りが持てる様、個々の課題と向き合い、これからしっかりと練習を積み重ねて行こう!!(FT)
【投-捕】浅井-落合 【二塁打】渡辺、落合②、曽根、神田 東海地方の平年の梅雨明けは7月21日。今年は12日早く7月9日に梅雨明けが宣言された。下呂大会2日目、この日の下呂の最高気温は37度と発表された。今年100回記念大会となる高校野球も各地区予選が開幕。野球人にとってはまさに暑い熱い夏が幕を開けた。 2回戦の相手は岐阜南ボーイズさん。キャプテン落合はじゃんけんに勝ち元気よく後攻を選択。11:30プレーボールがかかる。 先発の浅井、ボール先行の苦しい立ち上がりの中1死後内野安打を許す。続くバッターにライト前ヒットを打たれ1死1、2塁となるも4番打者を6-4-3のダブルプレーに打ち取り全力でベンチへ走る。 好守で波に乗りたい尾州はその裏1番2番凡退の後、3番渡辺レフトオーバーの2塁打を皮切りに、4番落合5番曽根の連打で先制点をあげる。続く浅井の打球をセカンド後逸、その間に2塁走者落合がホームへ帰り2点目をあげる。 2回、3回と、ピッチャー浅井は四球、単打はゆるすもテンポの良いピッチングで無失点に抑える。すると3回裏、追加点が欲しい愛知尾州は1死後3番渡辺の内野安打から盗塁を決め1死2塁のチャンスをつくる。迎えるバッターは4番キャプテン落合。1B1Sの3球目、左中間を真っ二つに破るタイムリー2塁打。さらに5番曽根がレフトへ痛烈な当たりの連続タイムリー。ここで岐阜南ボーイズさん投手交代で後続を抑える。 4回、5回も浅井、尻上がりに安定感増し無得点に抑える。5回裏、先頭の落合、この試合猛打賞となるライトオーバー2塁打、すると5番曽根も続けとこの日3本目のヒットでチャンスを広げる。続く浅井はフルカウントから四球を選び無死満塁。ここで愛知尾州ベンチは代打神田をコール。神田は1Sからの2球目臆することなくフルスイング!見事三塁線を破る走者一掃のタイムリー2塁打を放ち3点追加。規定によりコールドゲーム成立となる。 先発浅井が良く投げ切り、クリーンアップを中心に良く打った。先制・中押し・ダメ押しとまさに理想の展開となった。流れをこのままに、次戦は先週美方レインボー大会で敗戦した中濃ボーイズさん。いざ、リベンジへ!!(FT)
【投-捕】江﨑、船橋、宮島-落合 【本塁打】内藤 【三塁打】渡辺②、田頭 【二塁打】落合、藤井、神田 豪雨が襲った高山、下呂へ向かって車を走らせると、道の脇には、崖崩れや工事が見られ被害の大きさと地域の皆さんの苦労が感じられる。そんな中、大会のグランドを準備し、参加チームの行き、帰りの行程を逆に心配頂き、同じ野球というスポーツに携わる仲間の存在に感謝しかない。今回の下呂大会、初夏の濃い緑と真っ青な空の下、愛知尾州ジュニアチームも目標に向けたスタート、山々の緑のように若い力から、強い力に変化を求められる愛知尾州ジュニア。試合前、藤川監督から積極的に初球から打ちに行くこと。積極的な走塁を確認する。 愛知尾州先攻で試合開始、一死後、スピードをかわれて2番起用の内藤が初球を右中間へ運び、2塁、3塁とスピードアップしランニングホームランで先制。その後、二死から落合、曽根、浅井と連打で、2点を追加する。 先発を任された江﨑は1回を3人に抑えるが、7人中5人の初球ボールからの入りを今後へ課題として残す。守備では、セカンド先発の一年田頭が、センター前に落ちそうなフライを走り攻守し、ハツラツとしたプレーで相手にチャンスを与えない。 3回、先頭渡辺がライト線へ運び、こちらもスピードで無死3塁を獲得する。落合のタイムリーで追加点を取り、更なるチャンスも浅井の打球はショートへのライナー、二次リードを大きく取っていた落合が刺されチャンスが途絶えたかと思われたが、田頭のレフト後方への飛球がラッキーな形で、3塁打となり追加点を加える。 江﨑からバトンを受け取った船橋も小気味よい投球でゼロを並べ、活躍の内藤がネイマールばりの派手なダイビングキャッチで、投手陣に力を与える。 5回には代打の田村、垣花、途中出場となった神田が猛アピールし4点を奪う。 最終回は宮島が三人で抑え、江﨑、船橋、宮島の3人で完封リレーでコールドゲームで勝利となった。 しかし、まだはじめの一歩、感謝を忘れず、やるべき事をやる。今日は、自分達のことで精いっぱいな野球。先輩達に一歩でも近づくためには、イニング途中全力で守備位置まで走るなど愛知尾州の先輩達が実行してきた当たり前なことを当たり前にやること。今回の下呂大会も、美方レインボー大会に続き、先輩たちが優勝として築いて来た道、同じ道を愛知尾州ジュニアチームらしく目標に向けてスタートを切った。道には、苦しいことや辛いこと、楽しいことばかりではないが、全員で競争し同じ目標を全員でゴールしたい。全員の気持ちが一つになった時に濃い赤色達が、目標をゴール出来る。(FJ)
【投-捕】曽根-落合 【二塁打】曽根 5月大会2日目、雨天により本日へ延期された美方レインボー大会。昨日までの大雨の影響も心配されたが雨も上がり最高のグランドコンディションにて大会2日目を迎えることが出来た。大会運営の美方ボーイズさんをはじめとする皆様のご尽力に感謝し、西日本豪雨の被害にあわれている中学球児にお見舞いの念を持ち本日ここに野球が出来る事への感謝の気持ちを持って挑んで頂きたい。 11時21分プレーボール、先発は公式戦初先発となる曽根。先頭バッターをファーストゴロに打ち獲り1アウト。そのまま乗って行きたいところではあったが、続くバッターにセンター前ヒットを浴び、四球、進塁打で早くも2死2、3塁のピンチ。続くバッターの強い当たりをショートが好補球、しかし一塁への送球がそれ1点を先制される。 1回裏、岐阜中濃ボーイスさんの先発は右のサイド。コントロール良くストライク先行のピッチングに後攻愛知尾州は3つのフライで三者凡退に終わる。 2回、両チーム無得点とし3回を迎える。 3回表先頭バッターに2塁打を浴びる。続くバッターにきっちり犠打を決められ1アウト3塁。続く打者を打ち獲るもライト線を破るタイムリー3塁打を打たれ、さらに中継の乱れによりバッターランナーを還してしまい2失点。流れが相手に行きかけたその裏。先頭の自見が死球を受けすかさず盗塁。続くバッターも四球を選び、2番渡辺がきっちり犠打を決め1死2・3塁。2死後さらに藤井が足に死球を受け満塁となる。そして、この日初先発の曽根が自らのバットで3塁線を強烈に破るタイムリー、死球の影響残る藤井も懸命に走り走者一掃で同点に追いつく。 4回、2死1、2塁のピンチを背負い、続くバッターに三遊間を抜けるレフト前ヒットを打たれるもレフト浅井の好返球で本塁捕殺!ピンチを逃れる。 その裏、岐阜中濃ボーイズさんは投手交代。右投げ本格派の大型投手。立ち上がり四球を選ぶも後続が打ち取られ無得点で終える。 5回6回と両投手が好投し息をのむ投手戦となり7回最終回を迎える。 7回表。先頭バッターを三振に獲るも次のバッターを四球で歩かせる。迎える3人目のバッターは3B2Sと追い込むも打撃妨害により出塁。1死1、2塁のピンチに4番打者にセンターを抜ける当たり!!しかし、センター臼ケ屋好返球で本塁捕殺でピンチを救う!!その時相手走者とキャッチャー落合が交錯し治療の為時計が止められる。しばし中断の後再開。水谷監督はマウンドへ行き選手に激を飛ばす。迎えるバッターの初球、待っていましたとばかり曽根の変化球をフルスイング、打球は痛烈にレフト線へタイムリー、1点勝ち越される。後続は意地の3球三振!!最終回に望みを託す。 最終回、逆転サヨナラを狙う愛知尾州は代打塩瀬。キレのある速球をファールで食い下がるも落差のある変化球に三振。先ほど好返球の臼ケ屋はフルカウントから四球を選ぶ。その後臼ケ屋、盗塁成功に相手送球エラーも誘い1死3塁のチャンスを作る。1B2S、ベンチからのサインはスクイズ。しかし、難しい球ではあったがバットに当てられず三振、走者もアウトとなりゲームセット、準決勝敗退となった。 試合後、水谷監督、東コーチから厳しい指導があった。私も拝聴したが、決して難しいことを話した訳ではない。むしろ当たり前のことを伝えている。ただ今回の試合は、その当たり前のことが出来ていない場面が多かった。負けに不思議の負けなし。後2ヶ月、ジュニアチームとして試合が続く。しかしその後君たちはレギュラーチームとなる。いわば38代目の愛知尾州の顔となるのだ。今一度、技術よりももっと基本に立ち返り、野球と自分に向き合って有意義な2ヶ月を送って頂きたい。そして大きく成長し、輝かしい実績を作り、来年はこの福井の地でレギュラーチームとして22名全員で優勝旗を奪取しよう!!(FT)
【投-捕】服部、浅井-曽根 二回戦。共に同球場にて勝ち上がった愛知尾州ボーイズと富山ボーイズさんとの戦い。1試合目よりも気温も上がりまさに野球日和。富山ボーイズさんは第2試合、第3試合の連戦となる。愛知尾州も第2試合中、食事を済ませランニングでしっかりと汗をかき準備は万全である。試合開始は14時55分。 先行の愛知尾州、1回表、2死からランナーを出すも盗塁失敗に終わり無得点。その裏、先発の服部が先頭打者にレフト前ヒットを打たれると次の打者に初球をきっちり送られ1死2塁。続く打者にライト線へタイムリー2塁打を許し先制される。4番打者を打ち取るも次の打者に内野安打を許し2点目を献上する。 取られたら取り返す!!2回表、1死の後連続四球でランナーを貯めると7番曽根が単打で1死満塁のチャンスを作る。8番豊倉がライト前に渋く運び1点を返す。ベンチは早くもここで代打浅井を送る。浅井は見事に期待に応えセンター前に逆転の2点タイムリー!その後ランナーのまずい走塁死もあったが内藤のサード強襲ヒットと相手のミスにも助けられさらに追加点を挙げる。 2回裏代打の浅井がそのままマウンドへ。四球とふたつのエラーで無死満塁の大ピンチ。ところがここでしばしの中断の後、球審からコールされた内容は「没収試合」による愛知尾州の勝利。内容については触れないが、なんとも言い難い形でのゲームセットとなった。 試合内容については反省すべき点も多い。ミスやエラーはついて回るスポーツ。大切なのはその後の切替であろう。実戦で学ぶ事は多い!22人で戦っているということを忘れずに、周りを信じて周りで助け合って準決勝に挑もう!! 選手たちがひとつの試合に臨むにあたり、大会主催者の方々の準備運営等の多大な御苦労の元、我々チームも指導者、父母会、スタッフのそれぞれが役割を全うし試合は成立する。今後1試合でも多く選手たちに熱い戦いで完全燃焼してもらえるよう、私も今一度初心に帰り、それぞれの役割を見直し、支える側もさらに緊張感を持って試合に臨もうと強く再認識させられる試合となった。(FT)
渡辺 大技小技、猛打賞&スクイズ! 【投-捕】原田-曽根 【三塁打】浅井、渡辺② 清々しい五月晴れの本日、記念すべき第10回美方レインボー大会の開会式が美浜総合公園野球場にて盛大に開催された。愛知尾州ジュニアチーム、新2年生となって初めての宿泊遠征となる今大会。昨年、チーム史上初の連覇を成し遂げた大会である。 開会式を終え試合会場へ移動。会場は2年連続で決勝を戦った上中球場。今年は3連覇という偉業に水谷監督、東コーチ、22名の選手、そして早朝から熱い応援をして下さる父兄さんのチーム一丸となり挑もう!! トーナメント戦においてとにかく難しいのが初戦。移動後30分後のプレーボールとの連絡に東コーチはじめチームが慌ただしく準備を始める。初戦の対戦は岐阜ボーイズさん。10時20分愛知尾州後攻にてプレーボール。先発を任されたのは原田。先頭バッターのショートゴロを渡辺が軽快に捌き1死。次の打者の打球はセカンドへ、セカンド小島が後ろへはじくもライト浅井が突っ込みライトゴロ、ナイスプレーで2死! 3番打者の打球もセカンドへ、今度は小島落ち着いて捌きチェンジとなる。 1回裏、早速愛知尾州にチャンスが訪れる。1死後2番渡辺ライト前ヒットで出塁。その後牽制エラーも有り3塁へ。3番浅井が選球よく3B1Sから左中間へタイムリー3塁打で先制!! 2回表、岐阜ボーイズさんも反撃へ。先頭打者ヒット出塁。すかさず盗塁を決められ2塁へ。そしてライト線を抜けるタイムリー2塁打により1-1の同点とされる。なおもランナー残すも原田が踏ん張り最少失点で抑える。 2回裏、愛知尾州は得点圏にランナー進めるも得点ならず。 3回表、原田テンポよく空振りの三振二つを含む三者凡退に抑えリズムを作る。すると3回裏、先ほどヒットの渡辺がセンター横をライナーで抜ける3塁打。続く浅井がきっちりセンターへ犠飛を放ち勝ち越し点を入れる。 5回裏、1死から臼ケ谷がライト前ヒット、その後盗塁を決め1死2塁、さらに牽制エラーを誘い3塁へ。そこでベンチは本日大当たりの渡辺にスクイズのサイン。俊足の渡辺、1点をもぎ取り自らも生きるナイスバントでさらにチャンスを繋げる!続くバッター四球の後、神田がレフト前へタイムリー!ここで代走内藤が盗塁成功!さらに5番藤井がセンターへ犠飛で1点追加! 6回表、エラーと長打で1点返されるが最少失点で切り抜ける。 6回裏、2死から曽根ヒットで出塁、パスボールにて進塁。そこで代打田村。サードゴロも懸命に走り悪送球を誘い1点追加!続く臼ケ谷が内野安打。すると今日はこの人!渡辺が右中間へタイムリー3塁打!最後は浅井が右中間へタイムリーヒットを放ちコールドゲーム成立となった。 先発の原田が初回より落ち着いて完投、ゲームを作った。6回裏2死ランナー無しからの4得点の集中力は素晴らしかった。難しい初戦を勝利した愛知尾州ジュニア。試合には勝ったが岐阜ボーイズさんのベンチでの姿勢は大変見習う事が多かった。1球1球に対するすべての選手の声掛けや集中力、試合後のグランド整備。試合前、東コーチよりグランド内での準備や動き含め細かな指導があった。水谷監督からもあったが、先輩方の伝統実績も有り、少なからず注目されている。愛知尾州ボーイズを胸に付けて行動している以上、すべての行動に責任を持ち、先輩たちの伝統を守り汚さず、実績は超えて行ってもらいたい。今大会みんなで学んで成長して行こう!!(FT)
藤井 特大の先制ホームラン! 冬錬 突入! 心も身体もたくましく! 【投-捕】和田、浅井、船橋-落合 【本塁打】藤井 【二塁打】内藤、落合 京都南山城ボーイズ一年生大会も数えて10回目、節目の年を迎えた、今回63チームの参戦となり、大会規模の大きさと運営される関係者のご苦労がしのばれる、公式戦の経験が少ない一年生にとっては大変貴重な機会、こういった大会を運営いただく主催者さんに感謝するとともに、末永く続けていただけるよう、また参加させていただくよう祈念する。 京都南山城ボーイズさんのチーム名にある山城は、愛知県に尾張と三河があるように明治維新までの京都府南部の地名である、現在では京都・奈良・大阪の三地域にまたがる地域であり、京阪奈を結ぶ拠点となっており高速道路建設が今でも多く、交通の要所でもある、北に京都府宇治市、西に大阪府枚方市や淀の京都競馬場、南に奈良県奈良市を望む、今年京都は、坂本竜馬没後150年、来年は明治維新150年と多くの節目を迎える、150年前まで天皇が鎮座されていた場所である、“鳴くよ うぐいす平安京 ”の794年から1070年あまりの長きにわたり首都であったこの京都、63チームの頂点を目指して愛知尾州一年生が二個目のタイトルを狙う。 開会式会場の山城運動公園太陽が丘球場、心配された天気は無風で多少の曇天ではあるが絶好のコンディション、前年優勝の愛知県西支部、東海中央ボーイズを先頭に41番目となる愛知尾州一年生ナイン、前回のアシックス大会はセンター方向からの行進、今回初めてライト方向入場口から一周する行進となったが立派に凛とした行進ができて合格点!あっぱれであった! 移動してきた城陽市総合運動公園野球場、今日は3試合、第一試合は京都府支部綾部ボーイズと岐阜県支部岐阜中央ボーイズの戦い、両チーム点の取り合いから綾部ボーイズが逆転勝ち、昼食を早めのとって12:40に奈良県支部の名門、強豪の橿原ボーイズと対戦となった、アシックス大会で愛知県西支部の頂点に立った愛知尾州、落合キャプテン試合前ジャンケンに勝って迷わず後攻を選択、先発はサウスポーの和田、慣れないマウンドかもしれないが充分に足場を固めて投ずる、ボールが二球続いたが内野陣の声掛けで落ち着いたか三球め浅いライトフライを内藤がキャッチしてワンアウト、続く二番をショートゴロ、三番を得意のカーブでひっかけさせてファースト神田への正面のゴロ、不規則なバウンドをガッチリさばいて三者凡退、全員が全力疾走でベンチに戻る。 その裏橿原ボーイズ先発サイドスローの右腕に渡辺ショートゴロ、内藤スイングアウトの三振、落合フォアボール、神田サードゴロとこちらも無得点、凡退した内藤に今日急きょベンチ入りの塩瀬コーチより変速右腕のタイミングの取り方について檄がとぶ、初回は互角、二回和田に勢い、四番・五番を追い込んで連続三振、逆に下位打線にフォアボール、レフト前ヒットをあびるが切れ味鋭い変化球で今日二つ目のファーストゴロ、ここも神田慎重にさばいてスリーアウト、その裏先頭藤井が二球目をたたくと滞空時間の長い打球がレフトスタンドに飛び込んであっという間の先制劇、その後もランナー出るが盗塁死で1点どまり、点をもらった和田の投球に注目が集まる、二巡目の橿原打線、ヒット二本にデッドボールでツーアウトフルベース、粘られた五番打者への8球目渾身のストレートで空振りを奪いピンチ脱出!その裏ツーアウトから第一打席三振の内藤が今度は見事に三塁線を破るツーベース、四番落合に期待がかかったがサードゴロでツーアウト、和田同様に橿原先発投手も踏ん張って試合は壊さない。三回終了40分、早いペースで試合が進む。 四回、橿原攻撃で先頭打者にヒットが出ると佐藤監督、和田から浅井へスイッチ、一塁けん制悪送球でピンチ、ここでセンターオーバーのタイムリーが出て同点、真っ直ぐ主体の浅井に橿原打線が目覚める。その裏愛知尾州無得点で四回終了1-1のイーブン、五回橿原が勝ち越すと、橿原勝ちパターンの継投で左腕投手の登場、初回からブルペンで投球練習で愛知尾州三者凡退、六回愛知尾州も継投で船橋の登板、東海中央戦完投から一週間、先頭三振、そしてフォアボールの後にセカンドゴロ、小島→渡辺→神田への素早いプレーでダブルプレー完成、ピンチの芽を摘み取ってリズム良く攻撃に入る。 六回裏先頭落合にセンターオーバーツーベース、送りバントがしっかりできる四番の神田がきっちり決めてワンアウト三塁のチャンスにこの試合当たりに当たりまくる藤井に特大のセンターへの犠牲フライが出て今度は愛知尾州が粘って追いつく、先々週からの公式戦、四番神田が送りバントを決めれば必ず得点となっている、送りバントは地味なプレーではあるが初球にキチンと決めることで攻撃がつながることは言ううまでもない、打点1に値する送りバントであると付け加えておく。 最終回ともに無得点、ここで芝池プレートアンパイア、両軍にタイブレイクの指示、ワンアウトフルベースからの開始となる、ボーイズリーグでは当たり前のことだが2020年東京オリンピックに向けても国際試合でも採用され、つい先日の日本VS韓国戦においても開始場面のシチュエーションは異なるが決着をつけるには最善の策、抽選よりはるかに良い方法と言える。先ずは橿原、船橋にフォアボールは出してはいけないという意識が先行した連続のフォアボールで2点、さらにタイムリーが続いて2点、4点のビハインドで愛知尾州の攻撃へ、やはりフルベースは投手が苦しいか、先頭打者曽根がフォアボールで1点、ここから期待のクリーンアップも落合、神田倒れて万事休す、3-6で第10回京都南山城ボーイズ一年生大会一回戦敗退となった。 アシックス旗大会優勝のタイトルホルダーとしては、悔しい結果となった、ボクシングで言えばチャンピオンとなり初防衛戦で負けてしまったようなもの、防衛を二度三度続けることでチャンピオンとして認められる。今回早朝の集合から遠路の車中、開会式参加、そして時間の空いた第二試合、そしてタイブレイクと初めて経験することばかり、今後これを当たり前のこととして受け入れて、結果を出していかねばならない、最後の本部挨拶においてグランド担当の京都府支部綾部ボーイズ福井代表さんより “ナイスゲーム!”の言葉をいただく、ゲーム内容も最後点差はついたが1を争う好ゲーム、よく粘れた。それよりも頼もしかったことは試合中も全力疾走が出来て、よく声もでていた、この初心の気持ちを忘れずに冬の鍛錬期間を過ごせば、自ずと結果はついてくる。そしてこの二週間、早朝より遠路頑張っていただいた父兄さんに感謝する心を常に持つこと。それが上達への近道である。(W)
【投-捕】宮島、和田、服部、船橋-落合 【本塁打】落合、藤井 【三塁打】神田、原田 【二塁打】渡辺 今年の野球は雨にたたられている、記憶に新しいセントラルリーグのクライマックスシリーズは、ファーストステージの甲子園球場、阪神VS横浜DeNAの戦いは、まさに相手と戦う前に雨と泥との戦い、さらにファイナルステージでは順延が続くという異常事態、本来屋外スポーツではあるが各地でのドーム球場が建てられて、屋外スポーツという意識が多くの方々の中には薄れているかもしれない。春に行われた春季全国大会は開会式が雨の中、そこから二日間の順延、さらに中学生の硬式野球日本一をかけたジャイアンツカップも雨、雨、雨での順延、ボーイズリーグ連盟主催の中日スポーツ杯中日本ブロック選抜大会も二週にわたる台風の影響で11月下旬に順延、ふりかえってみれば愛知県西支部においても春のスポニチ大会、秋のミズノ大会がともに雨にたたられ開会式を屋内で行う等、天気に嫌われた一年であったと言っても過言ではない。 今回主役の一年生においても初めての参加で楽しみにしていた若狭高浜大会がやはり台風での中止、試合をやりたいと思う気持ちばかりが先行していたがようやく巡ってきた本試合の公式戦、当然雨が心配されたが11月4日の開会式は、おかげ様で好天に恵まれてグランドを提供いただいた菊華高校さんのグランドで佐藤コーチの厳しい指導の中、何度も練習した入場行進が立派にできた。初日に試合は組まれていないが既に試合は始まっている、その気持ちを忘れず三年生の夏までの期間、人間力を磨いていこう! 降り立った名古屋旭丘ボーイズ専用球場、11月5日は3試合が予定されている。第一試合は、初日毎回得点の15点圧勝の愛知知多ボーイズと愛知長久手ボーイズの対戦、7-4で愛知長久手の逆転勝ち、来週の準々決勝進出となった。試合制限時間の2時間一杯をつかって時間切れとなる、試合前ジャンケンで勝った落合キャプテン、迷わず先攻を選択、予定時刻を34分オーバーして11:34に第二試合が始まった。 いきなり愛知尾州にチャンスが巡る、先頭渡辺が相手名古屋旭丘先発左腕投手の立ち上がりの動揺をついてフォアボール出塁、スチールの後に、二番小島の送りバントへの反応が遅く、記録は内野安打で一・三塁、三番落合のレフト前タイムリーで早速の先制点、四番神田、打ちたい気持ちをグッと我慢の送りバントでそれぞれ進塁、続く原田のセンター前タイムリーで小島・落合生還、神田の送りバントが効いた。まだ終わらない、曽根のデッドボール出塁から挟殺プレーの間に原田生還、初回に4点の先制で主導権を引き寄せる長い攻撃となった。 先発宮島、緊張のその裏もショートフライ、セカンドフライと球威が勝り、力にないフライで打ち取る、三番打者にツーベースをゆるすが四番打者をショートフライで打ち取って上々の立ち上がりとなる。 二回の愛知尾州は長打で攻める、ワンアウト後に一番に戻って渡辺レフトオーバーツーベース出塁、ツーアウト後の三番落合レフトオーバーの2ランホームラン、さらに神田のライト線へのスリーベース、原田のタイムリー、藤井がとどめを刺すレフトオーバー2ランホームラン、この二回は長打で5点の追加、勝負の分岐点は大きく愛知尾州に傾く。 二回からは佐藤監督継投に入り左腕和田の投入、ツーアウト後にセンターオーバーヒットをあびるが臼ヶ谷からセカンド小島へドンピシャの送球で二塁でタッチアウト!流れは渡さない。 三回にも愛知尾州に追加点、相手エラーもあったが圧巻は原田の速く鋭いライナーがセンターを越えた瞬間に勝負有り。三回表を終わって14-0の一方的リード、三回服部、そして四回船橋と盤石の継投、15-0での完封リレーで準々決勝進出となる。 中学生らしく、また一年生らしく初々しく戦ってくれたことに今日は及第点、球場入りから本部挨拶、選手審査そして試合と落合キャプテンを中心に全員が頑張ってくれた、勝ち負けも大事だが周りがみているのは、元気で素直な中学生らしさ、そしてテキパキとした振る舞いである、ようやく始まった公式戦、この緊張感が練習試合では味わえない、しかしそれが自分たちを鍛え、成長させてくれる。(W) ↑このページのトップへ
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